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2012-04-03(Tue)

いろいろと

2012年04月03日(火)
あがいてます。

京都に来てから本や御見舞をいただいた堀あきこさんご夫妻ですが、お知り合いの不動産屋さんに聞いてくださったり、明青さんのおかあさんも先日、「学生さん向けのワンルームやったらすぐ口きいてあげられるんやけど」とおっしゃって下さったり。本当、しみじみ皆さん有り難いです。
誰も助けてくれない、と言いましたが、誰かしら気にはして下さり、このブログでも日々、けっこうな数の方が訪れて見ていただけているということは、見守って下さってるのでしょう。
(中には「まだ死なねえのかよコイツ」という意味で時々見に来る悪党の顔と名前も知ってるけど)

敷0礼0だけで捜すと近年の大家側の立て続けの敗訴などを受けて、最近は増えてるんだな、というのが解ります。退去時の現状復帰義務もないとか、じゃあ貸すメリットないやん!とこっちが心配するほど。
なのでその分を薄く家賃へ載せたり、ハウスクリーニング代、と明記して最初に契約で合意してもらう、という物件も多いです。
ところが、そこに「ペット」が「可」にしろ「応相談」にしろ、加わるとぐっと数が減ってしまいます。
可の場合は家賃が少し上がったり、応相談の場合も同様、大声で鳴くペットはまず相談の段階で無理ということです。
うーん、やっぱりこれまでさんざん調べてきたこととあまり変化はありません。

ユキちゃんと別れることは最後の最後としても、布団に入れろと入って来てゴロゴロ言いながらぴたりと体をくっつけてくる暖かさ、こちらが起きると一緒にあくびをしてトントンと階段を降りる感じ。
ご飯を上げると背中を丸めてカリカリと食べる、その横に「はい水」と入れ換えた水を置くと、必ず「うん」という感じで頷く仕草。
これらがもし生活の中で無くなったら、そう考えると寂しくてしょうがないでしょう。
病人のくせにてめえの命でさえ風前の灯火だろ、猫が可哀想だからとっとと手放せ、というご意見の方がもっともです。
でもそれは最後の最後。最初からとっとと手放す前提で動くわけにはいかない。
最悪の場合は別れを覚悟はした、でもそれは最悪の場合。

とりあえず世の中お金みたいです。(笑)
お金=条件が変わると、いくらでも物件はざっくざくあります。
まあそれがないので苦労しているわけで、ただ、ユキちゃんのためという事も含めて、引越にあたってお金はないよりあった方が、それも一円でも多くあった方がいいに決まってます。
で何かあったかな、と思いましたが、これまで自分のもので売れるものは全部売ってきました。
そう、もう長くないと思ったあと、少しずつ処分して身軽になるために、一つ一つオークションにでも出せばけっこうな値段がつくような本も、二束三文ひとまとめで買い叩かれてもってかれました。
その時はお金よりも、身辺整理が目的だったのでしょうがなかったんです。

今、連れ合いが亡くなって、一点だけ連れの生前から「売却用」に描いた油彩画以外は、基本的に画稿も原稿も、手元から売却する気持ちはありません。
連れが死んだら原画のたたき売り、そんな不誠実で恥ずかしい人間ではありません。むしろ守っていくためにどうすべきかで血を吐く思いをしています。

引越にあたって本棚の上にある包みなどの荷物からまず整理していたら、紙包みがいくつか出て来ました。
やまだが猫の絵を描いて、日本酒のラベルを作った時の、ラベル用紙です。
「吟」と「大吟」二種類の束。
別なところから、高畠ワインの猫ラベル「白」「赤」二種類も出て来ました。
酒がらみというところが思わず苦笑なんですが、実はうちでは以前からこのラベルが好きで、額装して飾ってあります。
ラベル額装
あとは、筑摩書房から全5巻の作品集を出したあとの文庫本の「しおり」。
…といった、まあコアなファンしか喜ばないようなものが出て来たんですが、これにユキちゃんの絵ハガキをつけたセットを作ってみたところ、知人が「欲しい!いくら?」と反応してくれました。
ラベル一式
ラベルは実際にお気に入りの瓶に貼ったりできるよう各々2枚ずつ、ポストカードも2枚。
「引越費用の足しにして下さいよ」と言って1セット500円といって5セット買ってくれました。Mさんありがとうございます!!!勝手に500円とかつけて…(笑)。
でもちょっとならまだセット作れそうなので、欲しいという方がおられましたら、送料は80円普通郵便でお送りします。セットが多い場合はまとめてお送りします。
こちらはポストカードの元になった、原画。
原画
割合綺麗に再現してくれてます。ちなみにこの水彩画「青い瞳」は思潮社さんの「樹のうえで猫がみている」の口絵に使用されたものです。
「欲しい!」と思われた方、「しょうがねえなあ寄付のつもりで買ってやるわ」という方は「左カラム」下の方にあるメールフォーム(この本文カラムのコメント欄に非公開コメントでもいいんですけど、メアドお忘れなく…)からお申し込み下さい。ご住所氏名お忘れなく。お支払いは銀行振込でも定額小為替でも切手でも構わないんですが、振込にしていただければ1セットの場合でも送料80円はサービスします。
連れ合いの原画はともかくポストカードやストラップ、Tシャツなど原画展の時の販売用に作ったものが少量ながら残っていました。それらも引っ越すにあたって保存用以外は整理したいんですが、銭ゲバ的な意味に取られるのも嫌なので、整理をすすめていく過程で、きちんと揃ったらまたお知らせしようかな、と思います。

衣類など、遺品の中でも相手が身に付けていたものを捨てるのは本当に辛い。一周忌までは絶対に捨てられないと思った。
今でも、彼女がいつもそうしていた場所に、部屋着をかけてあります。時おりホコリがつかないように払いますが、もう彼女の匂いは消えてしまいました。
未練、生きている人の未練です。
昨年、子どもたちにも一応確認して、下着類や思い入れのないものは処分していいよ、といいうことになったので、あれこれ少しだけ処分…というよりも捨てる作業をしました。
それでも、全体のごくごく一部です。使っていたペン一本、ちょっと錆が浮いてきた使いさしのスクールペンのペン先が捨てられない。前回の引越の時に彼女が「小物、みつこ」とマジックで走り書きをした、その箱が捨てられない。まだそんな状態です。
しかし次の5月でもう亡くなってまる3年。
このタイミングで引越を余儀なくされている現状、いい加減に身軽になりなよ、という事かも知れない。
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群馬県のH様

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ここに個人情報を掲載するのもアレですんで、このカラムの←左カラム、縦縞でいうと一番左側のシマの下(厳密に言うと一番下から二番目)に、「メールフォーム」という欄がありますのでそこにメールアドレスをお書き添え下さい。
折り返し、口座情報などを返信させていただきます。
名前~本文と色々ありますが、最低お名前とメールアドレスをいただければ、コメント欄のお名前で解りますので、返信させていただきます。
お手数おかけしてすみません。こんな時代なので個人情報についてはメールアドレスといえども不安だとは思いますが、何とぞ…。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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