--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013-03-25(Mon)

胡蝶蘭

2013年03月25日(月)

入籍記念日に井坂洋子さんより。
P1000225.jpg
毎年、やまだ紫…三津子との「入籍記念日」(3/22)にお花を贈って下さる。
そして今年も、「ちょっと遅れたけど」「お体お変わりありませんか」という暖かいお言葉のカードも添えられて。

ここ数日、仕事を増やしたことと、腹部=脾臓の張りがちょっとしんどくて、正直きつかった。
仕事は増やしたとはいえ、薄いものを重ねただけで、まあ本当に動けなくなった時に最低限ベッドの上でも出来る作業のひとつ。ひたすら神経をすり減らし、そして見返りはごく薄いものだ。

毎年毎年、「冬」を超えるのがしんどくなってきていると思う。
気温が低い、気圧の上下も体を揺さぶるようで、病人には日常そのものが苦行みたいなものだ。
精神的に秋~冬は鬱が増えるというが、自分の場合そういうことは連れ合いの死から一年め、克服した気がする。その後も気持ちは何とかぎりぎりのところで踏ん張っている。

それでも、人の心、気持ちなど全く考えない人って世の中には多く、いや、そういう輩の方が圧倒的多数で、神経はすり減っていく。
ある程度の年齢に達した人なら、お互いにそれぞれそこまで歩んできた人生があり、関わってきた人たちがおり、仕事があり、それで「今」が結果としてあるんだろう。
なら相応に、相手がどんな人であっても一応、リスペクトとまでは言わないが、人として最低限の礼儀をもって接するべきだと思う。

…のだが、そうじゃない人も多いということ。

礼儀というのは、へらへら慇懃な笑顔と口調で形だけ取り繕うことではない。
内心人を小バカにしていることはすでに、その段階でこちらに伝わっている。
伝わっていることで、その人はそういう人種であるとこちらに悟られている。
俺はそういう人と、「仕事」というつながり以外で絶対に接触したくないと思う。
もちろん、新たな「仕事」を一緒にしたいとも金輪際思わない。

だから、その人は結果的に損をすることになる。

小さな損かも知れないが、それらを辺りへ撒き散らしている。
気がつけば、周囲はイエスマンと自分と同様の薄っぺらい人間だけになっている。
もっともらしい事をいくら口角泡を飛ばしても、それは単なる個人の感性にしか基づいていなくて、
つまりは、説得力がない。それに従うか従わないかは、あとはもう経済的な利害しかない。
薄っぺらい関係というわけである。

自分が知遇を得た中でも、大御所の漫画家の大先生や、日本最高峰の大学の名誉教授や、一つの芸能をずっと続けておられる著名な芸能人の方でも、本当に謙虚で、伸ばしてくる手は温かく、笑顔は本物であった。
そうではない人ももちろん少数おられたが、人間、ある程度その世界で成功し名を成すという人は、たぶん、そういう部分でも「ちゃんとしている」人が多いのだろう。
というより、ちゃんとしてないと、そういう立場には登りつめられないのではないだろうか、とさえ思う。

何度も書いてきているように、井坂洋子さんは女流の詩人ではたくさんの賞も受賞され、若いころからのファンも多いし、たくさんの人から「先生」と呼ばれる立場の方でもある。
それでも俺たちが夫婦ぐるみでお付き合いをするようになった20年以上前から、まったく、本当に何も変わらずに接して下さる。こんな方は他にいない。

ありがとうございます、という気持ちを込めて合掌し、連れ合いの写真に添える。
もちろん、花も、包まれた紙も「紫」。
暖かい気持ちに触れて、こちらの気持ちも温かくなりました。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

おめでとうございます

ずっと忘れずに、お花を贈ってくださるなんて、とても嬉しいですね!

Re: おめでとうございます

> ずっと忘れずに、お花を贈ってくださるなんて、とても嬉しいですね!
ほんとうに、連れ合いが存命中からもずっとです。
亡くなったあとも。
綺麗な紫の花を見ていると、有り難く、心強い気持ちにもなります。
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

広告
アフィリエイト・SEO対策
検索フォーム
プロフィール

シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

シンプルアーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。