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2007-03-27(Tue)

テレビ、喫煙、アイドルの解雇

3月27日(火)
我が家では朝起きてすぐから寝る寸前までテレビがついているから、テレビはかなりよく見ている方だと思う。見ている、と書いたが別に見たくて見ている番組はほとんどない。このところなるべく病人病人して引きこもることも徐々にではあるがやめたので、感染などには注意をしつつ買い物や散歩にもよく出かけているから、その間テレビなど全く見ないわけで、従って依存ではないと思う。家に居る間、することがない間はダラダラとザッピングをしている、することがあれば当然そっちを、やりたいこと・やらねばならないことを優先している。テレビはBGMのようなものだ。
何でこんなしょーもないことを書いているかというと、テレビのことをこうして記事に書く場合、大概が下らぬ俗悪番組・低脳タレントなどの悪口になってしまいがちなので、書く方も読む方も気分が悪いから、あまり書かないようにしようと思っていたからだ。んでわざわざ前フリをして書くが、昨日だったかのSANKEI Expressに、作家の吉川潮氏がコラムで「テレビは俗悪番組ばかりでバラエティを見ると頭が悪くなるから見るな」というようなことを書いていた。それはまっこと正しいと思う。
けれども、我々は何も俗悪・低俗・低脳番組やアホタレントたちに憧れ、盲信して見ているわけではないので、そのバカぶりが見たいという場合、俗悪な番組を見て大いに笑いたいという場合、何も考えずに下らねぇものを下らねぇと言ってダラダラと見たい場合がある、ということがある。まあまだ練れてないガキだとか、大人になってもガキのままの残念な方の中にはテレビの中の世界をリアルだと勘違いしてしまう人も多いようで、そのあたりに向けて書かれたものかも知れない。だがそういう残念脳な人たちは、新聞なんか読まないよ。

例えばCMなんか、たっくさんのチェックを経てたっくさんの大人の、それもプロたちの手を、目を経てオンエアされているはずだ。だがおかしなものが最近多い。ボラギノールでは若い母親になった娘が痔になった、その母親が「私もあなたを生んだ時になった」と言うと娘いわく「ほほお、言ってくれますねえ」。「言ってくれますねえ」ってそういう場面で使う表現か? 以前からトンデモCMはちょこちょこある(ずっと前に書いたけど煮えているカレーに平気で指突っ込んで味を見る夫の図、とか缶コーヒーのCMでは非常識な部下を叱る上司の方が嫌味な感じに描かれているとか枚挙に暇がない)。
バラエティ、お笑い番組と最初から解っていてバカだなあ、非常識だなあと笑うのは視聴者も解りやすいし、それを盲信するというのはする側に問題があるとさえ思う。でもCMの場合の影響力はちょっと違うだろうし(実際子どもはすぐそこからコトバを真似したり連呼したり、誤用し続ける結果になったりする例を見ている)、いったいどれだけの阿呆がプロだともっともらしい顔をしてチェックせずに通したのか、そっちの方が気にかかるというものだ。従って先日の「あるある大辞典?」のように、情報番組と銘打っておきながら、それも専門家や医師、科学者を出演させておきながらのデタラメな字幕・意図的な婉曲、さらにはデータやエビデンスの捏造というのは極めて悪質なのは言うまでもない。それにしては処分が甘すぎやしねえか…と思ってたらたった今のニュース速報で民放連は関西テレビを除名処分にしたそうだが。


モー娘。の加護ちゃんがとうとう二度目の喫煙発覚で解雇された、とワイドショーが言っていた。
Yahooニュース - スポーツ報知 - 加護解雇!喫煙認めた…芸能界復帰絶望か
これに関しては、十代の喫煙の問題は当然「法律に反していること」なので、良いか悪いかと言われれば悪いに決まっている。こういうニュースを聞くと「加護ちゃんはいけないことをした。しかも反省せず二度目なのだから解雇は当然」という反応が自然で普通なのかも知らん。でも喫煙者のかなりの数が、未成年時からスタートしていることは常識中の常識ではないのか? かくいう俺も、小6で面白半分に友達数人と初めて吸い、中学3年の頃には依存症だった。高校3年間はヘビースモーカーで、くわえタバコで麻雀やってて停学くらったことさえある。あ、それは喫煙だけが理由じゃないけど。自分が病気になってはじめて、何という愚かな行為をしているのかということに気付き、ようやくスッパリと止められたのが一昨年、それまでは一日30〜40本・多い時には60〜80本を吸うエントツぶりであった。
ニコチン依存やアルコール依存からギャンブル依存・セックス依存・薬物依存などなど、人は何かに依存しやすい、何かに依存しないと生きられないと言えるのかも知れない。特にニコチンやアルコールなど、摂取が簡単で習慣性の強いものは一度ハマってしまうと、ピタリと止めるには相当の精神力(とか体力とか知性とか周囲の力などいろいろ)が必要だ。自分の場合は癌になり自分が「生きること」が最上位の目標になってしまった以上、それを阻害するような行為がどうしても出来なくなったので、止められた。全くたった一度のぶり返しもなく、何の未練もなく、そして今後も再開させるつもりは微塵もない。
喫煙は自分の命を自分の手で縮めているだけではなく、周囲にも有害物質をばら撒き強制摂取させている行為
だということを、「理性」と「知性」ではっきりと認識すれば、特に治療や薬品を必要とせずとも止められるのだということが解った。ニコチンへの体の依存は、強い意思でキッパリと止められるということを、自分が身を持って知った。ゆえに、タバコが有害であるということを解っていながら止められないというのは単なる言い訳であり、その危険性と周囲への迷惑をキチンと理解していないだけの話であった。今平気で食い物屋のカウンタで煙をバラ撒く連中や、歩きながら平気で後ろの人間に煙を吸わせている人間は、要するに知性が足りないだけなのである。あろうことか赤ん坊をあやしながらくわえタバコという若い母親をこないだ目撃したが、あれはもう知性がウンヌンというより「知能障害」だから、子どもをとりあえず危険から隔離して保護し、母親は施設にブチこんで治療させた方が社会のためだ。

加護ちゃんの喫煙は、子どもの頃(芸能界に入ってすぐ)からだったろう。恐らく周囲の誰か喫煙者の「先輩」から教わったのだと思う。子どもってのは当然品性も知性も経験も足りないのは当然のことだから、周囲の「大人」がいろいろと教え、導いてあげるものだ。それを恐らくは間違った方向へ導いていったわけなんだろうけど、そもそも加護ちゃんの周囲にホンモノのちゃんとした「大人」がいなかったことが問題なのかも知れない。何せ「モーニング娘。」だ、そして何といっても「ゲーノーカイ」だから。
今回露呈したのは、何と
(週刊現代によると)加護は3月17日に都内で人気カフェ「SOMA」を経営する石本靖幸氏(37)と群馬・草津温泉の旅館に車で訪れ1泊した。同誌は翌日、手を握りあいながら旅館を後にするツーショットを掲載。帰りの車中では加護は助手席で、たばこを吸っていた

そうで、一緒にいたロリコンオヤジもといオッサンは37歳といやあ普通は立派な「大人」である。別に本気で愛した人間が年下だろうが年上だろうが、何歳離れていようがそんなことはどうでもいいことだ。うちなんか連れ合いと17歳も離れている。ただ、この場合喫煙が発覚して謹慎中のアイドルがいる、その子と真剣に付き合ったんなら、その子を本当に大切に思い愛しているのなら、その子を一番身近で守り導いてやれる「大人」になろう…という気持ちはなかったのだろうか。もし本気で愛しているというのなら、いい年をしてオツムの足らない馬鹿野郎であり、そうでなければ単なる精力むき出しズルムケロリコンオヤジである。申し訳ないけれども、愛とか真剣な交際、知性とか品性とかそういうものよりも、何だか若い子相手の成金のギラギラした薄汚い性欲やゼニカネの匂いがしてならねえんだよな俺には。俺が下衆だからでしょうか。すみません。

近頃テレビを見ていて思うのは、表層的な表現やコトバの良し悪しがどうとかではなく、こういう薄汚さ、胡散臭さ、拝金主義などのどうしようもない腐った悪臭が画面から漂ってくることの方が、よほど問題だということだ。こちらは直裁な表現ではなく、じわじわとゆっくり確実に蔓延するし浸透していく、いや実際もうニッポン全国がそうなっている。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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