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2007-06-12(Tue)

公害三点セットの日々

いい季節になってきた。日中日差しが強い時間帯はもちろん暑いほどなのだが、まだ湿度がそれほどではないので気持ちがいい。東京は一年のうち、この梅雨の前のホンの一時期が一番いい。これから梅雨に入り、その後はまたあの猛暑が始まる。この何度も繰り返してきた季節の変化も、「また今年もこの季節を迎えられた」という喜びがある分、病を得た後は感慨深いものだ。

今年は梅雨が短く、猛暑になる気配があるそうだ。南米ペルー沖でラニーニャと呼ばれる海面水温が下がる現象が観測されたため。同海域で水温が上がるエルニーニョと違って、ラニーニャの場合はインドネシア近海など太平洋の赤道付近の「西側海域で」海水面の温度が上昇する。そうするとどうなるかというと、太平洋高気圧が急激に発達するようになり、結果的に梅雨前線を押し上げて梅雨明けを早める…というわけだそう。なので梅雨は短くなり、その分夏が長くなる=猛暑・渇水が懸念されるということなのだが、梅雨が短いとはいえ、そこに集中豪雨などが発生する可能性もあるそうだから、一筋縄ではいかない。
よくこういう現象を耳にするたびに地球環境のことを改めて考える…という道筋になると思うが、人間は地球から見れば地表にはびこり身体を蝕む癌のようなものだろう。地球の環境危機が叫ばれて久しいというのに、世界では相変わらず国や地域のエゴが渦巻いていて、地球全体の環境について本気で考える方向へは向かっていない。

ところでこの季節にいつも思うのは、せっかくの陽気に窓を開けて風を通したいのに、それが出来ないという悔しさだ。もちろん近隣環境の劣悪さのせいで、とにかく大気汚染、異臭、騒音の三点セットが我が家を取り巻いているから窓も開けていられない。連れ合いの好きな草花も、何をどうやっても必ず「死滅する」ので、もうベランダには何も置かなくなった。人間にもいいわけがないと思う。ベランダは数日で煤煙のために真っ黒なススのようなものが溜まるから、頻繁に水で流さねばおちおちそこら辺に手もつけない。
公害三点セット、向かいのリネン工場からは連日異臭が放たれているし、製本工場からは接着剤か溶剤の臭いもする。排気ガスの臭いは日常。中仙道の騒音はいつものことだが、ようやく長年の「共同溝」工事が終わり、終日早朝深夜を問わぬ騒音と振動から解放されたと思ったら、真向かいの製氷工場跡地のマンション建設工事が始まった。この「いじめ」はいつまで続くのか?
先日も部屋の中が蒸し暑いので窓を開けたかったが開けられないので(たちまち石油と溶剤の臭い、煤煙、騒音が進入してくる)、クーラーをつけた。連れ合いとその後買い物のために外へ出ると、外の方が自然の風が通って涼しかった。窓も開けられずに一年中閉め切った部屋に閉じこもらねばならず、冷房や暖房は機械に頼らざるを得ない。こんなひどいところで俺たちは暮らしている。騒音だの異臭だの排気ガスだのは撒き散らす側が平気な顔をしてやりたい放題で、周囲はそれを黙って耐えるしかない。
行政なんかなぁぁ〜んにも、してくれた試しがない。断言するが、こういうことで今まで行政に解決してもらったケースなんか、ねえ。こちらが真剣に訴えたってヘラヘラと小バカにされるだけで真剣に動いてくれたことはタダの一度もない、増してや向こうから積極的に地域を良くしよう、我々の環境を考えて動いてくれることなんか金輪際、あり得ない。税金だけガッポリふんだくって、9時〜5時の間ダラダラと時間を潰し、サボり、税金をいかに「残すか」ではなく「使い切るか」に一年中腐心し、さらには税金でたっぷり給与賞与退職金恩給をもらって一生ヌクヌクと暮らすんだろう。

こういうどうしようもない暮らしは都会では当たり前のことだと思われるだろうが、こんなことが当たり前であることっていいわけがない。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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