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2006-06-08(Thu)

久しぶりの清竜丸

6月8日(木)
朝はゆっくり目、10時前に起きる。朝はいつもの「モーニングセット」。鍋にたくさん作ってある野菜スープに、トーストとコーヒー、果物がある時はバナナやみかんなどを添えるというのが定番。不摂生をしていた頃は朝食はほとんど食べずにいた、というより食べられなかった。朝は歯を磨くとオエと来たし、本調子になるまでしばらく時間がかかったので、朝食どころではなかったのだ。タバコをやめたことでいいことは数え切れないほどあるが、去年入院してから朝食の大事さも知ったし、それは禁煙したから味わえるものでもある。その後はちょっと立て込んでいる仕事。

先日突然、友人でもある清竜丸のマスター河野さんから手紙をいただいた。癌になって以来、酒も月に一度程度、外食などの際に何かの弾み(笑)でビールを1,2杯飲むくらいになってしまい、当然お店にも足が遠のいている。清竜丸は何といっても新鮮な刺身が売りの「漁師料理」が売りの店だ。自分の場合生ものの摂取は極力控えるように言われているので、顔を出すのは拷問に等しいと思い、それもご無沙汰していた要因の一つである。
河野さんは別に客として店へ来ずとも、顔が見たいし話もしたいので、会いましょうと誘ってくれた。よく考えれば蓮根へ引っ越して以来、もう十数年来のお付き合いである。その間、お店の店主と客以上のお付き合いをさせていただいている。箱根へ旅行にも行ったし、車であちこち連れて行ってもらったり、河野さんの「地元」である浅草へも何度も出かけた。美味しい店も教えてもらったし、美術館へ行ったこともあった。麻雀もやった。店がハネた後、飲み屋をはしごしたり、朝までカラオケを歌ったりと、よく遊んでもらったものだ。もちろん、もうそんなムチャは出来ない体になってしまったのは残念だが、だからといって半年もご無沙汰したことはこれまでなかった。連れ合いとそんな話しをしていると、じゃあ久々にお店へ行こうよ、ということになる。
5時半ころにタクシーを拾い、蓮根へ。半年ぶりに清竜丸を覗くと、マスターが何やら指示をして、カウンタの中では常連客で友人でもあるHさんが換気扇をいじくっている。従業員のKちゃんが換気扇のスイッチ担当で「つけてみて」「まわった」とかやっている。全くこちらに気付いてくれないので入っていくと、換気扇が壊れてHさん(電気工事の技師でもある)に修理を頼んで、ちょうど直ったところと言っていた。
河野さんもKちゃんも、半年も顔をあわせていなかったとは思えない以前と変わらぬ態度で明るく接してくれる。俺はここの鮮度なら安心だと腹をくくって、まぐろやオススメの赤貝の刺身などを頼む。結果生ビールとギネスの黒などを数杯飲んだ。連れ合いはウーロン茶のみで付き合ってくれる。マスターは「やっぱりさあ、ムチャクチャやって病気なんかフッ飛ばさなきゃダメよ!」なんて笑わせてくれる。8時前まで楽しく飲んで、しばし病気を忘れた。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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