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2006-04-02(Sun)

ワイヤレス時代

以前から家や外でヘッドフォンで音楽を聴く際、コードが絡まったりひっかかったりつまづいたりとイライラすることが多かったので、ワイヤレスヘッドフォンを買うことにした。買うにあたり、価格.COMで吟味に吟味を重ねた結果、CREATIVEのBLUETOOTHを使ったワイヤレスヘッドフォンを買った。1万円くらい。

Creative ヘッドフォン Digital Wireless Headphones CB2530ホワイトモデル CB2530-WT

クリエイティブ・メディア

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他社製品でもっと安いのはあったが、BLUETOOTHじゃなかったり(従来の赤外線無線方式だと音切れがしたり、遮蔽物に弱い)、乾電池で動かなかったり(クレイドルやドッキングステーション型の充電器だったりすると、外では使えない)、あるいはユーザーの書き込みで安いけど音が悪かったり、とかで帯に短し襷に…の世界。
結局この製品が一番いいという結論に達した。何せ乾電池式といっても、今はSANYOのENELOOPがある。驚異的な寿命の持ちを誇り、なおかつ充電が100回以上可能という素晴らしい電池だ。うちのデジカメは数年前の200万画素のくせに単3乾電池4本で動くというごつくて重くて動作はノロくて電池はガバガバ食うというどうしようもないものだが、4本全部ENELOOPにしてから、1ヶ月一度もまだ電池交換をしていない。早く充電したいのに(笑)。
さてこの組み合わせで、さっそくパソコンで試してみる。ENELOOPは単4のを2本受信側であるヘッドフォンに、送信側には1本入れる。そうしてパソコンのヘッドフォンジャックにBLUETOOTHの発信側をつなぎ、電源ON。電源を入れるとブルーのイルミネーションが点灯。次にヘッドフォン側の電池を入れると同じように点灯、両者を近づける。しばらくすると両者が呼応するかのように点滅をする。これで「マッチング」が完了し、以後電源のONだけでワイヤレスでヘッドフォンに音が飛ばせるようになったというわけ。
ちなみにパソコンのジャック以外でも、ステレオミニジャックに発信側を挿せば、i-podだろうがNOMADだろうが、テレビだろうがビデオだろうがステレオだろうがMDだろうが、平型コネクタを変換すれば携帯だって、全部このヘッドフォンで受信可能だ。
肝心の音質の方はちょっと「こもった感じ」が気になるといえば気になるのだが、低音の再現もまずまず、密閉式に近いので音漏れもほとんどない。それに音質は送信側のイコライザで調節できる場合も多いから、あまり問題なし。何よりコードのないことの何という開放感! パソコンで再生しているmp3を聴きながら、そのまま台所へ立ってコーヒーを淹れたり小便をしたり(笑)も出来るのだ。コードがないことがこれほどまでに便利で機能的で開放感に溢れているかと、目からいや耳から(?)ウロコ。さすがに6.7mくらい離れると、うちは無線LANもあるせいなのか音がザザザと何度か途切れがちになったりはするが、概ね受信状態も良好だ。
BLUETOOTHは遮蔽物があっても届くから、発信側のポータブルオーディオ機器・携帯電話などがポケットやバッグに入っていても、歩いて聴く分には全く問題ない。いやー世の中ワイヤレス時代ですなあ。

あと公衆無線LANがどんどん整備されれば、モバイルだっつったって64kでしょぼしょぼネットつないだり、常時接続つったってピッチでせいぜい128kbpsだったり、あるいは携帯でADSL並つったってキ●ガイみたいなパケ代を取られたりせずに済むのに…と思ってたら、月基本料金はたったの210円でワイヤレスゲイトというサービスがあることを知った。これ2年前くらいからあったらしいのだが、恥ずかしいことに全く知らなかった。ていうか、だいたい公衆無線LANそのものが普及度があまりに遅く、「あのホリエモン」下のLivedoorが格安で山手線圏内全てをカバーする、と豪語してから俄然注目されたというインフラではなかったか。
俺の使っているノートPCは去年入院するにあたり、入院中でも一切の仕事が滞らないようにと買ったハイスペックのA4機なので、外に持ち出すには辛いし、そもそもモバイルするためのものではない。なので無線LAN内蔵を選択しなかったのだが、家に戻ってADSLでのLAN環境をワイヤレス化するにあたり、BAFFALO製のルータと同時にカードを導入、ワイヤレスの素晴らしさを実感した。メインの仕事マシンとして買ったものなので、そもそもモバイルをするつもりはなかったとはいえ、家の中どこにでも持って動けるのはノートならでは。しかしその際ネックになっていたのはマウス、電源、そしてLANといったケーブル類だ。これらのうち、バッテリーは3時間持たないので、電源は必至。マウスは無線マウスを買ってみたが、動作がどうもうまくない。有線のオプチカルマウスの方が思ったところへピタリといく感じなので、マウスは有線に戻した。これだけなら、仕事机から居間へ移動…までは何とかなる。これにLANケーブルだUSB外付けHDDだ…となると、もうコードだらだら状態で移動になるので、現実的にはかえって不便になってしまう。なので動かず、仕事は仕事机で、と続けていたのだが、長時間同じ姿勢、椅子に座った姿勢が、今の自分の状態=脾臓が腫れて腹が張っている状態にはけっこうキツい。なので、1時間おきくらいに居間のソファにひっくりかえったり、座ってみたりというブレイクが必要だった。
しかし無線LANを導入してからは、電源コード以外はマウスだけなので、比較的自由な場所・姿勢でノートが使えるようになったというわけ。ただ、この先入院することを考えると、やはりネックになるのはネット環境。WILLCOME(エアエッヂ)のつなぎ放題4Xは年間契約しても一月9000円くらい、プロバイダ料と合わせると1万ちょっとかかるくせに、スピードはたったの128kbpsだ。しょせんピッチなんてそんなもので、大量のデータを送受信する仕事にはほとんど使えない。去年の入院中は無治療だったので時間は比較的余裕があったから、このエアエッヂでの何時間かのファイル転送にも耐えられたものだが、この先もし抗癌剤治療に入ることを考えたら、気分のいい時間…たぶんそれはホンの短い一瞬だと思うが、その時に作業を始めて、早く終わらせられる環境がないときついと思う。
仕事なんて、と医師やこれを読む人に思われるかも知れないけれど、仕事を続けて少しでもお金を稼がないと、そもそも治療を続けることさえ出来ないのが現実だということを解ってもらいたい。
で、公衆無線LANがもっと普及すれば、病室とまでいかなくても、病院の待合室やしかるべきスポットまで移動できれば高速通信が可能になるとか、自分じゃなくても人に頼んでデータの送受信だけしてきてもらうとか、いろいろ便利になることが増える。先のワイヤレスゲイトは、現在いくつかある無線LAN=ホットスポットのうち、Yahoo!BB、LivedoorWirelessなど(正確にはBBモバイルポイント・エキLANスポット・成田空港エアポートネット・livedoor Wireless・羽田空港ビッグバード無線LAN・JR東海(東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪)・みあこネットなど)複数のスポットが、一つのアカウントで利用できるというサービスだ。もちろん基本料金以外は従量制=だいたい2時間315円かかるが、バリバリに一日何度も外でモバイル、それも大量のファイルをftpしたり受け取ったり、みたいな使い方をする人以外なら、この程度でじゅうぶんというレベルだ。そもそも全く使わなくても、月にたったの210円しかかからないから、それはアカウントの保持料と思えば安いものだろう。スピードも無線LANは最大11Mbps(livedoor Wirelessのエリアでは最大54Mbps)というスピードが出るので、家のADSLと同レベルか、ヘタをすると速かったりする。ただ問題は、使えるエリアがまだまだ少ないというところ。山手線内、主要駅周辺は相当カバーされてるし、マクド店内ではYahooが使えたりするけど、さすがに病院にはないし、調べてみたら周辺にもない。しかしこのサービスは病院に入院中じゃなくても、使えると思う。
初期設定だけはちょっと素人には面倒かも知れないが、それぞれの無線LAN業者のESS-IDとWEP(ネットワークキー)をPCに登録しておけば、あとは外でエリアを確認し、接続するだけ。その際のIDとPWはワイヤレスゲイトのものが各社共通で使え、料金も一元管理できるというわけ。月にせいぜい数回程度外でインターネット接続したい、接続場所は不特定、しかもその場合には大量のファイルの送受信が必須という人にはうってつけ。ってそういう需要がどれくらいあるのか知らないが、病院なんかいいと思うんだけどなあ。医療機器への電波の影響が懸念されるが、それはしかるべき場所を限定してスポットを置けばいいのである。病室全てに有線LANひくとかFTTH導入するコストとか考えれば全然現実的だと思うがどうだろう。
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コメント

病院とIT

電磁波の健康への影響について議論があるので、白取様のおっしゃるように一定の条件を設けた上で、病院内でのパソコン利用に賛成です。

って言うか、医療者サイドでは、大きい病院はすっかりIT化されていて、手書きの「温度板」を廃止して、主治医がノートパソコンのようなものを持って回診し、患者さんのバイタルサインを直接入力しているところもあるくらいだし。

仕事に使うだけでなく、娯楽や気分転換も大事だし、白取様がされているように治療のための情報を得たりすることも出来ますしね。薬の副作用や相互作用なんかも、添付文書に書かれてない現象を患者さんが体験してネット上でいち早く報告されてることも多いですし。
どこかの病院で、患者さんが自分の診療情報にアクセスできるところもあったような気がしたのですが、記憶違いかな。

大学病院のようなところなら、IT分野の専門家が揃った医療情報部と言うのがあるので、そこに患者サービスにも取り組んでほしいですね。例えば、学生用のパソコン利用ルームと言うのがあるのだから、医療情報部から「患者様用パソコンルームを作ってほしい」とか言ってもらえると病院も前向きに考えてくれると思うのですが。外来に「患者様の声」みたいな投稿ポストがあるところも多いので、専門家の白取様から医療情報部宛てにアドバイスして頂けたらなと思ったりしています。

ワイヤレスゲイト

自分のような人間にピッタリなんですよねー。会員にはなってませんが。いちおうIT関係(w)の仕事なんかしてますけど、ほとんど会社の中で仕事してますから、モバイルって月に数回程度しかやらないんですよ。でもやるからにはそれなりのスピードが欲しい、なんて。
病気で長期入院なんてことになったら、今の時代、通信インフラの問題は切実な大問題のはずですよね。でもまだまだお粗末な状況であることは確かなようです。確かに、病院は本来「病気を治すところ」なので、仕事は二の次になりがち。でも仕事をしないと生きていけない人が社会の大部分であることもまた事実で、例えば僕なんかが入院したら、やっぱりネット環境がないと途端に失業です。。。イザって時のために対策考えておこうかな。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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