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2007-08-30(Thu)

入院4日目

8月30日(木)
夕べは11時ころから寝に入る。朝方4時過ぎになぜかお隣さんとお向かいさんが同時にトイレへ立ち、つられて俺もトイレへ立った。夜中も例によって何度も起こされたが、まあ断続的ではあるが6時のバイタルと採血までちょぼちょぼと寝られた。今日もどんよりとした曇り空〜雨模様。気温も昨日は27度くらいだったそうで、今日も引き続き「秋」の天気だというが、気象庁で27度ってことは、普通の街中では30度以上ってことだ。まだまだ秋というには暑い。
7時半ころ突然A先生が来て、腹を触診して体温を聞き、採血したかと聞かれる。昨日のMRIや今日の採血の結果などはまた追って、ということでササッと帰って行った。朝は慌しいのお。昨日おとついとドリンクヨーグルトの小さいのを1本ずつしか飲んでいない。本当は水以外は飲むなと言われているのだが、我慢ならない。朝も他人の朝食がうらやましいというかうらめしい。その後ワイドショー、MLBを見てうとうとしかかるとすぐゴミ箱掃除、当直交代看護婦のバイタル。9時でクレアチニンクリアランスは終了、また機械に尿を入れるのに戻る。ナースが「白取さん2300」と言ってるのが聞こえたので、一日で2300CCの尿が出たということだろう。点滴をされてると、やはり量が凄い。ただ朝の尿も9時直前の尿も、一時に比べると黄色が薄くなってきた。もちろん一般人の尿に比べれば濃い目ではあるが、ということはもう黄疸もかなり改善されたはずなのだが。今朝の採血で肝臓の数値が下がってきていれば、飯が出ないだろうか…って飯のことばっかり考えてしまう。
その後売店へ週刊誌、ドリンクヨーグルトを2本買いに行った。それからテーブルを腹の上へまわしてワンセグ見ながらうとうとしようかとしてたら、2時頃にYちゃんが一人で来てくれた。連れは今日10時半から自分の通院があるので時間が合わず、別々に来たわけだが、文庫本を2冊持ってきてくれた。外はちょっと雨だそう。面会は3時からなので、同室の人らに配慮して、談話室へ移動、今回の胆石発作を起こした京都での状況やらを話す。そうこうしていると連れ合いも2時半ころ合流、結局そのままずっと談話室でテレビをつけて3人で話していた。連れはステレオヘッドフォンと、クッキーやキャンデーを持ってきてくれたが、これが一番嬉しかった。何せ腹が減って仕方がない。
話してると病棟からA先生が歩いてきてエレベータを待っているのが見えたので、慌てて追いかける。病室へ行ったら俺が不在だったので戻った風情で、その場で立ち話。「MRIによるとどうやら胆管に石は無いようですね。でもこの後検査をするかどうかはまた改めて相談しましょう。それに肝臓の数値も下がって来ているとはいえ依然高い状態ですので、まだお食事というわけには行きませんから、土曜日の採血の結果を見て決めましょう」と言われる。胆管に石が無かったということは、内視鏡での除去手術は無くなったわけで、あとは最悪でも小さな石がないかどうかを内視鏡で「検査」するのみ。なので最も確率が高いのは、このまま様子を見て肝臓の数値が回復するのを待って退院、だろう。ホッとはしたが、食事があさってまでは確実に出ないと知ってガックシ落ち込む。
談話室に戻り、連れにそう告げると「クッキーあるじゃん」というので「食べても大丈夫かな」と言うと「大丈夫だよ、私いっつも隠れて食べてたじゃない」というのでそれもそうだな、と思った。
連れ合いは去年の春まで十年ほど、年に1・2度原因不明の吐血や下血で入退院を繰り返した。そのたびにやれ内視鏡だ、やれ大腸検査だとアレコレ調べられたわけだが、結局その全てが「原因不明」であった。本当かよと思うが、今の医療って、そういうレベルらしい。人間の体って解らんことだらけなのだ、そして医学、体の仕組みに精通したベテランの先生ほどそうおっしゃることが多い。科学史上主義・唯物論者の皆様方は、人間が「生きていること」の不思議についてもっと謙虚に考えて、感謝すべきだろう。
もう我慢ならないので、先生には申し訳ないが、耐え切れない場合はこそこそ何かしら食べようと密かに決意する(笑)。その後3時半ころまで3人で談話室におり、病室に戻って洗濯物を持って帰ってもらう。
部屋に戻ってすぐ、速達郵便で届いていた仕事のデータを片付けてしまうが、データをftp(転送)する手段がない。うーむ困った。土曜日まで待って外出許可を貰うか…と思案するが、考えても解決策はなく、諦める。その後暇なのでまたまたパソコンでスパイダソリティアやりつつ、我慢できずに買ってきてもらったクッキーをバリバリ食う。アッという間に5枚も食ってしまい、それでも足らずに別なバタークッキーの方も2枚、ペットボトルの水と一緒にむさぼり食った。勢いがついてまだ食べたい、しかしさすがに胃を痛めるかもと思い、我慢。我慢するために(?)コーヒーキャンデーを舐めて一息。すると突然A先生が来て、危ないところであった。
さっきエレベータのところで話したのとほとんど同じ内容で、「土曜日の採血の様子を見ましょう」ということの確認。俺らとしてはもう検査のための内視鏡なら断るつもりでいるから、あとは採血で肝臓の数値が戻ってくれれば退院の目処がつくだろう。その後は買ってきてもらったステレオイヤホンで携帯プレイヤの音楽を聴きながらソリティア三昧。暇でしょうがないのだ。夕飯になると向かいのOさんの「姐さん(奥さん)」が来て、隣の老夫婦とあわせて二組の夫婦がべちゃくちゃと大声でしゃべりながら飯を食い始めた。しょうがないので俺はイヤホンで音楽をガンガンかけて何も聞こえない状態でひたすらやり過ごす。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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