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2007-08-11(Sat)

中田英寿氏HP「頑張れ、朝青龍!!」…ってオイ。

中田英寿氏HPで“仮病疑惑”に初言及「頑張れ、朝青龍!!」【SANSPO.COM】
来るな、と思ってたらやはり来ましたね。
サッカー元日本代表の中田英寿氏(30)が10日、自身の公式HP『nakata.net』で、朝青龍騒動に初めて言及した。
 朝青龍の“仮病疑惑”の原因になった先月25日のモンゴル・ウランバートルでのチャリティー・サッカー試合にともに出場した中田氏は、「朝青龍」というタイトルのメッセージをアップ。モンゴルでは食事の際も腕の痛みを気にしていたことなどを明かし、バッシングへの冷静な判断を求める内容だった。
 中田氏は、遊び程度のサッカーをするには問題はないものの次場所に万全の体調で臨むために夏巡業を回避した可能性を指摘。本当に“仮病”なのかをまずはっきりさせることが大事とした上で、「頑張れ、朝青龍!!」と締めくくっている。


…とまあこれだけだとよく解らないのでnakatanet -- 中田英寿オフィシャルホームページへ行ってよく見てきました。しかし全文読むなら会員になれとかで、かいつまんでしか読めなかったっす。
でもまあ概ね、中田クンの言わんとしていることの要旨は掴めました。
中田が文章の中でも述べているように、彼は元プロサッカー選手であって、相撲の専門家ではない。もっと言えば、相撲を好きで昔から親しんでいたわけでもない。要するに門外漢である。別にそのことはまあいい。それに、自分で「相撲の世界をわからないし、自分がコメントできることではない」と言い、「相撲は強ければいいというものではないという、相撲の考え方もわからないわけではない」とも述べている。そのうえで、21場所もモンゴル人でありながら一人横綱を守り、日本の相撲界を支えてきたことをもっと評価すべきで、朝青龍には怪我を治し再起してほしいとエールを送っている。
なるほど、友人としては暖かい、友情溢れる文章だと思う。
でもねえ、アンタちょっと当事者意識、なさすぎじゃね? とあえて若者風に言ってみる。
中田クンは文章中、「何が本当で何が間違っているのか分からない」と言いつつ、「朝青龍が本当に仮病だったのか」と疑問を呈している。また「朝青龍が認めたわけでもないのに、断定したかのような報道がなされている」と、バッシングを非難もしている。さらに「怪我が事実で、その治療のためにモンゴルに帰国し、子供たちとほんの少しサッカーをすることが両国の友好のためで、よかれと思ってやったとしたら?」とかばってもいる。
…だからね。この8月の夏巡業を、朝青龍は、医師の「腰の疲労骨折」で「全治6週間」という診断書を取って、いわばサボったわけ。これは中学生が学校サボったつうレベルの話じゃねえ、つってるの。日本相撲協会というのは、財団法人だ。公益性、財団にふさわしい社会的な奉仕活動、相撲という伝統文化の保護、広報や育成などの「使命」をおびている団体であり、それゆえに税制上の優遇も受け、いわば国の保護を受けて存在している団体でもある。
横綱はそこから給料=サラリーを受け取り、興行というかたちで勤務し、相撲文化の普及と保護育成に寄与している、というわけだ。もちろん巡業というのも財団の重要な活動=お仕事の一つである。それをウソついてサボったんだよ。しかも診断書を懇意の医者に「捏造」までさせて、だ。民間の普通のサラリーマンがこれバレたとしたら、そうとう重い処分受けるんじゃねえのか? さらに相撲協会という財団法人で、横綱というのは言わばその「大看板」であり「顔」である。そういう人間がこういうことを犯したから、協会から厳しい処分を受けた、という流れがあるわけだ。

中田クンよ、友人庇うのもいいけど、もうちょっとちゃんと勉強してからの方がいい。

何もサッカーをしていたこと、モンゴルへ帰国していたこと(これも協会や親方に黙ってたので本当はいかんのだが)などに相撲ファンが怒っているのではない。ていうかアンタとサッカーしてたことによって朝青龍の「仮病」いや「詐病」が判明したんだから、むしろサッカーにゃ感謝しとるくらいである。
モンゴルでは「サッカーのどこが悪い」「サッカーは子供たちのためだった」「相撲協会は厳しすぎる」「日本人は島国ゆえ細かいことにこだわりすぎる」という頓珍漢な朝青龍擁護の意見が多いそうだ。また同じような文脈でモンゴルサッカー協会が相撲協会に謝罪したというニュースも聞いたが、だぁかぁらぁ、サッカーしてたことを非難してるんじゃぁ、ねぇ、つぅのぉ!と誰か声を大にして言え。
何度も言っているように、我々、いや俺は物心ついた時から相撲を見せられ、見続けてきた。相撲関連の番組があれば片端からビデオに録画していたんで、かさばるVHSテープが山ほどあって処分に困って途方に暮れてるくらいだ、来月引越なのに。相撲というものを長く見て愛してきた人間がなぜ朝青龍を受け入れがたく思い、今回の騒動に限らず、苦々しく思ってきたか。これはもう何度もここで述べている(『 朝青龍注射疑惑と最近の大相撲』、『 「間違った行為」を正当化させるな!』、『包茎治療の専門家が朝青龍を「精神鑑定」』)ので繰り返さない。だが、中田クンの言うような「相撲の世界をわからないし、自分がコメントできることではない」人間が、一般論で、その上詳細な流れをよく知らぬままに、「単に友達だからという理由で庇う」構図が、ど〜〜しても理解できない。

友人が犯罪を犯して逃げている、その友人が「助けてくれ」と逃げ込んできた。諭して自首させ罪を償わせるのか、友人だからという理由だけで庇い、逃走を手助けするのか。後者はヤクザやヤンキー、DQNの発想だと断言しておこう。
真の友人であるなら、ありたいと本気で思うんだったら、「朝青龍よ、まずはウソをついたことを協会と親方に真摯に謝罪し、国民に自分の言葉で経緯を説明した上で許しを請うべきだ。帰国はそれからで、復帰はその後の自分の精進によって判断してもらうのが本筋だよ」と言ってやるのが男ってもんじゃないかね? 俺、どこか間違ってるかね? 

…それにしても、である。
中田クンの盲目的なファンだから、という理由だけで今回の中田朝青龍擁護発言を全面支持する「相撲を知らぬ」連中がわらわら沸いてくることを予想するに、中田クンの発言は結局朝青龍のためにも何にもならないことを付け加えておく。

(もう一つ、一般の中には「朝青龍はやったことはともかく今は病人だ。治してやるのが先決だろう」という一見もっともな擁護論もある。それはまあその通りなのだが、この場合自分の犯した過ちの結果、自分が精神的に病気になった…という構図をちゃんと俯瞰して考えてみたらいい。相撲協会の処分は厳しすぎた、というのはこの朝青龍の「今」を見ての感情論であって、原因と結果、そしてその経過を冷静に考えれば処分は妥当と考えるのが常識人であろうと思う。要するに早いうちからマスコミの前へ引っ張り出して、キチンと頭を一回下げさせとけば、一応ここまで国民感情はこじれなかったはず。それにつけても、最初から最後まで親方の罪は、重い。)
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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