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2006-02-27(Mon)

またまた「変化なし」

2月27日(月)
うす曇、外は夜中から風が強く吹き荒れている。夕べは11時半ころ布団に入り、12時過ぎには寝られた。朝は猫たちの「運動会」で6時前に起こされ、朦朧としたまま8時の携帯目覚ましが鳴る。そのまましばらくうとうととしていたが、8時半近くになって起きて支度して出る。いつもの17号沿いの中華屋の前でタクシーを待っていると、風が強く、ひどく寒い。幸い5分と待たずに空車が来たので、乗り込む。何とか3000円以内で9時10分頃には病院へ着いた。
内科受付で連絡票を貰い、まず地下の採血。34番、これなら5分くらいの待ちだろう、と余裕。待っていると案の定5、6分ほどで呼ばれて2本採血。今回はレントゲンもあるので、そのまま放射線受付へ行き、12番前で待てというのでぐるりと受付の裏側に廻り、廊下で待つ。5分ほど待っていると中から90代かと思われるほどのよっぼよぼの爺さんがふらふら〜っと出てきて、一人で廊下を歩いてったが、大丈夫なのか。次に俺の横に座っていた70代らしい夫婦の爺さんの方が入り、さらに数分待たされてようやく俺の番になった。今日は縦隔のリンパ腫の大きさ変化を見るため、胸の正面と横のレントゲンで、すぐに終わった。即現なのでまた受付側に廻ると、さっきの老夫婦のとっつぁんのフィルムも即現だったらしく、もう渡されるところだった。速いなあ。大昔は市中の個人病院なんかに風邪とかで行くと、レントゲンが出来たらまた来い、みたいな感じだったような気がする。こちらもソファで待っていると数分ですぐに呼ばれ、フィルムを受け取って内科受付へ戻り、ナースにフィルムと連絡票を渡した。この段階で9時35分くらい。これから診察予約時間の10時45分までは無罪放免なので、売店へ行って週刊誌を物色、結局スポ日を買い、いつもの1階ソファで紙コップのコーヒーをすすりながら、大したニュースも話題もない紙面を読む。
今日は診察時間がいつもより早かったので、割とすぐに時間になり、内科の診察室前の待合場所へ移動。4、5番前の椅子に空きがなかったので1番の前の椅子に腰をかけたと思ったら、4番から呼ばれた。時間きっかりだった。

診察室にノックして入ると、U先生液晶モニタのデータ画面を見つつ、「お変わりありますかぁ〜?」といつもの感じで聞いてきたので、俺も「いや、それが全然…」と返すと、「やっぱりね、今日の結果もほとんど横ばいですねー。白血球数が少し落ちてますけど、これもまあ誤差範囲内でしょうし、あとは貧血も軽いし血小板も10万ありますから、特に進行はないですね。」とのこと。

WBCは1400(正常値は4000-8000)、うち好中球数47.3%で662。HGBは13.30(正常値は14-17g/dl)。PLTは102(正常値は150-350)。LDHは232(正常値は106-220IU/L)…という数値。

レントゲンの所見も、若干縦隔の腫瘍は大きくなったかな、という感じはあるが、それも目視ではほとんど変わらないくらいのもので、水も溜まるようなこともなく心配はないというので安心。で、「そろそろ骨髄の検査をしなきゃねー」と言われる。骨髄穿刺検査=マルクは前が去年の11月14日だから、3ヶ月経っている。あとCTで脾臓の大きさの変化も見たいというので、次回の診察の前に検査だけやってしまう日を作ることにした。その日にマルクもやってしまえば、次回の診察日=3週間後の3月20日にはその結果も出てるけど、それだとマルクとCTで一日仕事になっちゃうけどどうしましょうか、と言われる。普通の人なら病院に検査のために一日取られるのはどうかと思うかも知れないが、こちらは別に全然構わない。そう言うと、3月7日にマルクとCTをやってしまうことになった。あの嫌な嫌なマルクである。太い針をブスリと骨の髄まで刺され、ギュィィンと骨髄を抜かれる検査である。いっぺんやってみ?諸君。俺の場合もう4回ほど経験しているとはいえ、何回やっても嫌なものは嫌だ。しかし安心のためには仕方がない。嫌だなあという気分よりも、それによって正しく癌細胞がどういう状態にあるかを知る方が重要だと、理解している。骨髄の細胞レベルでも進行がないと言われれば大いに安心なわけだし、そこで何がしかの進行があれば、早い段階で治療に入れるから、どちらにしてもやらないわけにはいかないということだ。
触診でも表面のリンパ腫は大きさはほとんど変わらずで、腋下の腫瘍は小さく、逆に鼠蹊のはホンの少しだが大きくなったといい、こうした上下もこの半年よくあること。全体に体表部の腫瘍は全て2cm以下であり、長い目で見るとやっぱり「変化なし」ということだ。その他も特に変わりないかというので、胃や下腹部の張りも半年前に比べれば強いとは思うが、正直なところこの状態に慣れてきたと告げると、引き続いて風邪や感染症に注意してくださいとのこと。今年はインフルエンザはもうずいぶん減ってきたそうだ。ここでの外来もそうだけど、外の他の病院の話でも、もうピークは過ぎたようだという。
俺も「毎年必ずここ数年、冬は風邪ひいてたんですけど、今回はさすがにここまで気をつけてるせいかひかないですねえ」と話すと、U先生「ということはそれだけ気をつけていれば風邪は引かない、ってことなんでしょうかねえ」と笑っていた。うーん、そうかも知れない。ただ普通に生活している人だと、うがいや手洗いは注意できても、毎日電車や雑踏、会社など不特定多数の集まる場所に身を置かねばならず、一日中マスクをしているわけにはいかない職場もあろう。なので徹底予防は難しいかも知れない。世の中には風邪を人に移せば治ると信じて平気で菌を撒き散らす阿呆(免疫不全・低下している人のことを考えていない)、マスクは予防のためだけと考える無知な人間も多い。俺の場合は最低限の外出しかせず、その外出にも人ごみは極力避けるなど万全を期しているからかも知れない。
浮世のしがらみで俺の診断書がいるので、U先生に診断書をお願いすると、その場で書いてくれた。「何て書きます?」というので「白血球減少による免疫低下で就業できないということがわかればいいんですけど」と言うと、「診断名は前は何でしたっけ」というので「T-PLLでした」というと、「あの段階ではそうだったんですよねー、でもそういう分類にはならないのでどうしましょう」と悩んでいる様子。俺が「前にS先生(入院中の主治医)は<リンパ増殖性疾患>と言われてましたが」というと、「そうですねー、広い意味でいうとそうなりますねー。でも細かい分類、病名が特定されてませんからどうしましょうかねえ」というので「いやー、そこまで細かく書いても見る人は解らないと思いますよ」というと「そうですよね(笑)、じゃあ<Tリンパ球増多症>、としておきましょう」としてくれた。
次回も3週間後、礼を言って診察室を出る。
7日の検査の予約を自分で確認してから会計に行かねばならないので、検査予約の窓口…といっても待合室の一角のカウンタへ行き、オバハンが一人大腸検査の予約の説明を受けているのを待っていると、俺の横の男はその次だったらしいが、オバハンの横に進まなかったので別のオバハンに割り込まれてしまった。全くオバハンという人種は油断もスキもあったものではない。俺が思わず「ここ並んでるんでしょ?」と聞くと「あ、そうです」と言う。だったら割り込まれないように順繰りに前に詰めてくれないと、生き馬の目を抜かれるぞ(笑)。割り込んだオバハンの検査説明がこれまた運悪く長くかかり、次の俺の前にいた男も含めてかなり待たされて、ようやく俺の番になった。検査の説明を受けて、それらの説明が書かれた紙を受け取って2分ほどで終わりだ。何だかなあ。地下の会計へ行き、診断書に病院の印を貰うので、窓口で会計と一緒に出す。診断書分も合わせて4990円を支払い、病院を出た。

外に出ると風は若干おさまってはいたが、気温は低いまま。ゆっくりと歩いて川越街道まで出て、大山ハッピーロードを歩いて大山駅へ向かう。この時間は電車も空いているしマスクもあるので、久々に各駅停車の東上線に乗って池袋駅へ出る。連れ合いが春から京都の大学で教鞭を執るから、就任のお祝いにシステム手帳を買ってあげようと思い、ロフトで物色しに行くのだ。そうそう繁華街へ買い物に出たりはできないので、普段の買い物はほぼ90%ネットや配達で済ませているのだけど、システム手帳はネットの画面では質感や造りなどが確認できない。こういうものは実際に見て触って買わないと絶対に後悔する。実は某有名メーカーのものを一旦通販で取り寄せたのだが、届いてみたら値段の割りにかなりチャチな印象だったのでクーリングオフで返品したのだ。
ロフトは12階で、エスカレータを乗り継いでたどり着くとそれだけで疲れてしまった。やはり健康体ではないのだなあと実感。平日の昼下がりで店内も空いており、ゆっくりと物色して購入し、帰りはエレベータで地下へ直行し、出たところにあるパン屋でパンを買ってまっすぐ帰宅。やはりひさびさの「都会」は疲れた。
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太い針

麻酔をしてるとはいえ、体に針が刺さってくってのは嫌なもんですなあ。骨髄の生検が一番痛かったかな、生涯で。歯の治療が楽勝に思えたから…。でも内臓の生検も嫌そうですね。やったことないんでどっちが痛いかはわかりません。俺の連れ合いは腎臓の生検やったことありますが、やっぱり体にブツリと針が入ってくのがとてつもなく嫌だったそうです。くわばらくわばら。そのあたりのレポートは今日アップしたマルクの項を…

串刺し人間

自分も肝生検という、肝炎ウイルスの検査で右横腹に3~5ミリほどの針をブスっとやられたことがあります。
あれは恐ろしいです。痛いです。麻酔は皮膚のみ、刺さるとドクッと肝臓に鈍い痛みが…。しかも医師が4~5回失敗をやらかしてくれたので悶絶しました。
でも骨髄じゃもっときつそうですね…。肝臓は感覚が鈍いからつねったくらいの痛みで済むとはいえ痛いことは痛いのに。
そういえば、昔手を怪我をした時にも手術後指にいつの間にか針金が刺さっていたこともあったです。痛くは無いですが、抜く時がいや~な感じでした…
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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