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2007-08-21(Tue)

新居の準備3

8月21日(火)
朝方6時半ころ目が覚めた。ちょっと弱い腹痛もあったのでトイレで大を少し出す。しかしどうもムカムカと気持ちが悪い。相変わらず尿の色も濃い、というかかなり黄色いので心配だ。実はここ一ヶ月くらい、尿の色がかなり濃い目になっていたので気にはしていたのだが。その後もう一度寝て、8時ちょい前に起きる。今日は連れは10時までに出勤というので、ゆっくり支度を始めるが、俺はどうにもムカムカして吐き気もするし、今月頭に右の下腹部がズキンと痛んだあたりに嫌な痛みがある。痛みといっても痛みそのものは微弱ながら、何かがある感じがする。下腹部全体がもやもやと嫌〜な感じなのだ。何か原因があり、その結果としてこうだ、ということが判明すれば別に対処するだけだが、旅先で、わからないというのが不安である。
ちょっと気持ち悪いので朝食を食べられそうになかったので、連れ合いは支度をして9時過ぎに下でご飯食べてそのまま学校へ行くと出て行った。俺の方はとにかく吐こうにも何も吐くものもないし、水も気持ち悪くて飲めないほど調子が悪化していく。ベッドにひたすら寝たまま、これは何だとひたすら考えて痛みが引くのを待つ。こんなに状態が悪いのは初めてだ。そろそろと起き上がるがやっぱりダメ、を繰り返し、ちょっとだけウトウトしてるうちに11時15分前になる。もうチェックアウトで部屋を出ないとならない。しょうがなく着替えて、俺のと連れのと二つの重いキャリーバッグを転がしてフロントへ降りてチェックアウト。
今日は午後に新居の不動産屋さんに鍵を貰う予定だった。しかしこの体調だとどうもそれまでどこかで時間を潰すという余裕はなさそうである。不動産屋のAさんに電話をして、ホテルが11時チェックアウトなので11時半ころ行かしてもらっていいかというとOKというので、ロビーでちょっと座って時間を潰してから、11時ちょいにタクシーで高野へ向かう。途中くねくねと碁盤の目を通り、御池通りへ抜けて川端経由で高野交差点まで。考えていたより市内中心部からは遠いんだなあ…と思いつつタクシーを降りる。不動産屋を覗くとちょうどAさんと目が合ったので、入れてもらう。
カウンタで入居時のペット関連の注意事項の説明を受け、こないだの契約書の大家さんの署名捺印されたものをこちらの控えとして受け取ったあと、その場から大家さんへ電話をしてくれる。鍵は大家さんがマンションまで来てくれ、直接渡してくれるという。それなら何か挨拶のものを買ってくるんだったなあと思いつつ、しかし今の自分の体調ならこうしているのがやっとだもんなあ、とも考える。幸い大家さんは俺が早く来たというと、今から向かってくれるというので、Aさんに礼を言って外に出る。
京都は今日も物凄い暑さである。その炎天下ゴロゴロとキャリーバッグを転がしつつ、ホンの20mくらいか、マンションまで行く。この道が果てしなく遠く感じられた。マンションのエントランスに入り、オートロックのドア前で待っていると、5・6分ほどで帽子を被った年配の方が現れ、それが大家さんだった。

オートロックの鍵の説明、〒ポストの番号と開け方の説明を受けたあと、エレベータ側へ廻り、裏の駐車場にあるゴミ置き場の話を聞いていると、ちょうどリフォーム屋さんが来る。実は工事が遅れており、今日もまだ作業があるという。今日は鍵の引渡しだから終わっているはずったのだが、内装屋さんは「すんません、明日には終わらせますんで」と恐縮していた。なので今日明日は内装屋が出入りするのでよろしくということ。あとは部屋の中の説明を一通り受け、大家さんは帰って行った。
その後俺はバッグを一番奥の左手の洋室へ運び、パソコンを出し、作業確認。調子が少し回復したので今のうちと、向かいのセブンイレブンへ出かけ、昼飯におにぎり3つセットと茶、コーヒーなどを買って戻る。内装屋さんはしばらく作業を何やらしていたようだが、そのうちシーンとなったので今日は終わりかと思い、俺の方は各部屋の採寸に入る。メジャーであちこち測るが、思っていたより狭いということと、柱の出っ張りが多く変形した部屋であることが判明。こりゃあ今の部屋の荷物を結構捨ててこないと大変だな…と思う。
次にこの部屋が空のうちに撮影しておこうとデジカメを取り出すと、ちょうど畳屋のおじさんが畳を運んできたところ。汗だくになっていたので二階のエアコンを入れたが急に冷えるわけもなく、おじさんは8枚の畳をエッチラと運んで設置して去って行った。青畳の匂いがぷんとして気持ちがいい…と思って二階へ行くと、直しただけで新品の畳ではないらしかった。それでもこんな畳の部屋は久しぶりなので気分はいい。そこに立ってベランダを見渡すと、真正面に五山送り火の一つ、「法」の字が見える。いいところへ越してきたなあ、こんないいところでくたばってたまるか…と思う。
しかしトイレへ入って排尿すると、これまでにないくらい濃い色の尿が出て自分でも驚く。まずい、これはまずい。まだオレンジというよりは黄色のかなり濃い、限りなくオレンジに近い色だ。これは血尿か、白熱灯のオレンジ色のせいでそう見えるのか、血の色かビリルビンの色か、いずれにしてもこれは相当やばいなあと思いつつ出る。
近所のスーパーでいろいろ買い物をしてこようと思ったが、尿の色を見て急に気持ちが萎える。それでも寝る部屋には遮光カーテンがないと、連れが寝られない。12時すぎに何とか気力と体力を振り絞って外へ出て、炎天下にスーパーへ行く。1階は食料品や軽食コーナー、2階婦人服3階紳士服4階が日曜雑貨や家電という、とにかく安いものなら一通り何でも揃うという便利な店舗だ。ちょっと気の利いたものが欲しければ、ちょっと離れたところに大きなショッピングセンターがあるので、そっちへ行けばいい。買い物にも便利な場所で良かった。
さて新しい部屋は2階以外は全てフローリング…と言えば聞こえはいいが要するに「板の間」なので、痛くて長時間座れない。これには往生したので、クッションを物色してみるが安っぽいものしかない。当座しのぎにはいいかとも思うが、なるべく無駄はしたくない。そう思いつつぐるっと売り場を周って思案してると、連れ合いからメール。仮のカーテンを入れてというので、一応遮光となっている2枚組み3000円くらいの安いのを買った。他の買い物は重いし大変なので一旦それだけでマンションに戻った。
一番奥の仕事部屋に予定している洋室にカーテンをつける。しかし高さが寸足らずで下から日光が漏れる。これじゃあかんなあと思ってると、携帯に宅急便から電話。配達時間指定で「2時以降」になってる荷物があるが、今近くを通るのでいるなら持ってっていいかというので、こちらも渡りに船でお願いする。18日に東京から発送しておいた、当座寝るためのふとんや服の着替えなどである。しばらくして滝のように汗をかいたお兄ちゃんがそれらを届けてくれた。
さっそく梱包を全部解いて布団を手前の洋室に敷き、服などもとりあえずクロゼットにかけておく。内装屋が出入りするから煩わしいと思って一番奥の洋室に寝ようかと思ったのだが、カーテンが寸足らずで光が入る。なのでやはり予定通り一番手前にしたわけ。こちらの部屋は窓が小さいので、買ってきたカーテンをつけ換えるとちょうど良かった。それにしても布団一枚を床の上に敷いただけではかなり固い。しかしこれはもうしょうがない、それよりも板の間に座ってなくていいのでずいぶん楽にはなった。
その後暗くなってきたら照明がないなと思い、来る前にネットで探しておいた電気屋さんへ電話してみる。これこれこうで照明と冷蔵庫がすぐいるんだけどカタログ持ってきてくれないかというと、今エアコン工事が暑さのために凄い受注でてんてこ舞いだという。でもお困りでしょうからと、夕方5時過ぎに来てくれることになった。こういうところは「街の電気やさん」のいいところである。量販店などではこういう対応は無理だろうし、そもそも自分で買って持って帰ってくるか、配達してもらったらそれきりである。
しばらくして電気屋さんの社長さんは5時40分ころにようやく来てくれた。冷蔵庫の設置スペースをメジャーで測り、明日にでも届けられるというので連れと相談して色さえよければそれで決定ということにし、あとは照明。2階(メゾネット)は和室なので和風のもの、リビングは天井にくっついてるちょっと見栄えのいいもの、それ以外の洋室2つはペンダント型の安いのでいいということしてカタログで検討開始。在庫や値段を店に携帯で聞いてくれたりして、暗くなってきた部屋の板の間に二人で座って小一時間ほど相談する。結局冷蔵庫と照明4つ、全部設置込みで明日配達してくれることになった。
その後は痛みが時折ある下腹部全体、鈍痛がある右下腹部を抱え、疲れもあったので布団でずっと寝ていた。これが癌の進行だったら、内臓にもリンパ節はたくさんあるので、それらが腫脹したのなら嫌だな、あるいは最悪腎臓や肝臓などへの転移だったらどうしよう、この病気の場合脾臓の腫脹と肝臓の肥大もあるからなあ、もし進行なら今病院へ行けば一発入院、抗癌剤治療か…いろいろ考えるとブルーな気分になる。しかしあの尿の色…血尿なら大変なことだが、疲れたからということもあるわな、とも考える。このところ引越準備でいろいろあったしなあ…。まだまだ俺にはやらなきゃならないことがある、連れを助けて行かねばならないし、何よりこの引越を完遂するのだ、へこたれて溜まるかと思う。
そのうち7時過ぎになって連れがメールで「ご飯食べてて」というので、具合悪いから寝てる、トイレットペーパーとティッシュだけコンビニでいいから買ってきてと返信。連れは大丈夫かと心配するので、そういうのじゃないから大丈夫とウソをつく。その後9時過ぎにようやく連れが自分のご飯とティッシュなどを買って帰ってきて「どう?」というので血尿ぽいのが出たと話す。疲れたからじゃないかということにして大丈夫だからというが、連れは心配だ心配だと繰り返す。それはそうだろう、俺だって連れが血便を出したり吐血した時は心配したんだし。その後は二人で暗い部屋で廊下の電灯だけでずっと俺の携帯のワンセグテレビをつけながら過ごす。ほとんど布団に横になっていたが、そのまま二人とも12時前には寝る。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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