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2007-04-20(Fri)

述懐・COMとガロの時代 イントロダクション

このブログをよく見てくれているある人から、リクエストをいただいた。
もう「ガロ」のクーデター事件から10年。若い人でリアルタイムに「ガロ」を知る人も少なく、遡って読んでみようという熱心なマンガファンもそう多くはない。かつてあった「COM」と「ガロ」という双璧について、知っている人がちゃんと語ってくれる場があると嬉しい…というような内容です。
なるほど、確かに俺の連れ合いはやまだ紫、「COM」でデビューし「ガロ」で活躍した作家の一人である。漫画界で言うと俺にとっては大大大先輩(ってあんまり持ち上げると叱られるが)でもあり、俺にしても聞いてみたい興味深い案件はたくさん、ある。一番頭に来るのは、時間が経ったり生き証人が減ったりすると、見てもいないのに平気でその場に居たかのような「ウソ」をつく人間が出てくることだ。前にも自分のサイト内の文章で指摘したことがあるが、末期「ガロ」のこと、特に長井さん引退〜山中社長への過渡期を知ってるのは俺とY先輩しかおらず、さらにそこからクーデターまでをその場で経験していたのは俺たった一人しかいない。なのに、まるで一緒に働いてたのかよお前、みたいな奴が当時のことを俺に聞きもせずに嘘八百を書いたりしているのを見ると、本当に世の中って、いやマスコミって怖いな、と思う。
実は「COM」と「ガロ」両方で活躍し、今も現役という作家は意外と少ないのだ。やまだに聞いてみた。

:そういえば「COM」と「ガロ」両方で描いていて、今も現役って人はいるかな。
:うーん…そう言われてみればいないかも、ねえ。
:諸星(大二郎)さんは「ガロ」には描いてないしな。
:それに諸星さんは「ガロ」のこと大嫌いだと言ってたし(笑)。
:へええ。それって面白いなあ。諸星さんは『ジャンプ』のデビュー作をリアルタイムで見て衝撃を受けた記憶、はっきりと残ってるけど、「COM」デビュー(諸星義影名義)だっていうのはずいぶん後になって知ったんだよなあ。
:あとは…あ、永島(慎二)さんがいた。
:そうだ、永島先生はそうだよね。でも残念ながら亡くなられてしまったし。古川(益三)さんは漫画家というより今や実業家(笑)として大成功されているしね。
:どっちか、という人が多いんだよね。「COM」は期間も短かったし。
:でも両方知ってる作家さん、という立場からいろいろ話を聞かせてもらえると嬉しい…と思ってる人がたくさん居りますよ。

…我々もそういう役回りと、時期に来たということでしょう。というわけで、時々「COM」や「ガロ」のことをいろいろ思い出してみたいと思います。不定期連載、ですんませんが。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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