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2006-12-26(Tue)

若者にツケをまわし続ける日本

「白取さんは公務員批判がお得意のようですが、私の職場では人員が不足し、激務が続いており区民の皆さんの要望に丁寧に対応したくても出来ません。実際上の人らはブラ勤に近い状態で、その分の人件費を削って現場の若い人らの雇用にまわせと常々思ってますが。(中略)ところで自民党も公務員の人件費削減を改革として公約し、実行していますよ」
…また匿名メールですが、「自称公務員」というこの方、いやね、なん〜回も言ってますが俺公務員全てを悪だと言ってるわけじゃないでしょう(笑)。どんな業界でも悪は存在してる、人間ってそんなもんですよ。でも問題なのはその悪人の悪行が露呈した場合にキチンとした裁きや相応の制裁を受けるかどうかってこと。公務員の場合は犯した罪の重さに比して制裁が余りに軽すぎるということが問題だと言っている。例えば横領でも、彼らの場合は何せその金は税金である。俺らが必死で稼いだ金からむしり取られていく税金だよ。税金じゃなくちゃ重くねえのかという頓珍漢なツッコミは無視する(笑)。皆が稼ぎにあわせてお上に税金を納める。その金で国や地方自治体は、ひろく国民・住民のために公益サービスを行う。その手助けに仕事として携わっているのが公務員だ。彼らも税金は納めている。なのに、罪の意識がなさ過ぎる。自分が稼いだ金だったら使う際に慎重になろうが、国民から広く集めた税金だと思うから、大切に思うべきところをちょっとくらいポケットに入れてもいいだろう、となるんだろう。あとね、公務員の存在を全否定してどうするよ、俺なんか友達に公務員多いし(笑)。みんな真面目に働いてるよ、必死こいて。そういう公務員ほど、悪人どもの所業を苦々しく思ってるさ、当然。実際に任務に比べりゃ薄給で、しかも常に人員不足って公務員の職場だってたくさんある。そんなことは知っている。
ところで自民党の公務員人件費削減だあ? 寝ぼけたこと言わないで欲しい。その案というのは2010年までに5%の公務員削減というもののことだろうが、その削減は何のことかご存知か? 人数だよ。それも「新規雇用を二割削減し、あとは自然減」って…。一番削減すべき、長く居るだけでロクな仕事もせんでふんぞり返ってアガリを待ち、民間の数倍の退職金とあわよくば天下り先でのブラ勤でまた高額な給与を食み、半年や一年でまた退職金を貰い、たっぷり貯め込んだ上に手厚い年金を貰う、クソ蛆虫どもを削減せずに、これからの日本を担う若者の雇用を減らしてるんだよ。
じゃあアナタは民主党支持なのか、いやさ共産党員か、と言われる。違う、って。民主党の大きな票田は公務員だよ。民主党が思い切った公務員改革を出せないのはそのせいで、事実、マニュフェストを見てもこの部分に関しては自民党案と大差ない。結局はコームインどもの「既得権益保護」だ。こんな政治家どもに改革なんかできるわけがない。共産党も公務員の削減には手つかずだ。一応お子さんたちのために言っておくと、この国のシステムは官僚がいないとどこもかしこも動かないように、もう、長い時間をかけて、作られてるんです。なので公務員を皆殺しにせよ、と言ったところで国家が破綻しどっかの国に飲み込まれるだけだ。政治も例外ではなく、一部の熱心な(本当に稀だが)議員を除けば、答弁から質問から官僚=公務員の力を借りないと何も出来ないことになっている。議員は数年で入れ替わるが、官僚どもは定年までどっかりと居座り、税金を食む。ちょろちょろっと改革派が出てこようが、巧みにごまかして抜け道の多いザル法案を作って政治家、国民を騙し続けることなんかお手のもんだ。とにかく公務員の改革を公務員に任せる、公務員の監視を公務員にやらせる、そんなんで真剣にやれるわけがなかろう。
自民党に限らず野党諸政党も揃いも揃って「政治家」たちが、既得権者である公務員の年寄りどもにおもねり、ツケを全部若者にまわすのはなぜか?
それは若者が選挙に行かないから。政治への参加意識が薄いから。タックスペイヤーとしての自覚がないから。要するにバカだから。つまり、「票にならないから」。若者たちが全員政治や行政への監視を強め、意識を高め、不正を許さず声を上げれば自然と政治は若者へも目を向けた政策を作らざるを得なくなる。だが現実には、若い議員たちは上の世代のイエスマンとしてしか存在し得ず、若い有権者は基本的に投票という行為をしない。行っても組織票として何の疑問もなく上の言う通りの投票を強いられそれを行うか、人気取りのタレントだのスポーツ選手だのにホイホイ投票している。これじゃ、バカにされるよ。
一応硬軟取り混ぜて、読みやすくて解り易い以下の本でベンキョーするといいでしょう。

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来

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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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