2011-10-30(Sun)

たこ焼き

10月30日(日)

朝から一日雨である。
しとしと、さあさあと降る秋の冷たい雨。うちの場合熱がこもって暑いので、窓を開けるとひんやりした空気が入ってきて心地良い…と思ってたらけっこう寒くなってきた。ノートPCを専用のホットカーペットのように使っていたユキも、ソファに転がっていると脇の下に顔をねじ込んでくるようになった。

先日送ってもらった水ダコ。冷凍のものを解凍して食べる、それを再度冷凍すると格段に鮮度というか食感、味そのものが落ちることを知っているので、残りはとりあえず次は火を通す用だな…と思ってぶつ切りにして冷凍した。
今日はつつがなく日中〜夜まで平穏に読書などをして過ごし、昼はオムライス、夜は卵入りのマルタイ棒ラーメンを食べて、途中東京の友人兼お仕事の有り難いクライアント様と漫画話から政治談義まで長電話。
あれやこれやで夜になって、このまま寝ようかと導眠剤を飲んでからボーッと考えてしまう。
うーん胃酸過多防止の薬ここで飲むか、朝の嘔吐感は嫌だがここで何か食っといて消化剤飲んで寝ても同じようなもんだろう、いや同じじゃないけど今ここにある軽い空腹感をどう満たせばいいのかな…とかよからぬ事を考え始める。
蛸は足一本を二日で刺身にて堪能した。
しかし食いきれないので残りをぶつ切りにしてとりあえず冷凍。

――ふむ。

焼いたわたこぶつを解凍して鮮度の悪い突き出しやメニューとして出す店はいくらでも見てきたが、生食で食える鮮度のものを再度冷凍したら、常識的に次は加熱だろう。

加熱…蛸ブツ…か。

お好み焼き用の粉も卵もある。先日煮豚〜豚汁の流れで昆布とかつおでいいダシも取って、ペットボトルに余った分をとってある。
揚げ玉や干し海老、紅ショウガは常備してある。キャベツはちょうど4分の1を買って付け合わせにした残りがある、そして何より、冷凍庫には小分けされた山芋のの摺りおろしがあるのであった。
当然青のりおかかおたふくソースは関西に住んでいる以上は味噌醤油と同等レベルでの常備品、もうタコヤキ作るしかないではないか。

…とか思いつつ、粛々と布団に入り寝る…という人格は持ち合わせておらず、結局たこ焼きを作り、ビールを飲んでしまった。
外はカリッと中はフワッと、なかなかに理想的なたこ焼きが出来た。そしてビールがうまいに決まっている。この時点で12時ころだったが。

不惑を過ぎてから、惑わずに正直に生きようと思いました。はい。
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2011-10-28(Fri)

食欲の秋

10月28日(金)

というわけでここ数日の。
煮豚
煮豚。和風コンソメ味で、スープがたまらなくうまかったです。


とん汁
煮豚の余り、からの…とん汁。汁がたまらなくうまかったです。
スープと肉がちょっと残ったので、新たにしめじや大根人参、何と言ってもこの時期うまいじゃがいも!!!を足して作った。鍋一杯。一人で食いきれないのでZiplockに小分けして冷凍。冷凍する時はなるべく空気を抜いて袋をひらべったく、凍る時間をいかに短くするかが勝負ですよ奥さん。(解凍する時もパキンパキン折れるから時間短縮になります)




あと! 昨日、北海道時代の友人から「おすそわけだから少量ですまん」と言いつつ水蛸の足を冷凍で貰いました。ありがとう! めがっさありがとう! いやなまらありがとう!
冗談抜きで寿命が延びます。延びました。
いくつになっても持つべきものは友達。心から感謝します。
水ダコ刺身

今日は実家の母親が南茅部(ミナミカヤベ)の知り合いから頂いたという、すさまじくいい昆布が届いた。
お袋は油彩を趣味でずっと描いているが、その絵を欲しいという人がおり、もちろん無償で差し上げてきたところ、御礼で昆布や魚を送って下さるのだそうだ。
量的には個人しかも一人所帯では多いし、質的にも素人料理ではとても活かしきれないので、近いうちにお世話になっている「明青」さんに持って行くのだ。ていうかお袋が「持っていきなさい」と言うのだし。
京都は何といってもダシ文化。
関西と関東では水が違うという当たり前の事を大人になってから知り、関西出張や旅行のたび、ちょっとした料理の出しの差、例えばおでん、そばやうどん汁、煮物等など、優劣ではなくその「違い」を愉しんできた。

北海の海で揉まれた最高級の昆布、ダシを引き出すのはやはりプロの料理人じゃないと。
…と言いつつ、一枚(折りたたんであって、半年分くらいある)は自分用。
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2011-10-26(Wed)

豪華な昼食!

10月26日(水)

昨日病院の会計待ちの時、お世話になっている「明青」のおかあさんから昨日電話があり、お店のPCを見に行く予定。

今朝は明け方ぐっと気温が下がった。
うちは何度も書いているようにマンションの上階にあるせいか熱が籠もる感じで、寝室はこのところ窓を少し開けて寝ている。夏用の薄い羽毛布団は抱き枕状に脇に畳んで何もかけずに寝ていたのだが、朝方に足元にいたユキがにゃあにゃあ啼くので布団を拡げて中に入れてやった。
自分もそれがちょうどよくて、そのまま8時頃までうとうと。

午前中にあった作業予定を早めに切り上げて、10時ころお店に電話。11時頃に伺うことになった。Tシャツに薄い長袖シャツ一枚だけで外に出ると、風もやや強く、体感温度はけっこう低い。
歩いている人は冬物のジャケットを着ていたり、マフラーを巻いているおばちゃんもいた。しかし自分は暑がりなので、これくらいが「適温」。自転車でお店に向かう。

ほかほかの湯気@昼食PCの問題は重篤なことではなく一瞬で終わり、久しぶりにお昼をいただくことにした。旦那さんが「ビール飲んでって下さいよ」と言って下さり、用意の間にお刺身をいただいて、生ビールを2杯も飲んでしまった。
もう…昼のビール最高です。
そしていつもながら絶品、素晴らしい食感・味わいのとんかつと小鉢類、ご飯と味噌汁! 日本人に生まれて良かった、京都に住んでて本当に良かった。
普段なら一度に食べられないと思う量なのに、ハイ食べた! ペロッと完食しちゃいました! 調子いいな俺!

11時半を過ぎると常連さんが来たり、9名様ご来店など混んできたので、とっととお暇。


↓?野橋から南を望む(クリックで拡大)。
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2011-10-25(Tue)

低値安定

10月25日(火)

定期受診日。
早めに休んだせいか早朝に目が醒め、かといって起きてしまうほどシャキッとせず、不十分な睡眠で朦朧としたまま7時前に起きた。朝は何か食べると必ず下るので、とりあえず朝のもろもろを済ませた後は横になった。睡眠不足は本当にしんどい。寝ている時間つまり体を休ませる時間が、どれだけ人間に大切かを病気になって実感する毎日。

どんより曇って時々ポツッと雨が来る感じだが、予報だと午後ににわか雨がある程度というので、傘は持たずに出た。
病院へ着き受付を済ませ、採血受付に並ぶと9時ちょい。
並んでる時に何気なく前回貰った今回用の「献体検査案内票」を見ていると、通常の呼吸器内科で発行してもらった一枚に、血液内科で項目追加された一枚、さらに癌細胞がどれくらいの割合になったかを詳しく調べる細かな数値の検査指示票が一枚。難しくて何が何だかわからないが、T細胞系の「CD-数字」などの項目もずらっと書いてある。
今日は遅くなった割には患者が少なく、さほど待たされずに試験管四本採血終了。
そのままレントゲン受付、待合に行くとここはいつもより患者が多かった。レントゲンは早い時間だと受付〜呼び出しまで数分という時もあるが、この日は十分以上待った。撮影自体は数秒で終わり。

いつものように二階の回廊にある外待合に向かうが、何しろ睡眠不足のせいか眠怠い。いつもは行かない自販機のある待合へ行って缶コーヒーを飲んだ。…のに、結局ソファでウトウト船を漕いでしまう。気が付くと40分ほど経過していたので、慌てて呼吸器内科の外待合へ移動。幸い呼ばれてはいなかったようで、10時半ころにちゃんと呼ばれた。

I先生はレントゲンで見る限り肺の経過はよく、新たな異常もなし。ただ採血の結果、白血球数が1100とここ一年では最低なのが心配。他の数値では血小板数が82とやや改善されており、よく血液内科で先生に聞いて下さい、とのこと。
あと、前回(9/20)えらい目に会ったデキモノの方は、絞り出した血膿のサンプルを培養検査に出したところ、いわゆる常在菌以外には特に細菌などが検出されなかった、という。先生も「それがちょっと不思議といえば不思議なんですけどね」とのこと。
まあ若い頃にはさんざん苦しめられたデキモノなのだが、これも体質なのだろうか。
あと傷跡はふさがり平坦になったものの、薄紫色の痕が残ってしまった。
「皮膚の再生能力が落ちてるんでしょうか」と聞くと、
「いや、そういう事はないですよ。これも体質だと思いますね、手術痕もそうでしょう」と言われる。
そういえば俺の場合、上半身はもう人前で服を脱げない状態になっている。帯状疱疹の悪化で背骨から右廻りに足の付け根までケロイド痕が残り、胆石で胆嚢切除をした時の手術痕も刀傷みたいに痛々しいことになっている。
昔からそうだったかどうかは、四十になるまでガキの頃に転んで膝を縫った以外一切手術はおろか入院すらした事がなかったから、よく解らない。ただ思春期のニキビ痕、その後のデキモノの悪化の繰り返しなどを考えると、皮膚が弱い体質であるという事は充分理解している。

というわけでまた吸入薬の処方を受け取り、処置室へ。
顔見知りというほどではないが、何度も顔を合わせている看護婦さんに「あの…」と紙を差し出すと、すぐに「あ、吸入ですね」と言われた。準備を待ち、「電話ボックス」に入って25分間の苦行。
ヨダレだらだら、時々咳き込み、鼻水、涙目、嘔吐感との戦いを終え、血液内科へ移動。受付に前の科の受診を終えた事を連絡し、30〜40分ほど待って診察室へ。

N先生は採血の結果、結論から言えばここ数年の上下の範囲内でしょう、ということ。ホッとした。
WBC1100は低いが無かった数値ではないし、PLTの上昇もほんの少し。LDHが300とここ一年で一番高いが、これも誤差範囲内レベル。可溶性IL-2レセプターの数値はまだ出ていなかったが、この半年の推移を見ても急上昇しているわけでもなし…。
あとは今日検査依頼をした、白血病細胞がどれくらい、どの細胞を冒しているか・どれくらい進行したかの結果が気になるところだが、これは次回。新たな感染もないようだし、引き続いて注意なさって下さい、と言われる。
先日当ブログで教えていただいた漢方の事も伺ってみると、基本的に今飲んでいる薬とあわさって悪い作用が出るものでなければ問題ないという事。
まあ「薬」をたくさん飲みたくないという人もいるし、逆に色々試したいという人もいるから、自己責任ということだろうか。健康な人が免疫力向上のために飲んだりする事と、癌に冒された造血幹細胞が異常細胞という不良品を増やすことで起きる免疫力低下に対処する事と、同じ意味なわけでもない。
漢方は長く飲んで体質を変えたり、うまくいい方向へ誘導してくれたりするものが多い。もちろん頓服だってあるが、漢方については専門の人に聞いた方がいいかも知れないな、と思った。
それにしても、次回の検査結果が気になるところではある。

今日はやはり患者数がいつもより少ないようで、会計も4〜5人待ちでサクッと進んだ。
あとは呼び出し端末に金額が表示されれば清算可能、と座っていたら携帯に着信。「明青」のおかあさんからで、お店のノートPCでちょっと解らないところがあるとのこと、今日は休業日なので明日伺うことにする。
そこから数分待って端末が会計準備が出来た事を知らせてきた。今回の検査の料金は高いと聞いていたが、久しぶりの5ケタ突破。いたたた、と思いつつ精算機に万札を吸い込ませる。

病院を出ると雨の気配はなさそうで、うす曇になっていた。
散歩がてら東大路をしばらく歩いてメガネ量販店へ行こうと歩き出す。東大路は途中歩道が異常に狭い部分があり、自転車がびゅんびゅん通る。うわっ危ねえ! と思って車道側へ避けると、後方からもの凄いスピードで車がすぐ脇を走り抜けていった。あと数センチで跳ね飛ばされるか、ひっかかって持っていかれるところ。怖い怖い。
最近ブレーキのないピスト自転車を街中で乗り回す輩が多いと聞くが、ブレーキの有無に関わらずマナーの悪い奴は走る凶器に違いはない。

さててくてく歩いて行った結果、メガネ屋にはピンとくるものがなく(いいなと思ったのはかなり高く、量販店の売りである安いタイプのものは今一つであった)、東山三条で折り返して戻ることにした。満足稲荷を見たり、完全にただの散歩。
病院まで戻ってきたところで、少し前に膿んだ足の親指が痛くなってきたので、タクシーを拾って自宅近くのスーパーで買い物をし、薬局に処方箋を渡していったん帰宅。ドッと汗が噴き出した。

体調その他全体的に低値安定という感じで、気が付けばもう6年生存しているわけだ。そろりそろりと生きていこう。
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2011-10-20(Thu)

デキモノその後

10月20日(木)

●昼すぎ、友人と話してたら「そういえばあの『デキモノ』はどうなったんですか?」と訊かれた。数日前に実家のお袋から電話があった時も同じ事を聞かれたっけ、そりゃまあ確かに先月の診察日の様子を読んだら誰でも「大丈夫かよこのオッサン」と思うだろう。自分でも痛みを思い出してクラクラするが。

結局、デキモノは抗生物質を出された分一日三度、数日飲みながら消毒・ガーゼ交換を繰り返しているうちに小さくなり、今では凹凸もほとんど無くなった。ただ皮膚の修復が「これで勘弁してください」という形で、ケロイドというか痣というものを残して終了した感じである。

というわけでスマホで撮ってみた。アップにすると気持ちの悪い映像になるので遠目から…ってそれもキモいとか言わないように。
免疫が低下しているし、体の修復能力も落ちているのだろうなあ、と改めて確認する思い。一昨日は左足の親指、爪の付け根が痛いので見て見ると、ホンの少しだが膿んでいる。慌てて消毒して絞り(激痛)、抗生剤入りの軟膏を塗った。幸い一日で完治。
目には見えないものの、皮膚上・体内の常在菌から家の中から、雑菌やウィルスにまみれて生活している。普通の人ならなんでもなくても、自分には何が命取りになるか解らないから怖い。一人バイオハザード状態。
とかまあ、冗談言ってられるうちはいいですね。
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2011-10-13(Thu)

調子

10月13日(木)

最近、調子のいい日悪い日が入れ子で来る感じ。
一昨日は調子が悪く一日ぐったりしていて、昨日はそのせいか早朝に目が醒めてシャワーの後買い物に出たり。

このローテーションで行けば次は調子が悪くなるかと想像し、昨晩は早めに休んだ。幸いまたもや早朝(といっても6時前くらいだけど)に起きてしまったものの、それほど悪くはない感じ。
うどんを食べてしばらくテレビの情報番組系を眺めて休み、仕事をした後は部屋の掃除。とにかくたった一匹でも猫を飼っていると、ちょっと油断すると抜け毛が綿埃化して大変なことになるわけで。

トシのせいもあるのか(笑)、最近特に目の疲労がひどく、仕事以外でモニタを眺めるのをなるべく控えるようにしている。目の疲労は首から肩や腰に来て、それらはまた集中力の持続に影響するので、元々病人ゆえに体力は仕事に温存しなければ…。

仕事といえば、やり取りをしている仲間に、いわゆるアニメやゲーム系のオタク情報に詳しいのがいて、やり取りのたびにこちらが取りこぼしがちなコンテンツのおすすめ情報をくれる。正直ありがたいと思うのだが、レンタルして来ても体力的に見る余裕が最近はない…という感じ。
先日はある方からいただいた詩と小説を読んでいたら、ついつい長時間の読書になってしまって、気が付いたら目がしょぼしょぼ、おまけに立ちくらみまでした。弱りすぎだろう自分。


秋は食べ物がまたうまい季節。
四季それぞれに、なるべく旬の「本当にいいもの」を食べよう…と、連れ合いとよく話していた。もちろん余裕があるわけじゃないので、普段はちょっといい加減に手抜きをしても、季節ごとに一度でもちゃんとした本物を食べよう! 心と体の健康のために…というか。
この秋、秋刀魚は何度か食べた。
まだまだ食べてないもの・食べたいものがある、なんとなくそこら辺をモチベーションにゆるーく日々をそろりそろりと過ごす感じ。

そんなわけでどうにかこうにか、低空飛行ながら生きています。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
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