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2007-05-02(Wed)

ボストン・岡島の快投続く

今季のボストン・レッドソックスの、いやメジャーリーグの話題といえばもちろん松坂大輔一色で、同じく今季からメジャー入りした同僚の岡島秀樹投手は当初ほとんどマスコミも付録のように報道していたに過ぎなかった。
巨人時代の印象はヘンなフォームで凄いカーブを「時々投げる」左腕、くらいの印象だったような気がする。まあ自分はイナカ者特有の「小さい頃から巨人ばっか見せられたせいで否応なしになってしまいました的巨人ファン」を、ようやく先年のナベツネ傲慢発言でやめられたので、巨人の試合はあんまり見てないんすけど。
岡島はクローザー(日本ではなぜか「ストッパー」とドア止めのような言い方をしている)のパペルボンへのセットアッパー(中継ぎ)として、重要な役割を担ってのスタートとなった。
セットアッパーはロスター(メジャーベンチ枠)の中では比較的簡単にマイナーと上げ下げの入れ替えがあるので、立場としては「続けて打ち込まれるようならすぐ降格」という微妙なものでもある。シーズン中にトレードならまだマシ、ロッカールームに戻ったらマイナー降格を告げられ、深夜バスで移動…なんてことも茶飯事だそうだから、とにかく立場的には危うく、それでいて短いイニングに備えていつも準備を万全にしておかねばならず、また年間50〜80試合登板なんてのもザラ、タフでありかつ結果を常に求められる過酷な存在だ。
そんなセットアッパーとして、いや岡島は今もっとも活躍しているメジャーリーガーといっていい状態にある。1日(日本時間2日)のアスレチックス戦でも1回無失点と結果を出し、連続無失点は初登板以降12試合に伸びた。「ヒーローは大輔君でいい」「自分はシャドー」など、彼の腰が低くいつも笑いを誘うコメントは現地の記者たちにも人気で、それを見るファンからも徐々に人気が出始めたという。
この日の登板で防御率はとうとう0.66になった。かえすがえすも初登板、思い切り投げ込んだストレートが出会い頭にホームランされた1失点が悔やまれるが、ひょっとすると対戦相手は日本人投手はあこがれのメジャーの舞台に立つと、初球は思い切りストレートを…というのを知ってたのかも知れない…ってそんなわけないか。
ところでレッドソックスの地元紙「ボストン・ヘラルド」が読者を対象に行ったレッドソックスの4月月間MVPのインターネット投票で、1000人以上が投票した結果、岡島が全体の82%の投票を獲得したという(1日現在、Yahooニュース - デイリースポーツ - 岡島の快投劇続く!12戦連続0封)。ちなみに松坂は得票率7%で3位。
日本だと、こういう「中継ぎ」がいかに連続登板で無失点に抑えていても、それなりに評価はされようがまさか月間MVPに選出されるというようなことはまず、ないだろう。さすがベースボールの国のファンは目が肥えている。実際中継で試合を見ていると、岡島の投球で流れが変わり、味方チームの勝ちムードになったり、相手チームの勢いが止まったりするという場面が何度もあった。こういうところをファンはちゃんと見ている。
それより何より、球場にいるファンが皆、野球というゲームそのものに常に集中していること、楽しんでいることが遠く離れた国で衛星放送を通じて見ている者にもちゃんと伝わってきて、心地よい。以前も書いた気がするが、昔から野球をやるのも観るのも好きな自分が、なぜ今までほとんど球場に足を運ばなかったかというと、あの外野席での応援の強要、「球音」を消し緊張感をブチ壊す鳴り物の騒々しさが鬱陶しいからだ。好きなアーティストのライブに行っても、なぜかいきなりスタンディングになったりして、落ち着いて座って楽しむことが出来ないので、DVDを買って済ませるようになったのにちょっと似ている。
まあ最近は病人になっちまったので、どっちにしても家でまったりゆったりと観ているのが一番いいんすけどね。ゴールデンウィークとやらも。

★5/3追記
ニュースによるとMLBは2日、ア・リーグの4月の月間最優秀新人に岡島を選出。日本選手の受賞としては2001年(この表彰の新設年)に4度選出されたイチロー、翌02年4月の石井(当時ドジャース)、03年6月の松井(ヤンキース)以来4人目の受賞となった。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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