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2016-04-19(Tue)

いったん退院

2016年04月19日(火)
とりあえず、いったん退院した。
あ、いろいろメールやら連絡もらったりしましたが、今回
全力でスルーさせていただきました。
理由はお察しください。すいません。
精神的にきっついのもあるが、物理的に画面長時間見てると目がしんどい。瞑っているのが一番楽。
そういう事です。

さて
昨年夏に左瞼に発現→血内から皮膚科→生検→メルケル細胞癌宣告→詳しい検査いっぱい&手術もっと先→いやはよ切ってくださいよ!→形成外科→すぐ入院すぐ切除→眼瞼再建術2回→再発予防の放射線照射→年末年始一時退院→再入院→放射線照射28回50グレイ完遂→退院1月末
からの
3月、左顎にしこり発見→左耳裏にも何かある→「たまたま」形成外科E先生「念のため」PET-CTを入れてくれていた→集積反応→耳鼻咽喉科にて生検→まさかのメルケル細胞癌確定→転移?再発?→とにかく入院3月末→入院中もちゃくちゃくと拡大→4月4日手術
という流れ。

耳鼻咽喉科の執刀医K先生が腫瘍を耳下腺ごと全摘、周辺のリンパ節を郭清して下さったが、丁寧に神経をなるべく残すように施術していただいた。
顔面神経は口角の下垂、麻痺が出たが、命には換えられない。
術創の予後、経過は非常に良く、術後の「生き地獄」はあったものの順調に回復、ていうか頑張ったよ俺、飯も零したり垂らしたりしながら懸命に食ったし。
術創は左の顎の下、ざっくりと顎のラインと平行に縫合痕、さらに首筋から鎖骨に「人」の字になっている。
今は傷そのものはもちろん抜糸もして、洗ったりしても大丈夫なのだが、何しろ触るとまだちょっと違和感があるので、不織布保護テープを自主的に貼っている。最近のこうした医療品は非常に優秀。濡らしても剥がれないし。
手術後の傷の痛みが薄れていくにつれ、今度は昨年、まさしく五十になった直後に出た五十肩(れっきとした病気である!)がこれまた激痛で、加えて今回の手術、ゆえに左腕に力が入らない。もちろんキーボード打ったり軽いものを持つのには痛まないが、高く上げたり重いものを持ったり、ちょっとうっかり普通に動かすと数秒悶絶するくらいに激痛が走る。
ちなみにコレ前回の入院中に、「念のため」神経を腫瘍が圧迫していたり、骨転移がないか、整形外科でも診ていただいた。そういう事ではなかったようなので、とりあえず痛いだけという事。しかしこういう医療現場で「念のため」ってもの凄く大事だ。
今回も「念のため」で命を救われたわけで。

そんなこんなで、あの左眼瞼切除・再建顔面大工事からまだ半年なのに、今度は耳の裏やら顎下切られてめくられたりいろいろしたわけで、まだ左目も完全に閉じられず寝る前に軟膏と眼帯必須、そこへ来てこれ。
こんな状態で帰宅していいのかと思ったが、まあ、次の段階=放射線照射はある程度手術の痕が落ち着いてからじゃないと、治るのを壊すみたいな矛盾したことになる。それまでは大人しくしているしかないのだ。
で、昨日頬から額、頸部へと照射になるので、歯科口腔外科を受診してきた。
何か放射線あてた後に歯を抜くと、最悪壊死したりするらしいので、照射前にぐらついてたり、いかれてる歯は抜いてしまう。
これは抗がん剤投与前も同じで、免疫力が落ちて口内に色々トラブルが出るため、虫歯などはぶっこ抜いておく。2005年の白血病宣告=当時はT-PLLと細胞の病理検査で出たため、大慌てで突貫工事で虫歯は全部抜かれ、奥歯はそれ以来まったく無い。
この度また何本か抜かれるらしい。

何か俺の体から色々なものが取れていくなあ。
歯をばかばか抜かれ、胆嚢が無くなり、胸腺も腫瘍ごと摘出、左の瞼を切り取られ、左耳下腺も取った。肝腎、というが重要な臓器が残ってるのは幸いか。
それにしても目や耳、そして次は口ときた。放射線照射になると、口内、例えば唾液腺や味覚に障害が出たり、嚥下困難になったりすることもある。もう、ほとほと参る。
でも死ぬつもりねえしなあ。

今日、退院前に毎月の呼吸器内科の受診があり、ベナンバックス吸入のために処置室へ行った。
2時半くらいか、この時間になると処置室は割合暇になっており、顔見知りの看護師さんが数人「白取さん!」「あらまあ」とまた首に痛々しい傷を見て寄ってくる。
前に瞼の皮膚癌を見せて瞼ごと切るという話をした看護師さんが、今回は
「もうねえ、白取さんは毎回凄すぎてだんだんこっちも麻痺してきますわ」と苦笑。
俺も苦笑しつつ「こっちも何か来る度に偉い事になってもうて、でもそのたび助かってるので、だんだん不死身じゃないかと思ってきますわ」と頭をかいた。

まあそういうことにしておこう。
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コメント

前からの一読者

ご退院、おめでとうございます。

しかし、こんな時に五十肩とは、お察し申し上げます。私も経験しました(四十肩も同じことだそうで)。ある種の動きをうっかりしてしまうと、数秒悶絶しますね。

どうか、「不死身」の精神でお過ごし下さい。

エントリの最初の段落を読み、コメントを書き込んだりしてはかえってご迷惑なのかなとおそれつつ。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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