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2006-12-19(Tue)

御用学者もやっぱり公務員

もう夜のニュースは血圧に悪いので見ない方がいいのかね。…御用学者・本間税調会長の「愛人と官舎住まい」問題。まあこういう話も改めて何か言う気にもならないが、どうも自民党内というか政府内にも、官舎から退去したことでこの問題は幕引きにしたいというような気配が漂うのが気に入らない。しかも「本人のプライベートな問題だから」なんて言う頓珍漢な馬鹿までいるのが理解不能。
そもそも入居にあたっては税調会長をお願いした政府というか官僚側から申し出があったらしいが、入居の申請は本間が所属している大阪大学を通じてなされたそうだ。大学の総務課によると、その書類で同居人は「妻」と記載されていたという。だがもちろん同居していたのは「愛人」だった。
となるとこれは、国立大学教授が公務員官舎に入居する際の申請書類に虚偽を記載した、ということになる。おいおい、んじゃあそれって公文書偽造か、あるいは詐欺とかになるんじゃねえの? 何度でも言うが、公務員の住宅建設費も維持費ももちろん税金。全部国民の財産のはずだ。税金で建設された立派な住宅ながら、その家賃は相場からするとかなり安い。そこへウソついて入居したんなら、その特権=つまり差額を不当に搾取したんだから、それとも横領になるんかねこの場合? ともかくこういう話はたまたま本人が潔く(というか「離婚調停中で解決後は結婚するつもりだった」とかいう「だからいいじゃん」みたいな厚顔さで)認めちゃったので、「おいおいそれはいかがなものか」ってな話になったわけだ。こんなことは日本じゅうの自治体で行われていて、明るみになってないだけの話なんだろう。何せこの国の公務員どもは腐ってて当り前、だからな。
それより法務大臣が記者クラブでこの問題にコメントを求めらて「自分は元役人だから民間人の感覚は解らないけどさあ」とヘラヘラと笑いながらしゃべっていたが、あのジジィ、なんか勘違いしてねえか? 腐れ役人あがり風情が、国民の税金を食んで楽してきくさったくせに、江戸時代じゃあるまいし「お上」という「特権階級」が「一般国民より偉い」って感覚かよ。
それにしても記者クラブってのも仲良しクラブか、あんなこと政治家に言われてみんなヘラヘラと聞いてる方もどうかしてると思う。なぜ怒号が飛び交ったりせんかね。「今の発言はどういう意味だ!」「我々マスコミの後ろには国民がいることを忘れるな!」くらい言えねえのかよ。…言えねえよな、次から記者クラブ出入り禁止だもんな。そしたら明日っから全部自分たちで歩き回って取材しないと記事書けねえもんな。記者クラブって「取材対象が用意してくれたぬる〜い空間」に肩までどっぷり漬かった最近の記者諸兄にとっちゃ、もう夜討ち朝駆けでの取材なんて「3K」仕事はやりたくはないわな。ていうか記者クラブが無くなったらどうやって紙面埋めていいのか解らなくてお母ちゃ〜んなんて泣き出すんだろうな。最近の政治家や官僚のスキャンダルはほとんどが週刊誌などのスクープだ。それを新聞が後追いするという阿呆なパターンが続いているが、新聞ってホンット、もういらねえし終わってると思うよ。
いろいろ言われて功罪もまたいろいろあった田中康夫前長野県知事の県政だが、一つ誰がどう見ても立派で素晴らしい勇断だったのは、「記者クラブの廃止」だった。本来マスコミ、いや報道・ジャーナリズムってのは権力が何か不正をしないか、国民に裏切り行為を働いていないかを監視すべきもののはずだ。責任が重くなるにつれ、扱う権力が大きくなるにつれ、それを担う人間の度量、品格、人格も問われるはずだ。もちろん犯罪行為を犯すなどとんでもないことなのは言うまでもなく、一般の国民ならまあまあで済まされることでも厳しく責任を問われるべき立場であるはず(実際は逆で一般ならクビかブタ箱という事件でも公務員どもはのうのうと高給と恩給付きだが)。そういう立場の代表的なものが政治家であったり、司法や行政に関わる人間であるはずだ。なぜなら、彼らは税金で養われているから…という紋切り型のことを言うつもりはない、彼らは「権力」を持っているからだ。もっと言えば「特権」でもいい。
実際に高級官僚といった人たちは、国民の税金を預かりそれなりに天下国家を左右する仕事の現場にいるので、個人や一企業の利益追求のために働いているわけではない。だから税金で養われているわけだし、多少の特権が与えられるのも目を瞑ってもいい。だがそれは当然ながら「まっとうに仕事をしている」人間に対しての、国民の「寛容なる容認」に過ぎない。国家、国民のために働くことが立派なことなのではない、それが彼らの選んだ仕事であり、その職責というものなだけだ。あまりいい気になるんじゃねえぞ、この木っ端公務員が。…ってやっぱし免疫に悪くて最近はニュースも見てられねえ。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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