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2012-07-15(Sun)

ニュチュッとした塊

2012年07月15日(日)
相変わらず舌が痛い。
舌炎が出来てから一度、習慣で夕方つい開けてしまった缶ビールを一本飲んだが、一口一口が拷問のように痛かった。当然もう飲む気にならない。いやうまいけどもの凄く痛い。飲みたいけど飲めない。
なので夕べは歯を磨き、うがいをして口をゆすいで軟膏を塗り、口内の軟膏がドロドロになってきたら吐き出し、また口内を洗って軟膏を塗る。この繰り返し。難儀だ。酒も飲めないし、11時くらいにはとっとと寝た。

今朝は7時くらいにいつもと違ってすっきり目が醒めた。
やはりいつも飲んだくれた上に導眠剤飲んで寝るから(本当は併用は良くない)、寝覚めがぼーっとした感じになるのだろう。以前はもちろんこんなことなかったのに、ここ一年ほどでガクッといろいろ落ちてきたな、という感じがする。
癌は京都に越してきてすぐと去年までとで、さほど進行していなかったのは数値で解っている。免疫も超低空ながらギリギリ横ばいではある。けど、だんだん、弱ってきてるなという自覚がある。
病気はもちろん、加齢のせいもあるのだと思う。

朝の用足しやユキのご飯、水などを終えて、まずは入念に手を病院でも使っている薬用ハンドソープで洗い、口腔ケアをし、それから軟膏を舌の糜爛に塗る。
この軟膏は、舌の上皮が剥離した部分を水分から保護するジェルのような役割をする。
外傷でも、ガーゼや絆創膏をべったり貼って塞ぐのではなく、清潔に気を付け、油分や軟膏みたいなもので傷が直接ガーゼや外気に触れるのをなるべく防ぎ、消毒~軟膏で保護~ガーゼや絆創膏の交換で、皮膚の自力再生を促すというのが正しい方法。(ガキの頃は赤チン塗って終わりとか、絆創膏貼りっぱなしでも平気だったのだが)
傷や皮膚の剥離した部分に何かをベタッと貼って塞いだままにしてしまうと、取り替えで剥がすたびに出来かけた皮膚やかさぶたが剥離し、治りを遅らせる。かといってそれらを貼りっぱなし・塞ぎっぱなしは不衛生で雑菌などが繁殖するし、下手をすれば上皮が出来る前に雑菌が内部へ侵入する恐れもある。

そういえば帯状疱疹が劇症化して入院した時に、重度の火傷痕、ケロイドみたいになったズルズルの部分にアズノール軟膏を塗布してもらった。入念に青いジェル状の軟膏を厚めに塗った大きいガーゼで糜爛部分を覆ってもらい、それからテープで貼る。ガーゼ交換は風呂の際に、軟膏ごと流水というかシャワーで洗い落とす。
上皮がなく、患部が糜爛状態の時はただの水やぬるま湯が触れても痛いから、初期はこの「患部を洗う」ということがしんどかった。それでも手足や胴体など外に出ている部分ならまだいいのだが、要するに今、そういうものが口内に出来ているということ。
お陰で軟膏の「ニュチュッとした塊」を舌と口蓋上部との間に挟む感じに保っていなければならない。
最初はコツが解らず口を結んだままにしていたら、軟膏が舌と口蓋の間で固まってしまい、舌を剥がしたらメリメリという感じで軟膏が剥がれ、血が出てしまった。
続いて口中で舌を「浮かせる」状態を保つというのを、やはり口を閉じたまま行うという方法にしたが、これだとヨダレが溜まる溜まる。しかも出すために下と上あごをこするような動作が出来ないから、ダダーッと漏らすか、一回軟膏ごと出して塗り直すしかなかった。
今は慣れてきて、軟膏の塊を挟んでいることを意識しつつ、口を半分だけ(上下半分ではなく、左右)開けるという状態。これだとヨダレが溜まらない。時おりスライドさせるように軟膏が口蓋と癒着しないように動かすのがコツ。

それにしても、朝からコーヒー牛乳くらいしか飲んでいない。もちろんそれも飲んだらすぐ下痢。
その後は昼も夕方も、そして今夜の十時だが食欲がない。
何しろ一日中「ニュチュッとした塊」を舌と上あごの間に挟み、右半分だけうっすら口を開けるという馬鹿面だ。
ラクダか。
胃は空っぽなので何となく食べたい気持ちはあるが、いかんせんこの状態で食えるものが少なすぎる。そしてその少ない選択肢どれもに、食指が動かない。そうまでして食わなくても…と思って結局今日は一日、何も食べなかった。
脾臓が腫れて胃が圧迫されているから、食欲がない時はよくある。
それでもなぜか夜、晩酌にビールを開けて惣菜でも弁当でもつまんでいると、食えたりする。まあ要するに酒好きなのである。
しかし今回! そのビールが舌炎のせいで、一口飲んだら激痛という拷問のような状態なのだ。
じゃあ何も食わなくていいよ、というしょんぼりした気持ち。

おいおいそういや17日は俺の誕生日だぞ。
ビールも飲めず、恐らく病院へ行くことになるんだろうが、本当にこの先なんかいい事あるのかよ。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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