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2007-03-26(Mon)

「保護観察」継続

3月26日(月)
夕べは1時半ころ二人とも寝た。最近では早い方である。今朝は目覚ましの鳴る前に7時半ころ先に起きて、その後連れ合いもすぐに起きて来る。野菜スープは暖かくなってきたので火だけ通して食べずに、支度して8時前に先に出る。今日は俺は先週のマルク(骨髄穿刺検査)の結果を聞きに9時から日大病院、連れは北社会保険病院で腹部エコーとCT検査があるので、それぞれ病院へ散るというわけだ。全く夫婦二人で毎月毎月医療費がトンデモ金額になっているぞ。
こちらは17号で10分弱でタクシーが来たので乗り込み、17号〜豊島病院経由で日大病院へ向かう。例によって凄い渋滞だったが、タクシーにはなぜか「日経トレンディ」最新号が備えてあったので、「ほほう、朝摂れ野菜の宅配があるのか」などと読みふけっているうちに渋滞を抜けて仲宿手前の右折箇所まで来ていた。
病院へ着くと9時10分前、診察室前の椅子に座ると7分前。予約時間の9時は朝一番である。他の診察室ではもう診察が始まっていて、呼ばれている人や出てくる人もいる。ひょっとしてもう呼ばれて飛び越されたかなと思ってたら、9時10分ころになって呼ばれた。
すぐにU先生は「どうやら変化なかったようですねー、異常リンパ球は60〜70%くらいと相変わらず多いは多いんですけど、前回とほぼ同じですし、あとマーカー類も全く前回と同じ様子なので、このまま次回は来月でいいと思います」とのこと。いやあホッと一安心、だ。
「やっぱりくすぶり型、という感じなんでしょうかねえ」と言うと「そうですねえ、そんな感じに見えますね」とのこと。「このまま大人しくしててくれるといいんですけどね」と本音を話す。「一番大きいのはやっぱり縦隔のリンパでしょうか」と言うと笑われて「いや、脾臓だと思いますよ」と言われる。そりゃそうだ。胸のリンパの場合、気管を圧迫して呼吸を阻害したりすれば治療開始となる目安。しかし前回のレントゲンでも大きさは変わってないし、呼吸も問題なし。腫れた脾臓だけが今のところ最も厄介な「症状」ということになるようだ。
というわけで次回は採血だけでいいということで、4月下旬、GW前の週となった。いやあ執行猶予継続、という感じ。会計の番号は36番、今までで一番若い番号だ。420円を支払って、病院の地下入り口にあるスタバーでいつものようにホットのスタバーラテを買って病院の外へ出る。9時半前だったが、快晴で気温もグングン高くなっている感じで、ホットのテイクアウトは熱い&暑い。入り口の自動ドアを出たところで点滴スタンドを押しつつ歩いている婆ちゃんが片手に紙コップの紅茶のようなものを持っていたが、下が格子状にでこぼこになっているので、「あわわわ」とか言いつつ点滴スタンドガチャガチャ紙コップの紅茶バッチャンバッチャンでこぼれ撒き散らすわで大騒ぎ。コントか、と突っ込みを入れそうになる。
連れにこれからバスで赤羽へ向かうとメールして、病院前の始発停留所からバスに乗り込む。9時24分発、順調に赤羽駅へ着くとまだ10時前。いろいろ時間を潰し、連れと合流したあとは駅ビルにある四川料理レストランでランチを食べて、陽気もいいし買い物もあるので志村坂上へ行く。
坂上の商店街は大山ハッピーロードのような大きな商店街と比べると小ぢんまりしているが、馴染みがあって和む場所ではある。裏道から見次公園へ降りてみることにする。ここはずっと前にも連れと二人で花見…ほんとうにただ花を見るだけだが…に来た場所で、この季節に来るのは五、六年いや十年ぶりかも解らぬほど久しぶり。花は残念ながらまだ三分からせいぜい四分咲きというところか、子ども連れの若い母親たちで埋め尽くされており、子どもの嬌声と狼藉で無法地帯と化している。子どもの行き過ぎを注意するでもなく、母親たちはまばらな桜の花びらと蕾の下で、おしゃべりに興じつつ時折子どもの方へいい加減な視線を送っている。
しばし池のほとりに腰をかけて、ぼーっと二人で池を眺めた。鳩が降りてきたので、持っていたスポンジケーキの菓子をちぎって与えると、激しく首を振って嘴で一生懸命つついている。それを見たもう一羽が降りてきて、二羽でケーキくずをつついては飛び散らせ、その破片をまたつついて…の繰り返し。花はまだ早かった、
買い物して帰宅。

こういう状態に慣れてしまったとはいえ、癌の進行が数値で解ると言っても過言ではない検査結果を聞くのは、正直ちょっと怖いものだ。「無治療・様子見継続」というのはいつも病院へ行き確認して戻るたびに無罪放免というような感覚があるが、実はそうではなく執行猶予継続か、保護観察継続という感じだろう。なぜなら、無罪放免というのは「完治」だから。異常細胞が三分の二を占め、抹消血では正常な白血球数が三分の一になっている、このことがはっきりとした相関関係を表しているような気がする。治りたい、健康な体に戻りたい、そのことだけが切実な望みだ。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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