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2005-11-04(Fri)

気分転換にドライブした

11月4日(金)
今朝は何度か朝方目が覚めたが、9時ころ起きる。連れ合いはこのところ肩に原因不明の激しい痛みが24時間あると泣いている。整体へ行こうが整形外科へ行こうが「五十肩ですね」「一年くらいで治ります」とか言われておしまい。結局ボルタレンという強い痛み止め軟膏を処方してもらい、それを一日数回塗ってやり、痛み止めのシップを両肩と二の腕に貼ってやるという毎日。朝はゆで卵を作り、マヨネーズと和えて卵サンドを作って食べた。
11時ころ次女のYちゃんが車で来てくれる。肩が痛くて背中が痒くてもかけないと切実に訴えていた連れ合い(つまり母親)のために、変な孫の手を見つけたと持ってきてくれた。プラスチックで先が人間の手のようになっており、軸の部分は空洞で中の重りが上下するたびに「ぷぅわぁ〜」と間抜けな音を出すという代物。
その後ドライブでも行くかということになり、この辺じゃ飽きたからと、Yちゃんの自宅のある岩槻方面へと向かう。途中モスバーガーでお昼を食べ、給油してやり、渋滞を抜け、芝生と沼しかないという公園へ行く。連れ合いが俺の世話もあるし、俺は俺で免疫が低下しているため、外出は最低限に抑えているから、なかなか散歩といっても近所へ買い物ついでにぶらっと、くらいだ。これでは連れも気が滅入るだろうと、Yちゃんはいろいろ配慮してくれているのだ。
たまの緑はいいものだ、公園は本当に芝生と沼というか池くらいしかなく、ぐるりと池の周囲を散歩道がとりまいているのみ。遊歩道みたいなものも一応作ってあるのだが、全く手入れされていないため、草ボウボウの中を分け歩くような感じ。だがその愛想とやる気のなさも、まあたまにはいいではないか、という風情だ。最初着いた時、揃いのジャージ姿の中学生が大量にいて池の周りを占拠していた。見ると写生会のようで、ワイワイガヤガヤと絵を描く者、他人の絵を批評する者、ただ意味もなく昂揚してはしゃいでいる者、寝ている者、中学生たちは声変わりしている者もしてない者も入り混じって、人生で一番間抜けな季節を謳歌している。だが我々はそんな中にいてはとても緑を愉しんで憩う…どころではない。とりあえず池の周辺をそぞろ歩く。ぐるりと周囲を廻っていると中学生たちは招集がかかって三々五々去り、どうやら帰る様子。池の反対側のあたりをゆっくり廻って、元の芝生の広場へ戻ってくると中学生たちは綺麗さっぱり消えていたので、芝生に座ったりしてしばし憩った。

その後4時にYちゃんは二人の女の子の保育園のお迎えなのだが、まだ15分くらい時間があるというので、コスモス広場を見にいくことにする。車で乗り入れるとコスモスはもう終わりかけており、逆にもの寂しいのでそのままスルーで戻り、結局Yちゃんの家へ一旦落ち着く。家はYちゃんの旦那のリフォーム工事が中途半端に中断されていて、ひどい状況であった。旦那は仕事が忙しくなったのでなかなか再開できないと言っているようだが、あれじゃあ家の中で全然くつろげまいと思う。
4時ちょいに再び車で保育園へお迎えに行き、MとSを拾い、帰り道。MとSは俺がこんな病気になってから、幼児は感染源になりやすいのでなるべく接触しないようにということで、会うのは久しぶり。なのでMが車中ハイになってしまい、しゃべり歌いまくりでさすがにぐったりしたが、Yちゃんにマンション前まで送ってもらった。いやはや今日は若干疲れたものの、いい気分転換にはなったし、緑の中をゆっくり歩いたので免疫アップにも良かったと思う。

新・抗がん剤の副作用がわかる本

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夕飯の後はいつものように自主的に検温、血圧測定をし、記録する。その後テレビを見て、11時くらいに布団に行き、近藤誠氏の抗癌剤に関する著書を読む。読むにつれ、抗癌剤治療が恐ろしく思えるが、この本の中でも悪性リンパ腫や白血病は抗癌剤で治癒が期待できる癌のクループにカテゴライズされており、やはり抗癌剤治療を受けるのは正解らしい。もっとも、もし俺の病気が慢性リンパ性白血病だとすれば、これは治らない癌。なので抗癌剤は初回の強いものを数クール受けて、その後何年もダラダラと受けることは体のダメージを考えれば止めたほうが良いという。その都度一時的に抗癌剤で癌細胞を減らすことが出来ても、多少の延命効果しかなく、その分初回治療よりも強い薬による体への悪影響の方が深刻だと。ただしその分慢性リンパ性白血病だとしたら進行も遅いので、5年前後は生きられ、場合によっては十年程度生きられることもあるらしい。要するに俺の場合は余命1年なかったのが5年から10年になったと考えれば、「治療どき」が来たら抗癌剤の投与を受け、様子を見て、再発した場合は新たな抗癌剤の治療を断るということがいいようだ。初回のもっとも強い抗癌剤をかいくぐって「再発」した癌細胞に、また抗癌剤が効くとは限らない。もっと強い薬を投与することになるし、すなわちそれはもっと体に悪影響が出るということになるからだ。抗癌剤というものはそれそのものが非常に恐ろしい「毒薬」だ。10%以上の人がこの薬によって死ぬことを考えれば、諸刃の剣どころではない治療法という感じがする。脱毛や吐き気は投与をやめれば元通りに復活するが、腎臓や心臓などへのかなりの負担からくる障害は、投与を止めても一生付き合わねばならない「障害」として残る。つまり弱ってしまうわけで、そこへさらに強い薬剤を投与したらどうなるかは、素人でも想像がつくというものだ。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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