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2007-04-23(Mon)

多忙な診察日

4月23日(月)
夕べは1時半ころ寝る。しかし天気予報で夜もほとんど気温が下がらないと言っていたように、どうにも蒸し暑くて寝られず、何度も目が覚めて朝を迎えて朦朧状態。6時ころ連れ合いが先に起きたので、しばらくして俺も起きた。睡眠時間は正味2、3時間といったところか。
俺の方は8時半に日大病院、連れ合いは9時ちょいの新幹線で京都に向かう。なので7時半ころ一緒に出るが、連れのカバンが異常に重い。今日すぐ使う資料の本や手帳などが入っているのでホテルへ送る荷物へは入れられなかったというので、コレでは辛いだろうと思い、せめて赤羽まで一緒にタクシーで行こうということにした。マンション前にちょうど隣に車庫があるタクシー会社の空車が発車待ちで一服していたようなので、赤羽駅まで行ってもらう。西口のタクシー乗り場で降ろしてもらい、そこで連れ合いと別れ、俺は日大病院行きのバス停へ向かう。
バス停にはちょうどバスがいたのだが、席が全部埋まって立ちの客もいるので、一台遅らせることにする。退院してからは感染が怖いのでなるべく電車やバスには乗らないようにしていたが、マスクをして手洗いやうがいをし、注意していれば何とかなりそうな気がしたので、この日はバスにした。バスで病院へ向かうのは久しぶり。だがそのバスが去ってから少しして来たバスは池袋駅東口行き。このバスは病院の手前で川越街道を左折し、そのまま東口へと向かう路線。ううむと思ったが、次の日大病院行きまで遅らせてる時間はないので、乗り込んだ。
バスは当り前だがバス停ごとにチンタラ停発車し、のろのろと進む。中仙道とは外れたコースなので、渋滞には無縁ながら、やはり急いでいる時に使うものではないなと思った。そうこうして川越街道の手前、仲町区民センターで降りると8時半近い。早足で病院まで行くとさすがに息が切れた。寝不足のせいか、それとも貧血のせいかちょっとくらくらする。きっとその両方だろう。

いつものように内科受付でナースに連絡表を貰い、地下の採血受付へ。26番、この時点で8時42分。15分ちょっと待たされて、今日は3本採血。今日は胸部レントゲンもあるので、右腕の採血の針痕の脱脂綿を抑えながら放射線科まで行く。裏13番前で待てというので待ってると、すぐに呼ばれて中に入る。上を脱いで正面と横から2枚撮影され、外へ出る。気がつくと採血痕の脱脂綿がいつの間にか無くなっていて、廊下に落ちていた。血はもう止まっていたのでホッとした。ぐるりと放射線科受付の方へ戻り、ソファに座ってると、ものの3分ほどでレントゲンのフィルムが上がり、名前を呼ばれて受け取る。「即現扱い」とはいえ、本当に即現である。んでフィルムと連絡表を内科受付に戻ってナースに渡して一丁あがり。9時10分くらいか。
その後まっすぐ売店へ行き、単4電池とニッカンスポーツとチルドカップのカフェオレを買い、一階の受付フロアにあるテーブルと椅子があるスペースへ行き、一休み。ゆっくり新聞を読み、休んでるうちに眠気が来るがグッと堪えて、中村俊輔がスコットランドリーグでセルティックの優勝を決めるFKを放った記事などを熟読。
診察予約は10時からなので、10分くらい前に内科へ戻り、中の診察室前のソファに座る。この時点でちょっと調子が悪いというか、やはり睡眠不足のせいか目眩がした。心拍数も高いようだ。嫌だなあと思ったが気を落ち着ける。10時10分くらいに名前が呼ばれたので4番診察室へ。U先生はいつものように「お変わりないですか?」と聞くので、「はい、全然…」とこちらもいつものように半笑いで返す。こうしたことは何ということのないいつものやりとりだけど、自分の無事(?)を確認するようなものだから、何となく嬉しい。もし「シラトリさん、大変ですよ!」とか言われたらそれこそ大変だ。
ところで今日のレントゲンの結果だが、胸の縦隔にあるリンパ節の腫脹は、前回のレントゲン画像と比べると若干だが大きいかな、という感じだそうだ。だが、逆に一年前のものと比べてみると、明らかに小さいという。実際俺もフィルムを見せてもらったが、確かに一年前の方がはっきりと目で確認できるくらいの違いがある。前回のレントゲンと今回のものは、確かに今回の方がちょっと大きいような気がするが、こちらの差ははっきりとは解らない程度。
採血の方はWBCがたった1300しかなく、PLTは8万8千と9万を割る過去最低値。しかしLDHはまたも正常値内。誤差範囲もあるだろうし、好中球数も6割ほどあるので一応まあ問題なかろうということ。さらに今回は腫瘍マーカーもいくつか見てみたそうだが、それらも異常値を示すものがあってもその中では低値だそうだ。もっとも低い数値の人でも病状が悪化する人もいるし、高いのに安定している人もいるそうで、血液腫瘍の病気に関してはホンッットォォォ〜に、難しいらしい。その後診察台で触診もしていただくが、やはり各所変化なく、むしろ全然腫脹が触らなくなった部分もあるという。いいか悪いかで言えばいい、ということだろう。そう前向きに考えることにする。これらを総合的に見て、今回も「変化なし、様子見」継続ということになった。

こうしたやりとりも慣れてきてはいるが、待ち時間の間にはやはり少しナーヴァスにはなるものだ。採血の数値がグワッと悪くなってたらどうしよう、自覚はないがどこかの腫脹が大きくなっていて危険だから治療に入るとか、脾臓の腫脹が限界に来てるとか、悪い方へ悪い方へ考えてしまう。とにかく病院へ来るたび、自分が健康ではないこと、いや癌患者であることをひしひしと痛感させられる。普段忘れるようなことがたまにあっても、病院にいるということはすなわち自分が病気であるからであり、執行猶予中の身であることを再確認するのだ。…いや執行猶予は期間が過ぎれば放免されるが、俺の場合「完治」は奇跡に近いことなのだが。
消化剤のベリチームを1ヶ月分処方してもらい、次回はまた一ヶ月後でいいということになった。礼を言って診察室を出る。地下で会計を済ませ、病院の外に並ぶ調剤薬局へ。前回から一番空いている小さい薬局に入ることにしている。処方箋を渡して椅子に座ると、正面の37インチ液晶ワイドテレビにどーん! とボストンの松坂大輔が映っている。この日は本拠地フェンウェイにヤンキースを招いての「伝統の一戦」初登板だ。松井秀喜はこの次のタンパ戦で復帰らしく、日本人対決はならず。この試合は自宅のHDDレコーダに予約録画してきたが、薬局で見ているとボストン1点リードの場面から4−4の同点にされたところ。今日も松坂はピリッとしないようだ。だが中継のアナウンサーの言葉を聞いていると、敵の主砲A・ロッドは抑えているが、ジオンビに2本ヒットを打たれて失点したという。これはやはりA・ロッドへ集中しすぎということだろうか。松坂の悪いクセかも知らん。緊迫した場面をわくわくしながら見ていると薬が出来上がってしまい、受け取って名残り惜しいが薬局を出た。やっぱり野球って面白いなあ。
病院前に戻って池袋西口行きのバスに乗る。今日は仕事の打ち合わせで新宿方面まで行かねばならないのだ。

…打ち合わせを終えて再び池袋へ戻ると2時ころ。「とらのあな」へ行き最近のコミックをいろいろ見る。「とらのあな」に入るのはオタクちゃんばかりなのでちょっと恥ずかしいのだが、これだけコミックが揃っていて駅から近いのは便利だ。ちなみに最近はBL系のコミックや同人誌を探す女子も多い。ずっと何冊も久々に立ち読みしてたら疲れてきたので、何も買わずに(ごめん)店を出て、ハンズ側からタクシーを拾い、志村坂上まで。買い物をして帰宅、疲れた。帰ってからは録画しておいたBOS−NYYを見る。見ながら夕飯。その後は今日の打ち合わせの詳細を画面とテキストにして、仕事の相方へ送る。それから別の管理サイトの手直しをしたりこまごました作業や連絡をして、全てを終えて時計を見ると何と1時! でびっくり。
病院のあとは久々に遠くまで打ち合わせに出て池袋をぶらぶらし、集中して仕事をバリバリ…と、健康なときに戻ったかのような一日であった。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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