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2016-03-14(Mon)

PET-CT集積あり

2016年03月14日(月)
今日は京大病院、トリプル受診の日。
まずは午後イチで採血をし、2時過ぎに血液内科K先生、次が形成外科E先生、最後は呼吸器内科、I先生だが前回「放射線治療もしたしレントゲン毎回だと負担も大きいので」と、ベナンバックス吸入だけが毎月で、レントゲンと診察は隔月になった。なので吸入だけ。

先日、9日にPET-CTを撮ってきた。
今日はその画像所見を伺うのもある。実は十日ほど前から、左耳の耳たぶ下に丸いしこり、さらに首に近い方のリンパ節みたいなしこりが触る。
うーん、これ明らかに何か「ある」な。
そう思っていたが、このPETがあるので、じたばたしてもしゃあないと大人しくしていた。何せ目がすぐ乾くので、モニタを凝視するような事は出来ない。
映画とか借りて見たりする(今はAmazonPrimeで映画が見られたり、いい時代ですわ)も、映画一本見るとその後目薬して目を休ませたり、けっこう大変。
相変わらず夜は軟膏を左目にたっぷり落としてから、「貼る眼帯」で保護して寝ている。朝はそれを洗い流したり、いろいろルーティンが増えてしまい大変。
手間も時間も金もかかってしょうがない。

さて支度して12時半まえに出た。
外は雨がさあさあと降っている。でも午後から止むという予報なので、折りたたみ傘にする。

目がしんどいので、長々とくだらん事を書くのはやめて、結論から言うとまあ、悪かった。
一応ここに至る流れはというと、
去年の初秋、転移が多く再発も多いという凶悪な癌(メルケル細胞癌)が左瞼に出来てしまった。
それは左瞼ごと切り取り、外科的には取り切っていただいた。
ただもちろん血管やリンパに乗って散った癌細胞はどうしようもない。
やがてどこかで腫瘍化するやも知れない。目視できる大きさにならない限り、そんなんどうしようもない。
なので、今後画像診断を定期的にしつつ、早期発見を…という事になっていた。

再発の方は、3度の手術で瞼を再建して貰った後、50グレイを28回に分けて放射線を予防のために照射してもらった。
で問題は転移だが、手術前のPETでは無かった反応が、今回左耳の下に見つかった。
画像診断士の所見でもそう記述されていて、他は特に肺や脳などは無いようす。
だとしたら、これ、早いとこ検査してもらって悪いものなら切るしかねえだろう。

2時過ぎ、ほぼ予定時間の通り血内のK先生に呼ばれ、採血結果の方はまあ低値安定、ちょっと気になる数値もあるが、とにかくPETの所見。
「これはすぐ調べた方がいいですね。ただ場所的に、唾液腺とかだと耳鼻科の方がいいでしょうし、あと顔の手術の際に耳の裏まで切ってますから、小さいしこりと首に近い大きいしこりの方と、エコーで見た方がいいでしょうね。いずれにしても、形成の先生によく聞いてみて下さい」
と言われる。

次は形成外科なので、4Fに上がって受付で「血内終わりました」と告げて待つ。形成のE先生は予約時間は決めておらず、血内終了後という事になっている。今日はそれに加えて、それらが終わったら呼吸器内科のベナンバックス吸入がある。
形成は混んでおり、なかなか呼ばれなかったが、待つのには慣れている。結局1時間半くらい待って、受付の女性に「今呼吸器内科から連絡がありまして、先に吸入へ来て欲しいという事だったんですが」とのこと。
「形成の方は…」というと「E先生に伺ったら、先に行っていただいて結構ですという事でしたので」というので、すぐ2階の処置室へ向かう。

顔見知りの看護婦さんが「白取さん、今日はずいぶん待たされてはりますねえ」と笑うので、こちらも苦笑。
もう用意は調えてくれており、リストバンドで確認の後、すぐ吸入用の「電話ボックス」に入る。
ここで30分、ヨダレ嗚咽鼻水地獄に耐えつつ、霧状の薬剤を肺に吸い込む。
カリニ肺炎で死にたくなければ、毎月これをやらねばならん。生きるため。
吸入はつつがなく終わり、いつものように鼻水やヨダレを処理して、「お疲れさまでした」と看護婦さんに言われて処置室を出る。
再び形成外科の受付に「終わりました」と報告し、また待つように言われ、廊下で延々待って、診察室に呼ばれたのは5時過ぎだった。

E先生がドアを開けて「お待たせして済みません」と笑顔で迎え入れてくれ、俺も挨拶もそこそこに
「いやー、出ちゃいましたねえ…」と苦笑。
先生も「ええ、でもまあ、詳しく検査してみないと」と。

PETーCTの画像は先ほど血内で見せていただいたのと同じもの。
また電子カルテから表示していただき、
「これ前回無かったですからね…いつ頃気づかれました?」と言われるので
「二週間…いや十日くらい前でしょうか」というと、先生も「うーん、手術から三ヶ月か…」と言いつつ「エコーかけてみましょう」と、ころころと動く最新式のエコー機器を持って来ていただく。
が、電源が足らず隣の診察室へ移動し直して、ベッドに横たわって診ていただいた。
耳下から首にかけてゼリーを塗ってヘッドを充てて何度かキャプチャをしたり、先生は機器を操作したあと、こちらも目視できるようにカラー液晶画面を向けて下さる。
モニタでは、皮下の「固まり」と、その周辺の血流がレイヤ表示できて、素人でもはっきり目視できる。凄いなあ。

E先生は「耳たぶの近くの方は皮下に近いのでうち(形成)で切れるんですが、この下の方は…これ唾液腺にかかってるかも知れませんね」とのこと。
血内でK先生も言われていたが、近くに顔面神経があるので、慣れている耳鼻科の先生に生検のためのサンプルを切り出して貰う方が良さそうだという事。
でその耳鼻科の診療予約を今週中にすぐ取ってください、ということになった。
E先生は「こちらからお手紙も書いておきますので」と他科診療依頼票を作ってもらうことになったが、今日はもう5時を過ぎて受付も閉まっているので、明日電話してすぐ行くようにということ。
で、耳鼻科とは別に金曜にまた形成の外来を入れていただいた。
結果が出てるかどうかはともかく、今後また入院して切り取るとか、そういう事になるかも知れない。

ああ、しかしまあ、もうどっきりもワタワタうろたえもしない。
E先生も苦笑する俺に
「でもこういうタイミングでねえ。(手術から)ちょうど三ヶ月ですか…。前のPETから半年で」というので俺も
「どんぴしゃ、ですよね」と思わず笑ってしまう。
「そうですよ、検査入れておいて良かったとしか…。早いうちに見つけて対処するとお話してたじゃないですか」と笑顔で言って下さる。
こちらもつい数ヶ月前、病室のベッドで先生とそう話し合っていた事をもちろんはっきり、いや何ならついこないだのように覚えている。
「この流れだとまた助けていただくしかないですね」と言うと
「もちろんですよ」と力強いお言葉。

先生に他科依頼票を作っていただく間、廊下で数分待つ。
看護師さんが依頼票を持って来てくれたのでお礼を言って受け取り、とりあえず会計受付へ降りて、処方箋FAXも終わってたので地下のローソンへ。
一人暮らしなのにクッソ高い電気代…何せ引きこもっているので…と、それに比べたらずいぶんと安いガス代を払い、朝から何も食ってなかったのでサンドイッチなど簡単なものを買って、病院を出た。

もう雨は上がっており、買い物する気力体力もなくまっすぐ帰宅。
家に帰って時計を見たら6時過ぎだった。やれやれ。

ああ、今週金曜はそういえば「キッチュ」編集人の呉君の取材を受けるんだったなあ。とりあえず延期の連絡しないと。
取材というか、生きてるうちにいろいろ話しておかねばならん事があるし。
それらはたぶん、何らかの形でまとめて遺したいと思っているし。
そしてその算段はおおかみ書房の千葉ちゃんや、ライターの佐藤君、編集の呉君らがサポートしてくれてる予定になっている。

俺はとりあえず、今は「死なないように生きる」方へ集中せねば。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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