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2006-10-02(Mon)

脾臓の腫脹が進む

10月2日(月)

前の晩かけておいた携帯の目覚ましが7時40分に鳴り、眠かったが何とか起きる。支度をして8時ちょいに外に出ると雨。マンション前でちょうどサンベストから出てきたばかりのタクシーをつかまえ、乗り込む。運ちゃんは日大病院というと、自分の娘が新米看護婦として勤めているといい、こちらの病気を何かと聞くので大雑把に答えると、自分も妻が透析になってしまい、入退院したりで介護が大変、そうこうしてたら自分も胆嚢に影があると言われて…みたいな話を延々と聞かされる。幸い渋滞はたいしたことはなく、豊島病院前経由で病院へは8時50分ころ到着した。いつものように内科へ行きナースに連絡票を貰い、地下の採血受付へ向かう。今日は28番。しかし採血の技師の数が少なく(今日は2人)、延々15分くらい待たされた。
採血が終わった足で内科のナースに連絡票を渡して、地下のスタバへ行く。地下とはいえ、病院の入り口にスターバックスがあるという光景はどうにもヘンテコというか、何か夢を見ているような感じでいまだに馴染めない。アイスラテのトールを頼み、セルフのカウンタへ移ってシナモンパウダーを振って飲む。前の客であるおばちゃんが、ホットコーヒーのカップを持ったまま隣のセルフカウンタへスライドしたはいいが、何をどうしていいのか解らずに呆然と立ちすくんでいた。このシステムはお年寄りにはちょっと解り辛いのではないかねえ。ラテを飲み終わった後は売店へ行き、堀井憲一郎の「若者殺しの時代」(講談社新書)を買い、待合室へ行って読む。診察予約時間は9時40分となっているが、採血が終わったのは9時10分過ぎ、いくらなんでも30分足らずで結果は出ないだろうと、1時間遅れのつもりでじっくりと読書。実に面白く、なるほど、うまい、と思いつつ読み進んでいく。肝心の診察はやはり時間を過ぎて飛ばされていくようで、ようやく呼ばれたのは11時40分ころ。予想通り1時間遅れだった。
開口一番U先生に「お変わりないですか〜?」といつものように聞かれたので、苦笑しながら「ええ、全然…」と答える。こないだのCTの結果は「やっぱりね、脾臓はちょっと一回りくらい大きくなってるんですよ」とのこと。俺としては、爆食を続けているので胴回りが太ったと思っていたので、脾臓の腫脹が進んでいるということはちょっと予想外だった。そうか、やはり進行が止まっているわけではないのか。まあ俺の癌は格別に脾臓が好きなようなので、こういうことになるのだろう。…ただし、その他の臓器に関しては全く影響がないそうで、機能的にも全く正常。朝の採血の結果も横ばいのままで、見せてくれた数値によると横ばいも横ばい、ほとんど前回と数値が同じ。
しかしこのまま脾臓がデカくなっていくと、当然何らかの対処をせねばならないのだろうが、以前入院中の主治医であるS先生が言っていたように、脾臓を取るという選択肢もあることにはあるが、俺の癌の場合は脾臓へ集中する傾向があるようなので、これを取った場合にそれらがどこへ向かうのかが不明だ。せっかく脾臓以外は正常なのに、脾臓を取ったばかりに周辺の臓器に悪影響が出ないとも限らないので、「取ったことによる悪化」の方が心配だということだった。となると脾臓の腫脹が許容範囲を超えた場合は抗癌剤投与となるのか。しかし今のところはそれもあせってやるまでには至らず、従って様子見を継続という判断だろう。U先生は診察台で俺の腹や各リンパの触診などをし、脾臓以外は全く変わりがないことをいつものように確認。ベリチーム(消化剤)を飲むようになってから一度も吐いてないというと、じゃあまた二週間分出しておきましょう、ということになり、処方箋をいただく。次回は11月だ。このままゆっくりと、いや進行がほとんど無い状態が続けばいいのだが、それはやっぱり虫のいい話だろうか。

診察室を出て会計へ行き、2000円ちょっとを支払って、一階へ出ていつものベル調剤薬局へ。もう雨はすっかりあがって、陽射しさえある。しかしいつも空いているこの薬局が珍しく混んでおり、20分ほど待たされた。どうやら無料、と謳って設置してあるお茶やコーヒーのサービスが受けているようで、老人たちがどっかり座って茶を飲みながら病気自慢をしている。「癌? んなもん全然怖かねえよ。俺なんかさ、胃癌で3回も手術受けてんだけどピンピンしてるよ」とか仁王立ちしながら言ってるジジィもいる。別の老婆は「あたしゃ膝が痛くて腰もダメでしょ、もう辛いのよ毎日」とさんざん愚痴を言っていたかと思うと、薬ができて名前を呼ばれたら「はい!」と元気良く返事をしてサッサッとカウンタへ歩いていった。ま、皆さんお元気でよろしゅうございますね。
そんなこんなでようやく薬を受け取って、連れ合いがこのところ咳をしているのでラカンカのノンシュガーのど飴を買い、病院内にあるバス停へ戻ると11時25分。30分発の赤羽行きに乗り込む。バスで蓮沼町まで出て降り、銀行へ寄り、ファミマでいくつかの支払いを済ませ、道路を向かいへ渡って高島平行きのバスを待つ。陽射しがあるのに霧雨みたいな雨がさあぁ〜と舞っている。その中を10分ほど立っていると12時ちょいにバスが来たので志村坂上まで行き、買い物して帰宅、1時ころ。

今回は前のCT画像と比べて明らかに脾臓が大きくなっていたことが心配材料だ。だが自分としては、体調は悪くはないし、前のように胃腸が圧迫されて機能低下したせいなのか、よく腹痛や嘔吐をしていたのもなくなった。何より食欲があり、むしろ運動をしないでこんなに食ってたら糖尿になりはしないかと心配なほど。この自分の感覚を信じたいと思うが…。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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