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2007-04-04(Wed)

高校時代の日記

4月4日(水)
今日も連れは京都出勤中。夜になってフと気になることがあって、高校時代の日記を久々に引っ張り出して読み返してみる。これが面白くてずっと読みふけってしまう。まあよくある話ではあるが、途中からPCに音楽用ストレージとしてつないであるCREATIVE Nomad ZENをスピーカで鳴らしてボストンやパープル、プレイングマンティスを流しつつ読み返した。気持ちは高校時代へ完全に戻ったが、書いてあることで記憶が蘇ること、全く記憶が欠落していることなどがある。ひんぱんに出てくる友人の顔さえ、朧気になってしまったのがたくさんいてショックだ。でもよく考えたら四半世紀も経っているのだ、当り前か。とはいえ気持ち的には高校通ったりサボったり帰りに自分ちで友達と酒飲んだり、バンドやったり…というのは日記を読んでいると本当に懐かしく、あの頃の気持ちが鮮やかに蘇る。ところどころは色褪せ記憶も曖昧だ、でも人生の中でキラキラと輝いていた「青春」というものが、ぎっしりと自分の文字でノートに綴られているのを見ると、なんとも言えない気持ちになる。そして時々今の自分に戻ると、今ここにこうしていることが不思議な感覚になったり、ちょっとトランスぽい感じにさえなったりした。

高校時代の日記の中には友達と毎日のように話し、飲み、食い、笑い、遊んでいる自分がいる。これでいいのかというくらい勉強をせず、漫画を読んだり文学全集を片端から読んだり毎日自分の部屋のステレオではハードロックをかけ、ギターを弾きまくったりしている。そういえばと、当時のではないが今は寝室の片隅でホコリをかぶっているギターを思わず引っ張り出してきた。フェンダージャパンのストラトキャスターだ。青林堂に勤めていた頃、御茶ノ水の楽器店で買ったやつだが、手指の皮膚が薄くなってしまってから弾かなくなって7,8年が経つ。ケースに入れてなかったのでびっしりとホコリがかぶり、猫の毛やらホコリやらで大変なことになっている。ざっと塗れティッシュで拭いて弾いてみると、意外にもチューニングは若干の狂いがあるだけで、ほぼ保たれていた。チューニングロックのついたモデルなので、なのかも知らん。狂いをちょっと修正して、ちょうどかかっていたStrange Kind Of A Womanにあわせて弾いてみる。駄目だ、指の皮が薄くて全然弾けない。ピッキングも前のようにスムースに出来ない。こりゃアカンと、しばらく奮闘した挙句また元の場所へ戻した。もう売るにも売れないし、棄てるには惜しい…という状態で朽ち果てていくのか。同じ場所にはやはりホコリをかぶったイバニーズのベースも立てかけてあるが、ベースの太い巻き弦なんか絶対無理。前は指先でテーブルを叩くとコツンコツンというほど固かったものだが、今ベースを普通に一曲弾いたら指先が血まみれになるだろう。

それにしても高校時代の詳細な日記、我ながら驚くほどの「記録魔」ブリである。麻雀をやれば勝敗だけではなく全ての局のアガリ手やら、夏休みに読んだコミックのタイトルと作家名・版元などの一覧、少年漫画、少女漫画、エロ劇画、青年漫画、ガロ系漫画などの詳細なレビュー(といってももちろん稚拙なものだが)、喫茶店に入れば誰と入って何をオーダーしたか…など、これじゃあ勉強するヒマなんかねえわなあ、という感じ。この記録魔ぶりはもちろん、ガロで働くようになってからも続いて今に至っているが、こうしてPCで気軽にテキストデータとして保存されていくものよりも、当り前だがエンピツやサインペンの手書きで、時に絵やレタリングも交えて筆圧さえ感じられる記録からは、その時の空気さえ立ち上ってくるようだ。パソコンの時代だから余計、中高生には手書きでの日記・自分史の記録を勧める。後で誰よりも自分にとって一番面白く、宝になること請け合いである。だが誰かに見られたら死にたくなるので、そこんとこ注意しよう。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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