--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007-02-05(Mon)

CT撮影の日

朝10時ころ連れ合いに起こされる。今日は日大病院で腹部と下腹部〜骨盤あたりのCTを造影撮影する日だが、撮影は2時20分予約。いくら何でもそんなに急がんでもと思ったが、ゆうべ遅かったとはいえ世間的にはもうとっくに皆さん起きている時間。そのまま起きる。造影剤を入れる場合は撮影の1時間前から水分はダメ、食事は3時間前までに済ませておけというお達しなので、朝は野菜スープ、昨日連れ合いに帰りがけ京都の進々堂で買ってきてもらったコーンドビーフ&レタスサンドでしっかり食べる。それにしても美味。どうしてこうも違うものかと感心しながら食べる。ごくごく普通の、地下街にあるパン屋さんで売ってるバンズにレタス、ビーフハムを自家製マヨネーズで挟んであるもの。なのに、東京の一流と言われるパン屋のパンの数倍うまい。水とか粉が違うんだろうか。ていうかこれまでの人生で何十回と裏切られてきた経験から、東京の名店とかグルメ情報というものを一切信用してないが。

1時半ころ支度をして、連れが散歩がてら一緒に行くというので二人で出る。今日も晴天、2月のこの時期なのに暖かい。バス停横でタクシーを待っていると、近所のタクシー会社の車庫からちょうど出てきたばかりの空車をつかまえる。病院には2時ちょいに付き、内科受付で連絡票をもらい、放射線科受付へ。そこで第三CTで取るが造影剤を入れる準備があるので13番のレントゲン室前つまり処置室の脇で待てと言われて、連れには病院地下入り口横にあるスタバで何か飲んで待っててと言って、裏の処置室へ廻る。
そこで10分ほど待たされて、ようやく処置室に呼ばれたので入ると、今回は下腹部だがズボンを下げればいいというので着替えはせずに済む。そこから看護婦さん(看護「師」という意味不明の単語はどうしても使えない…)が「血膠内科の患者さん、造影剤ありますのでお願いします」と電話で医師を呼んでおり、さらに10分近く経って、呼ばれた先生が来た。マスクをしていたが「あれ?」と思ったらやはりMDr.。一昨年、入院していた時の医師団の一人であったM先生だ。向こうも「あ、白取さん? お久しぶりです」と笑顔で挨拶をしてくれた。「お変わりなさそうですね」と言いつつカルテをふむふむと見て、俺の方も「あの後全然変化がなくて…」と言うと「そのようですねー、良かった良かった…」と言いつつ、俺の右手に針を刺し、生理食塩水の入った注射器をつなげた管をつなぎ、看護婦がそれを丸めて腕にテープでとめる。この注射器の途中からCT撮影時に造影剤を入れるためだ。MDr.はその処置をしつつ「ブログやられてるんですよね」と言うのでびっくり。「えっ、見てるんですか?」と聞くと「最近はあんまり見てないすけど」と笑われた。いやー赤面。
その後廊下で待ち、5〜6分ほどで前の2人の撮影が終わり、俺の番。下半身はパンツ一丁になり、バスタオルをかけた状態で仰向けに台の上に寝る。造影剤は何度も入れてるので看護婦さんの問いにもそのように答える。最初は造影剤なしで2回ほど撮影され、最後に造影剤を入れて撮影。前は入ったことも自分で気がつかないくらいだったが、今回はホンの少しだけ喉の奥と肛門のあたりがジワリと熱くなった感じ。撮影が終わるとMDr.がそばにきて、「あんまり変わってないみたいでしたね」と言ってくれたので、「大きくなってませんでしたか?」と聞くと「ええ、ほとんど解らないくらいですね」とのこと。自分でもそうだろうとは予想していたものの、やはり医師にそういわれるとホッとする。お礼を言ってズボンをはき、CT室を出る。
そのまま会計受付へ出して番号札を貰うと2009番。すげえ、午後はこんな数になるんだ…と思いつつ、精算機の前で掲示板に自分の番号が出るまで数分待ち、1万円ちょっと支払って終わり。連れ合いがちょうどいいタイミングで脇に来たので、俺は小腹が空いたのと、水分をよくとってくださいと言われてたので、スタバでスターバックスラテとドーナツを一個買う。連れ合いは一度飲んだそうだが、つきあってもう一杯アイスラテと小さいケースポンジケーキみたいなのを注文。そのまま二人で椅子に座って食べた。

病院を出て、いい天気の中てくてく歩いて大山ハッピーロードを大山駅方面へ散歩がてら歩く。そういえば入院の日、病院へ通じるこの道に面した民家が火事で、消防車が何台も来ていて車が入れず困ったっけ、なんて話をしつつ。入院したばかりの頃は、数年後の自分がどうしているか、いや果たして生きているのかどうかも解らなかった。今こうやって暮らしていられることがしみじみと有難い、真冬の午後であった。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

広告
アフィリエイト・SEO対策
検索フォーム
プロフィール

シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

シンプルアーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。