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2012-12-30(Sun)

よいお年を!

2012年12月30日(日)

昨日は前の日の会社の大掃除の疲れもあって、ゆっくり起きて何か食って薬飲んで下痢したんだっけ。まあいつものことだ。で、ほとんどごろごろして休養日にした。
夜はげウこと千葉ちゃんと三条友美先生の「寄生少女」の件で電話やFacebookで打合せをし、奥付を作ったり、ついでにおおかみ書房のロゴ、「公式」に色円も二重にしたりあれこれ。


今朝は昨日ちょっと飲みすぎたので、9時過ぎにAmazonの配達で起こされるまで寝たり醒めたりで横になっていた。体調は悪くはない、ただ怠い感じ。

外はぴちゃぴちゃと雨の気配。
今日買い物と金おろしに行きたいんだけどなあ…と思いつつ、3時半くらいまで、ほとんど空きのない古いHDDのデータを整理しつつ移動する作業。USB3同士なので早いのか、あんまり関係ないのか、いずれにしてもテラバイトの世界なので時間がかかる。
「何のデータだよ」と思われるかも知れないが、出版や編集の現場にいる人なら解ると思う。
例えば4Cの本文からラフのpdf、インデザによる初稿から再校~校了までのデータ、入れ込む画像、それもアタリと実データ、使用/未使用問わずカメラマンから来る全データをバックアップしておくなどしておくと、簡単に数十Gbを越える。各段階で全ての進捗を残しておかねばならないので(あとあと何らかの手違い、間違いがあった時に被害を最少に留めるため)それを数ヶ月、数年…と過ごしていたら、テラなんかアッという間にパンパンになる。
で複数のHDDに散らばっていたデータを新しい4TBに詰め込んで、空いた2TBにバックアップと、保存義務はないものの欠かせない資料関係を押しこみ、本体のHDDはなるべく空けようという算段。

そういう作業も大きなフォルダを移動させていると「あと1時間40分」とか普通に出るので、3時過ぎに買い物に出かけることにした。
出たら外はざあざあ降りである。
ただ雨はひどいが、気温は思ったより低くない。むしろ「ぬくい」。
歩きつつ古川町商店街、やってるかなあ…と思ったら杞憂で、逆にあの近辺のおせちのネタ作りやお正月のもので、店はいつも通り、いやいつも以上に活気があった。

いつもは行かない八百屋で三つ葉、しいたけ、ほうれん草を買うと、750円。たけえ。しまった、他にもっと広くて安い八百屋あったっけ…と思いだしたのはずいぶん後。
さらに総菜屋で紅白かまぼこ、いくらほんの一握りパック。
しかしそこから数歩歩いた店で同じ紅白かまぼこがかなり安く売ってて、落ち込む。

あとはいつもの鶏肉屋でおばちゃんに焼き鳥6本と、雑煮に入れると言ったらいつもの「130円/gのがええよ」といわれたので300g買った。帰りがけに「唐揚げもおいしいで」と言われてつい買ってしまった。勧められたらしょうがない。
引き返しがてら、いつもは刺身を置かない魚屋の店先にいいまぐろと鯛のパックがあったので、ついつい買ってしまった。普段スーパーなどでは刺身を買わない(鮮度というか品質的に)ので、二つで千円超えはちと高い、でも年末だしええやん。おばあちゃん商店街カード作ってくれたし。ユキにもたまにはうまい刺身食わせたいし。

あとは別な店で年越しそばパック380円を買い、さっきのオッサンの八百屋で白ネギ買い忘れたというと、「280円」という。た、高い。オッサンは「国産やから」と言うが、それにしても。でもしゃーないか。
何だか納得いかない買い物で、手持ち数千円になったので、ひとまず帰宅して冷蔵庫にそれらを収めて、今度は縄手を下がり、セブンイレブンでお金を少し下ろし、自宅近くのいつもの酒屋で燗酒用のお手頃な一升瓶、キンキンに冷やして飲む用に佐々木酒造の純米酒「古都」4合瓶の2本を買う。
店のおじさんが「酒粕を…」というので、奥さんに「いやうち一人やし酒粕食べへんので」と丁重にお断りし、向いのタバコ屋でアクエリアスとポカリスエットを3本買う。最近、こういうミネラル&水分の必要性を痛感。
さて飲料はやっぱり重く、ひいこら下げて傘を差しつつ雨ザーザーの中帰宅、でも家はすぐそこ。

その後、ひと仕事終えてから6時過ぎ、今日買ってきた焼き鳥を塩焼きし、いつもは売っていない鯛とマグロの刺身で一杯。天国。
あて

で、8時くらいから雑煮の仕込みに入る。
例年書いてる通り、うちは連れあいの仕込んでくれた関東風というか、「山田家」の味だ。
連れが存命の頃は圧力鍋でネギなどと鶏ガラを煮てスープを取って作ってくれた。塩、酒、醤油など最小限のシンプルな味付けでいったん鍋のままベランダで冷まし、寒い正月などは鶏の脂で煮こごり状態になる時もあるが、お玉で何杯分…みたいに人数分掬ってきて鍋に取り、改めて沸かしてからほうれん草、白ネギ、椎茸、鶏肉などを投入して焼いた餅を入れてとろとろに煮込み、最後に三つ葉と薄切りのかまぼこ、そしてゆずの皮を1mm幅くらいに切ったのを載せて完成…。

今日はそのベースとなるスープ作り。
もう圧力鍋はないが、代わりにというか、今年は鉄製の中華鍋とお玉がある。
これがかなり活躍した。もう火入れをして油をなじませてあるので、鶏肉とネギを炒めても全くくっつかない。いったん肉を取ってから昆布で出しを取っておいた汁や酒などを投入、さらに椎茸の旨みをプラス(肉+昆布+椎茸で旨み成分コンプリート)。
その間に別な鍋でほうれん草を湯通ししておいたのを水切り、いったん椎茸、鶏肉などは取り分けてそれぞれタッパーに入れて荒熱を取って冷蔵庫へ。スープはじっくりアクを取りつつ仕上げる。
最後の最後に醤油などでちょっと薄いくらいまでの味をつけて、終了。これもしばらく荒熱を取り、鍋に移して冷蔵庫へ。ついでに塩数の子も塩抜きのために水に漬けたものを冷蔵庫へ。

完璧…と思ったら、嗚呼! 何ということでしょう。餅を買い忘れていた。

これで餅が無いとかArm Joeじゃなくて無情以外の何者でもないので、明日「明青」さんに挨拶がてら、恒例の「ふぐ鍋一人前」(去年のはコレ、どうですかお客さん!!!!)を取りに行く時に買おう。

こんな感じで所帯じみた中明日はもう大晦日だ。
今年は本当に色々あった。

連れ合いとの生活の場から動きたくないと執着したばかりに、気がついたら一文無しに近い状態になっていた。そこに来て、定期で入っていた仕事が立て続けに2つも消えた。
フリーの辛いところは、定収が無い、保証もないというところである。たちまち家賃の支払いで手一杯になった。
これはいかんというので、とりあえず荷物を極力整理し、置ききれないものは東京の友人・虔十書林の多田さんに預かっていただき、80数㎡の部屋から20数㎡の部屋へ引っ越した。色々な意味で身の丈に合わせた引っ越しである。

そして何といっても、11月からは月刊誌の編集現場への復帰。
編集という仕事そのものからは細くではあったものの、切れずにずっとつながってきた。
京都に来てからもそれは同じで、ネット時代の恩恵に預かりつつ、何とかかんとか人の繋がりの有り難みを感じつつ、やって来られたのだけども、やはりそれだけでは立ちゆかず、こんな白血病患者7年目、免疫低下しかも白血球数700のCD-4が230以下というほとんどの医師が「Oh!」というであろう状態で、編集プロダクションにお世話になることが出来た。
そこに至るあれこれは本当に奇跡としか言いようがなく、また、見えない何か、ご縁というだけでは言い切れない何かに導かれた。明らかに、それは当の本人がそう自覚している。

そして怒濤の中アッという間に年末になった…という一年だった。

結局こうして振り返ってみると、やっぱり「人」なんだな、と思った。
連れ合いは違う世界へ旅立ってしまったが、いまだにその作品や人柄を思い、慕ってくれる人たち。作品を評価して下さる人たち。自分を評価し、心配し、思ってくれる人たち。そういうさまざまな人たちのお世話になった、本当に。そして何より、必要としてくれる人たちがまだいるということも。

色々と、たぶんこれをご覧の方が想像される以上に、実は実生活は凄まじく大変である。でもあんまりそれを出してないだけだ。逐一出すと引かれると思うし。
こんな時代にネットで常に実名=フリチン仁王立ち状態でずっとやってきたから、今さら何を隠そうかと思われるかも知れないが、いやそこらへんはさすがに調節してますよ。
かろうじて、「生」の瀬戸際で何とか踏みとどまり、生と死の境界をふらふらと行き来しているような生活は、そのまま書いたら洒落にならない事はよく知っている。
取ってしまえば治る癌じゃないし、直す薬もない。共存するしかない。
体の中に、自分を殺そうとしている別な自分を飼っていて、それとうまくやっていこうと日々努力している。
そこらへんを詳らかに書いたところでドン引きされるだけだ。

新年、俺は年男で48である。
そして元日で、癌宣告を受けてから2696日目となる。気がつけばずいぶんと長く生きて来た。
年齢のことではない。癌だ、死ぬと言われてからである。
もうちょっと騙し騙し、生きて行くつもりなので皆さん来年もよろしく。
そして、良いお年を。(倒れなかったので!)
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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