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2012-07-30(Mon)

体調、波あり

2012年07月30日(月) 京大病院受診日

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2012-07-25(Wed)

歯科・口腔外科

2012年07月25日(水)

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2012-07-23(Mon)

舌好調?

2012年07月23日(月)

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2012-07-22(Sun)

「このマンガがひどい!劇盛」盛況御礼

2012年07月22日(日)

今日は大阪・阿波座のnu thingsさんで、劇画狼(げきがウるふ)主宰のトークイベント「このマンガがひどい!劇盛」にゲスト出演してきた。

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2012-07-21(Sat)

明日、大阪阿波座のイベント見に行ってきます。

あ、一応出演、してきます。呼んでくれたんだし。

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2012-07-20(Fri)

どしゃ降り

2012年07月20日(金)
CIMG4280.jpg

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2012-07-19(Thu)

快方へ向かいつつあり

2012年07月19日(木)

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2012-07-18(Wed)

口腔カンジダ+舌炎

2012年07月18日(水)

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2012-07-17(Tue)

今日は誕生日なわけだが

2012年07月17日(火)

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2012-07-16(Mon)

明日は誕生日なわけだが

2012年07月16日(月)

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2012-07-15(Sun)

ニュチュッとした塊

2012年07月15日(日)

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2012-07-14(Sat)

舌炎

2012年07月14日(土)

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2012-07-05(Thu)

フランドン農学校の豚

長年絶版だった潮出版さんの「宮沢賢治漫画館」全5巻が同時復刻されました。

潮出版さんから2巻だけ2部、「著者献呈分」として送っていただいた。
前回…というか84年のバージョンは赤を基調としたデザインだったのが、今回はタイポグラフィを当時のものを活かしつつグリーン基調に一新されている。

3688_1341446608.jpg

やまだ紫の描いたのは「フランドン農学校の豚」で、作品自体は1984年の作品だ。
これは「宮沢賢治漫画館 第2巻」収録ののち、92年筑摩書房刊行の「やまだ紫作品集 全5巻」のうち4巻に収録された。もちろんそれは初版が売り切れたら「品切れ」という名のまま「ほったらかし」にされていたので、やまだの死後、葬式商売をされないために絶版とした。
従って復刊なった「性悪猫」や「しんきらり」などでファンになって下さったという若い方は、この作品を未見の人も多いはず。(何しろこの賢治漫画館全5巻はその顔ぶれがもの凄く、人気も高かったので古書でも高値がついたほどだったから)
やまだも自作タイトルのパロディにするくらい(鈍たちとやま猫)賢治のファンだったが、あらためて昔の(失礼)漫画家さんて読書量多かったよなあ、と思い返す。やまだは特に詩集、小説をほんとうによく読んでいた。同業者の他の作品を読むことは掲載誌などが送られてくる事や、よほど感性に響くもの以外少なかったように思う。

ちょっと前に漫画家志望の子が「(勉強のために)漫画ばっかり読んでます!」と自信たっぷりにドヤ顔で言うので、「漫画ばっかり読んでちゃダメだよ…」と苦笑ぎみに諭したのを思い出す。そして何というか、申し訳無いがそれだけでもダメなものはダメなのがこの世界。
「才能」というものコレばかりは天賦のもので、もちろんそれを磨き光り、輝きを増すことは出来る。
でも、常人が「読書量」や「努力」、ましてや「絵画技法」さらには「デジタルツールの操作の完璧な習得」で到達でき得るもっとも高いところとは無縁の、もっと上…というより完璧に別な次元にあると、つくづく思います。
…それは自分が挫折したればこそ。長年、「ガロ」ですさまじい「個性」の煌めきに囲まれてきたからこそ。

今回の復刻、部数は多いとは言えないそうだ。
でも、いい本を切らさない…小学館クリエイティブさんもそうだし思潮社さんも有り難いが、そういう「出版人としての矜恃」「誇り」みたいなものが出版文化を支えていると思う。
最近、特に若い世代で「売上げ」だけでその作品の良し悪しを語る人が異常に増えてきた。
昔と違ってネットで割合そういった情報は簡単に素人でも入手できるし、音楽でも本でもドラマでもアニメでも、特にAmazonなどには順位が出たり、オリコンチャートもあるので、「なになには何枚売れたからなになによりも優れたアーティストだ」という論法である。
ネタかと思ったらかなり本気の勢力(笑)が多いようなので、ちょっと呆れた。
いや、そういう事を真顔で言っていた人たちは、何十年も前から業界にもたくさんいたよ。
「売れてナンボだよ」「売れない作品は存在しないのと同じ」「だから売れた作品こそ、いい作品」
という、ご存知「商売」という視点・論理からだけ、ものを見ていう理屈である。
「商売」という視点だけで見れば、それは正しい。
数字というものは解りやすい。
考えなくていい。
この作品は万人には受けないかも知れないが、これこれこういう部分で非常に優れている。だから、後の世代にも読んでもらいたい、伝えたい…とか考えなくていい。
数字はおおい/すくない、だけで判断出来るからだ。
しかもその価値基準、判断がそういう人は「正しい」と思っているし、実際に「数字だけを判断基準で見る場合においては」確かに「正しい」んだから、そういう人の鼻息も荒い。
「だって数字がこうだから」。
でもそれじゃ「文化」じゃないよね。
んなもん=漫画なんか元から文化じゃなかっただろ、と言われればしょうがない、そういう思考回路というか出版史はもちろん漫画史含めて何も勉強せず興味すらない人には、もはや言うことはひと言もない。
漫画にも優れた作品があり、良作があり、それは他の小説や映画その他の表現に比しても何ら遜色のないものである、といくら言ったって鼻クソほじりながら「でも漫画だろ?」で終わりだ。

漫画やアニメを「世界にアピール」とかする時だけ持ち上げといて、国内では規制でがんじがらめにしたり表現を畏縮させるようなことばかりを推進し、今後はおそらく文科省か警察天下り団体か知らないが、お墨付きのあるなし、優良作品か否か(それを判定するのはたぶん漫画を知らない頓珍漢な連中)、そしてもちろん「売れたか売れないか」という小学生でも解る数の大小で楽に判断しようという連中。
そういう人らが粗野で乱暴な論法で漫画というものを、ますます色々と窮屈にしていくんだろうな。漫画だけじゃなく、世の中も。


(ところで何度か書いているけれども、やまだ紫の各作品復刻にあたっても、印税が発生している。当然だ。
ただし、あれらは極めて少部数であることと、こちら側からお願いして「印税よりも切れずに繋げていただく事を優先してください」と、パーセンテージはいわゆる通常の業界基準とは大幅に違うものになっている。ただ今回のアンソロジーは通常のページ割になるらしいが。
…そんなこんなで生臭い話で恐縮だけど、世の中には本当に面白いというか暇な人間というのがおり、
「死んだ女房の作品の印税貰っていい気なものだ」
的なことを陰でごちゃごちゃと言う方々が、信じられぬことに、本当に、実在するので、一応言っておきます。
あとその印税にしても俺がいつ死ぬか解らないので、ちゃんとうまいこと俺が抱えてしまわない算段とかあれこれ、ちゃんと考えてありますゆえ。暇人かつ人格低劣にして下劣な方々、ご心配には及びません。)

話がどうも大幅に逸れましたが、今回の潮出版さんの<全5巻同時復刻>。
とにかく漫画家さんの顔ぶれだけでも、溜息の出るような方たちばかりです。
これは揃えたい。
うち、揃ってたけど2巻しかなくなってしまった。そこに新しい2巻をいただいた。残りは買うしかないので、もちっと余裕が出来てからにすべし。
国民…じゃなくて自分の生活が第一。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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