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2012-03-06(Tue)

足を洗う

2012年03月06日(火)

結局、OS(Win7)は再インストールになった。
あれやこれやもう面倒なので大幅に省略すると、Microsoftのサポートは諦め、マウスコンピュータのサポートと数回のやりとりをしたが、解決法はことごとく失敗した。
最終的には「修理」つまり引き上げ(あるいは出張)ということになりそうだった。
その場合ユーザのデータはあらかじめ(お客様がバックアップの上)消去されるか、起動しない=バックアップももう取れない場合は(こちらの修理によって)消去される、ということ。

なら自分でやればいいや…。

まあPC歴がいかに長くても(無駄に)失敗に学ばないのがトホホ者の常だし、
マーフィーの法則(懐かしい)もある。フラグが立ったわけだ。

果たせるかな、やってしまったのである。
ソフトは64bitとx86版と両方、しっかり外部HDDにそっくりバックアップを取った。
個人データで重要なものは、元よりシステムドライブには入れていない。
インストーラが必要なソフトが多いが、設定を上書きするかインポートすれば環境も元通り、やれやれ面倒くさい…。
と、Windowsの再インストールが進行し、あれほど「失敗」続きだった「更新のインストール」(ちなみに57個くらいあった)がのろのろと、しかし確実に進んでいるのを眺めていて思い出した。
ああ…、アプリケーションのユーザーごとの設定は別にフォルダがあった…。

時既に遅し。
がっくりと膝をつきはらはらと落涙…ではなく、ここまで来ると正直半笑いであった。
ま、クリーンインストールですから。管理者権限でログインした最初の立ち上がりの速いこと。
遅くしたのは自分なのだが、とにかく仕事に必要不可欠なソフト類を黙々と入れ直す。
OSもまっさら状態ならそれに乗っかるソフトもまっさら。
かろうじて半年前に設定のバックアップを取っていたものがいくつかあったものの、多くは一から環境設定。
何年かかけて自分の手足のように動くツールにしてきた設定のバックアップが半年前。
いや、「修復ディスク」や「復元点がある」と言われればそれに頼るよね普通…。
そんな感じでソフトのパッケージ出したり、最新版をDLしたり。
シリアル系は当然しっかり最新のバックアップが常にあるので問題なし。…設定だけが…。

そんなこんなで日中やけに暑いな、熱でもあるのかと思ったら本当に気温が高かった。
PCがコリコリ言ってる間にユキをいらってやると、汗が出る。
ついでに足を洗う。
いや文字通り、洗面台によいしょと片足ずつ乗っけて、シャワーと薬用ソープでぐりぐりと丁寧に洗うのが習慣。

以前も書いたが、小学校まであれこれと面倒をみてくれ、可愛がってくれ、厳しく躾もしてくれた曾祖母がよく「足はいつも綺麗にしてなさい」と言っていた。
北海道育ちの自分は、家の中は暖かいので靴下を履かないし、基本冬でも軽装である。
若かったせいもあるだろう、しかし今でも軽装はないが足は裸足に室内サンダル。
だからよく足を洗う。

絵馬
洗面台の真正面にぶら下がってるのは「健足」で有名な遠州三山の一つ、油山寺の絵馬。
小さなみやげ品みたいなものなのだが、ずいぶん昔から我が家にあって、誰が買ってきたのか行って来たのかさっぱり解らない。ずっと俺が持っていたということは、きっと俺が子供の頃、誰かから貰ったのだろう。
気がついたら自分の部屋にあり、上京し、結婚し、引越をし、死別して、そんな間もずっとあったわけだ。
団地に居た頃は確かどこかにしまっていて、引越をした時に昔の荷物から出て来て部屋にぶら下げたんだか、そこら辺ももう記憶が曖昧だ。
団地から越した頃といえば、最近のようにネット検索が容易じゃなく、googleどころかインターネットでさえテレホ時間にアナログモデムでぴーひょろひょろの頃。

京都に越してくるまでは自分の仕事机の背後にある本棚に立ててあり、今は洗面台で毎朝「足の健康」を促してくれる。
数年前に何気なくネットで調べて油山寺の縁起や「健足」の意味も思っていた解釈とは微妙に違うと解っていたけれども、ガキの頃から何となくいつも視界にあった「健足」という二文字に、曾祖母の笑顔が重なる。

うちの母親とは連れ合いを失ってから、比較的長く電話で話すようになり、幼い頃の家庭のことや曾祖母との暮らしで、自分が知らなかったこともずいぶん聞いた。
「おばあちゃんは本当にあんたを可愛がってた」と何度も聞かされた。
こんなしょうもない病気、病人生活からとっとと足を洗いたい。

そう思いつつぐるりごるりと足を洗う。
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色々洗いたい

色々大変な内容のメールがあり、何と声をおかけすればよいのかと考えている間に、足を洗う、というタイトルの書き込み。
因果な商売から足を洗い・・・というのはよく聞くけれど、本当に足を洗面所できれいに洗うとは、想像もしてませんでした。足の健康大切ですね。
PCの話はもう・・・一緒に笑います!(苦笑します)
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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