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2007-04-08(Sun)

石原都知事三選

Yahooニュース - 毎日新聞 - <都知事選>現職・石原氏の当選確実 浅野氏を圧倒 (http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20070408-00000038-mai-pol&kz=pol)


投票締め切りとほぼ同時に石原現都知事の再選がほぼ当確という速報が出た。今日は朝から連れがまたまた京都へ出勤のために出かけて行き、その後しばらくしてすぐに投票へ行った。朝早かったせいか投票所はガラガラで、相変わらずこんなもんかという印象。

今回は「石原にNOなのか、YESなのか」という信任投票のような知事選だったように思う。
前回圧倒的得票率で再選した石原人気は陰りが出たというものの、相変わらず健在であったとも思う。自分にしても、石原都政二期を総括してどうだと聞かれれば、「絶対NO!」とは言えなかったと言う気がする。で各論に入るが、焦点は東京オリンピックが一番大きかったように見えた。つまり東京オリンピック是か非か、である。そう聞かれればほとんどの人は「いいんじゃないの」と答えたということだろう。それが非現実的である、失敗すれば莫大な都民の税金がムダになる…というところまで実感を持って想像する人が少なかったのだろう。というより、そんなことよりディーゼル車規制、横田基地問題など目に見える石原都政の「実績」を否定するためには、オリンピックを皆がそろって「絶対悪」とは言えない分、石原否定には弱かったのかも知れない。
メディアはさっそく勝因の分析にあれこれ入っているが、まあメディアや学者たちの言うことはほとんどが「結果論」でしかない。それが証拠にほとんど全てのメディア、学者、識者と言われる人たちの予想は「石原苦戦」だった。こういう人らはかつて1ドル100円時代が来るとかバブル崩壊なども予想できず、全て結果が出てからしたり顔で「分析」をしてみせるのが得意な厚顔な人たちで、長年ニュースを真面目に見ていれば「信用するな」というリテラシーはちゃんと蓄積されているだろうが。

石原再選の理由としては「実績の評価」「バツグンの知名度・人気」「オリンピックへの期待」などだろう。対抗候補たちで有力視された浅野氏の敗因は「立候補の遅れによる準備不足」「知名度・人気不足」、もう一人の吉田氏は「(支持母体である)共産党以外の支持層への拡大失敗」ってところか。要するにあとの候補は皆、「泡沫」であった。
石原知事には確かに逆風もあった。ぜいたく出張問題、身内びいき、傲慢な態度への反発、そしてもちろんオリンピックへ向けての巨額の税金プール問題。これらのうちある人はテレビで「あの石原さんが選挙戦に向けて謙虚に頭を下げ、批判には反省をしてみせたことが大きい」と述べていた。おいおい、である。石原さんが国や近隣諸国、アメリカなどへ「はっきりモノを言う姿勢」に多くの有権者が快哉を叫んでいたこともまた事実だ。それが時には傲慢で人の話をきかない、批判には逆ギレで応酬…と取られることも多かったわけだが、その人が選挙直前に「謙虚になった」から好感度グンとアップ…って有権者ってそんなにバカかね(笑)。いや、この国のメディアを見ているとそれもあながち的外れとも言えないか。

給食費の未払いが全国的に問題になっている。かつてはそんなもの払うのが当り前で、払えないというのは極貧の困窮家庭ぐらいなものだった。そしてその家はそのことを恥じ、申し訳ないと頭を下げていた。その家の子は自分のせいではないのに卑屈になり恥ずかしい思いをしており、子ども心にも可哀想にと思ったものだ。それが今、金銭的には払える余裕があるのに「払いたくないから」「携帯とかに金かかっちゃって」「車検があってさあ」「旅行行ったら金無くなった」挙句の果てに「あんなまずい給食出しといて金カネ言うな」と逆ギレだそうだ。そんなバカ親どもが増え、給食供給側の財政を圧迫すると、それへの対処がおかしな話で、しょうがないので全体のレベルを下げる、だと。なぜちゃんと払っている家庭の子らに不利益がかかるようにするのか理解に苦しむ。払わない子には食わせるな、それでいいだろう。わが子が食えなければ親なら払うだろう、それでも払わないならば虐待である。立派に法律で罰することができるはずだ。
去年、外国で狂犬病にかかった犬に噛まれた男性が亡くなったという事件があった。日本はご存知のように、とうの昔に狂犬病の「洗浄国」(発生がない、撲滅された)になっている。昭和28年(狂犬病予防法)以来長年に渡る予防注射義務付けの成果である。ちなみに日本では狂犬病は昭和32年以来発生例はない。一般的に狂犬病非洗浄国というのは文化的に遅れている、と見なされる雰囲気があるため、先進国では撲滅に躍起になり洗浄国の仲間入りを目指すのが普通だ…と思っていたら、実はほとんどの国で撲滅には成功していないのが現実だった。
ちなみに現在の洗浄国は日本のほか台湾、キプロス、シンガポール、アイスランド、スウェーデン、ニュージーランド、アイルランド、ノルウェー、イギリス、フィジー諸島だけだという。北欧、シンガポール以外は島国であることがわかる。従って先進国と言えども、島国以外では洗浄が非常に難しいことが解る。そして洗浄国からのペットの輸入は比較的容易であるが、それ以外の国から犬を輸入する場合、当然のことながら検疫を受けねばならない。ここで問題なのは狂犬病は犬だけに感染する病気ではないということで、ハムスターやフェレットという小型動物にも感染する。「狂犬病の主な感染源として問題になっているのは、欧州では犬ではなく、アライグマとキツネであり、アメリカではコウモリ、アライグマ、キツネ、スカンクだ。アフリカではジャッカルとマング−スだ。アメリカではコウモリは農産物の害虫の捕食動物なので駆除するわけにもいかず、困っているようだ。日本では、なぜか、犬だけが悪いように宣伝されている。」(狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ!より)
これらももちろん非洗浄国から持ち込む場合は検疫を受けるのだが、もちろん密輸される場合はその限りではない。そして持ち込まれてしまえば、検疫を受けたかどうかの判断は難しく、犬以外のそれら全ての動物にワクチン注射をする方策は今のところない。
けれども、日本が戦後比較的早く洗浄国になることが出来たのは、島国であることで検疫がやりやすかったこともあろうが、やはり徹底した予防注射の義務化であったことは間違いないだろう。だが、その狂犬病予防ワクチン注射の実施率が毎年下がっていく傾向にあり、もはや実施率は4割を切ったそうだ。ある報道番組を見ていたら、厚生労働省の人や学者が「義務だからと接種を指導しても、飼い主がいろいろ理由をつけて実施しないという事例が増えている」という。たぶん『うちの犬は室内犬だから必要ない』『病気でもないのに可哀想』『カネがない』…ってところだろう。給食費を払わないバカ親たちの阿呆ヅラとこういう阿呆飼い主の姿がダブって見えてこないだろうか。
自分さえ良ければいい、自分らは大丈夫、自分には関係ない…エゴイズムと呼ぶことすらバカバカしい、子どもじみた、知能が低く常識のない「バカ」が増えている。こういう人らって、別に昔もいることはいた。だがそういう人らは地域社会でスポイルされていたし、周囲はちゃんとそいつらの「バカさ」を認識し問題であるという意識を共有していた。なぜならそれは少数の「困ったちゃん」だったからだ。だがそれが年々、そういう層が増えていると思う。連れ合いとよく話すのは、外出すれば不愉快な目に逢うことばかりだということだ。我が儘、傍若無人、厚顔無恥である方がデカい面をして闊歩しており、普通の人が迷惑を蒙っている…という状況が多すぎないか。悪貨が良貨を駆逐するがごとく、バカはわらわらと増え世間に害毒をバラ撒きバカをさらに増やし、いつしかバカが多数派になってバカ側の常識を蔓延させていく世の中って、どうよ。
「選挙に行っても何も変わらない」そういう人がたくさん増えると、組織で選挙に行く側には思う壺である。今回石原さんが勝つだろうな、石原さんの強力なリーダーシップって東京みたいなところを治めるためには必要なんだろうな、と思いながら俺は投票に行った。誰に入れたかは言わないが、まあ死に票になることぐらい承知の上だったと言えばだいたいお判りだろう。石原さんの否定ではない、「当選するにしても得票率を下げる」ことを狙った投票行動である。石原さんに必要なのはそういう人たちの声にも耳を傾けるべきだ、と思っているからだ。

こないだ連れと外食をした。近くのよく行く馴染みの店である。ご飯を食べながら店内のテレビを見ていたら、また親による子どもへの虐待のニュースが報じられていた。こういうニュースはもちろん、あまりに日常になると報道すらされなくなり、相次いで報道されるといううちはまだマシなのかも知れないが、とにかく「またか」というコトバさえ出てこないほど日常になっている。その店のおばちゃんと俺たちは「育てられないなら作るなよなあ」「子ども作る場合は免許制にしたらいいんだよ」「本当よねえ」こんな会話をしていた。他愛のない世間話である。にしてももちろん暴論であるが、半分いやかなりの割で本気でもあった。この国ってほんとうに「美しい」だろうか。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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