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2007-07-11(Wed)

イチローがMVP・MLBオールスターゲーム

夕べは「ガイアの夜明け」の後風呂に入り、その間録画しておいたワールドビジネスサテライトとニュースZEROを見た。ニュース23はカミカミ筑紫哲也がいないので面白くなく、報道ステーションは古舘が最近週刊誌に叩かれて大人しくなっちゃったのでつまらない。なのでZEROとWBSが面白い。これらを見終わって気付いたら2時過ぎになってしまった。

朝は10時ころ京都にいる連れ合いから携帯に着信が入った音で布団から飛び起き、居間に走るが間に合わず。ガックリとしばし呆然。しばらくしてかけ直すと、多田さんの住所を教えろというのでパソコンからメール。虔十書林の多田一久さんは、毎年山形の見事な佐藤錦を送ってくださる。そのお礼を京都から送るようだ。その後は残っていた茶碗一杯弱のご飯に、目玉焼き2つとウインナ炒めでMLBオールスターゲームを見つつ朝食。

今回は日本人が3人選出されたのだが、ファン投票による先発出場はイチローだけ。というか今年で7年連続であり、その前は日本でも7年連続でオールスターに出ているわけだし、本当に凄いと思う。
さてそのイチローだが、1・2打席とも簡単にヒットを放ち、0−1の5回、ワンアウト一塁で迎えた第3打席、相手の5番手投手ヤング(SD)から打った打球はグングン伸び、スタンドインかと思ったらフェンスを直撃。それをライトに入っていたグリフィー(CIN)が目測を誤り、バウンドした打球を追う間に一塁走者が生還、イチローも一気にホームイン、なんと逆転2ランとなるランニングホームランとなった。これで2−1と逆転したこともあり、その後ア・リーグが追加点を入れたので、このまま勝てばMVPだなと思っていたら、後半ナ・リーグもプッツからソリアーノ(CHC)が2ランで1点差に迫り、あららと思ってたら最後は四球を連発しながらも、何とかK・ロッド(LAA)が締めた。
結果的に試合そのものは非常に面白いものになったし、MVPは日本人初のイチローが受賞。ランニングHRもオールスターでは初と、見所も充分だった。斎藤(LAD)は途中登板し1回をピシャリと抑えたが、岡島(BOS)は途中一度肩を作ったものの、残念ながら登板はなかった。
笑ったのは9回にソリアーノが2ランHRを放って1点差と迫り、その後もK・ロッドが四球連発で一打同点orサヨナラという場面。ソリアーノはベンチで「さあ打て、そうすれば俺がMVPだ!」という風情で満面笑みを抑えきれず、身を乗り出して試合を見ていたが、最後の打者が打ち取られるや、能面のような顔になって無言でベンチ裏へ消えていったのがおかしかった。
それにしても、イチローのスターぶりは今さらながら本物だと感心する。オールスターゲームというのは、アメリカのベースボールプレイヤーの頂点に立つメジャーリーガー700人以上! から選出されるホンの一握り、キラ星のような文字通りスター選手の中でのMVP。これはもういくら賞賛してもしきれないほどの活躍だろう。こういうことって、単に「いい選手だから」ということではなく、巡り合わせ、運とかそういうものも味方につけないと、なかなかないものだ。記録に残る選手、記憶に残る選手という言い方をよくするけれども、その両方に高いレベルで名を残す選手が真のスーパースターだとすれば、イチローは間違いなくそうだ。
…でもイチローの発言を、映像を耳にし目に入れるたびに感じる、「あの感じ」…って俺だけだろうか。「イチローって、嫌な奴ちゃうん?」という、「あの感じ」。たぶん、後輩というか目下にいると可愛く礼儀正しい「いい奴」だろう。だがもし同輩、あるいは自分が彼の後輩だとしたら…。前に、松井(NYY)との対話を何かの番組で見た。イチローの態度は体育会系特有の、一歳でも年長なら絶対的に偉い、という尊大な「先輩風」吹かせまくりだった(イチローは松井より一歳だけ年長)。あれってイチローにマイナスにしかならない映像だったと思うが。確かにイチローは日本でもアメリカでも真のスーパースターであり、恐らくは世界中で最も優れた野球選手の一人である。松井の方は日本ではスーパースターであったが、アメリカではNYを除けばスターですら、ない。メジャー行きでも、実績でも人気でも何でも、確かにイチローは松井に対して全ての面で「上から目線」であっても、誰も文句は言わないだろう。
誰だっけ、アメリカの野球と日本の野球は実力的にはそれほど変わらない、ただアメリカ人はもう少し謙虚に、日本人はもう少し自己主張をするよう心がけるといい…というような話をしていた人がいたっけ。イチローはそういう意味ではアメリカ的なのかも知れない。
スポーツ選手、アスリートはもちろん現役でいる間はそのスポーツにおける成績、実績で評価されるべきだ。なので、イチローは間違いなく超一流の選手として最大級の評価と尊敬を受けるべき存在でいい。だが、例えばスポーツキャスターの栗山英樹(元ヤクルト)が後輩に接する際にも必ず敬語で接し、敬称をつけて話す態度をスポーツ番組などで見ると、やはり「そのスポーツをやめた後」どう生きるか、ということを考えてしまう。
それにしても岡島が登板しなかったのは残念。本戦前のHR競争の際、ボンズと再会し対戦を楽しみにしていたという報道があったが、ボンズは早々と途中で引っ込んでしまったし、岡島は登板の機会さえなかった。やはりはかない一夜限りの「真夏の夜の夢」が、メジャーのオールスターゲームである。来年は何人の日本人が出場できるだろうか、そして俺はそれを見られるだろうか。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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