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2007-10-09(Tue)

猫たちの骨を散骨

10月9日(火)
ジロー、そう太、マイケル、マル4匹のお骨がいつまでも家にあるのを二人とも気にしていた。なので近くの川に流そうと話していたのだが、おとついは俺の腹痛で挫折、昨日は雨ぽくて引き返すなどしていた。今日こそ行こうと、玄関に置いておいた骨を開けた紙袋を持ち、でかける。
高野川の亀の飛び石
歩いて高野川まで出て、高野橋の上手側から土手に下りるが、水流がどうも弱いのと、川原へは急な石垣の斜面になっており、水面まで近づけるところがない。そのまま土手を下流に向かって歩いてしばらく行くと、前に京都に住む人のブログで見たことのある、亀の飛び石のあるところへ出た。土手から川原まで階段が作ってあり、川を横断する形でコンクリートの飛び石が置いてある。たまたま一人渡っていく人がいたが、俺たちが川の真ん中へ到達する時は両岸から誰も来なかったので、紙袋の中の骨をざあっと川に空けた。

散骨した
骨は流れず、そして思った以上に大量にあり、飛び石と飛び石の間に三角州のようにわだかまってしまった。何だか川を汚してしまったようで申し訳ない気持ちになる。厳密には河川法違反かも知らんが、空き缶やビニール袋と違って骨は流れてやがて自然に還る。それにしても骨は10cmほどの川底に滞ったままで、しばらく手を合わせた後、「流れないね」と連れに話すが、「そのうち流れていくよ」というので、合掌し四匹の名を心の中で順番に呼び、ありがとう、成仏してまた会おうね、と話す。とっくにみんな成仏しているんだろうし、骨はモノであってそこに魂はいつまでもいない。こういうことは「こちら側の問題」なのだろうし、一つの区切りの儀式というべきものだろう。ともかく「こちら側」に居る者のためにこうした「儀式」はあるのだ。
連れ合いは持ってきた線香二本に火をつけ、足元の亀石に置いた。そのあたりで右岸から孫かひ孫と思しき幼児二人を連れた爺さんが飛び石づたいにこちらへ近づいてきたので、骨の場所から離れて通路をあける。何か言われるかと思ったが、子供らがキャッキャッと飛び石をあぶなかしく渡って行くのを落ちないようにサポートしつつ付いているようで、何も言われなかった。
それから反対側、右岸側へ飛び石づたいに連れの手を取って渡り、土手に上がったところにあったコンクリの椅子に腰掛けて、しばらく川を見ていた。見ているとけっこうな地元の人がここの「通路」を利用しているのが解った。若い女の子も、けっこうなお年寄りも、ホイホイとあるいはゆっくりと飛び石をつたって対岸へ渡って行く。それらを見た後、散歩でもしていくかと、右岸の土手をゆっくり出町柳方面へ歩く。
高野川岸
途中川には白鷺がいたり、水鳥がぷかぷか浮かんでいたりしてのどかな風景。気温も散歩にはちょうどいい、暑くもなく寒くもない秋ののどかな陽気。時折立ち止まって花を見たりしつつ、ゆっくり歩いて叡電の出町柳駅まで出た。河合橋の下から糺の森側へ階段を上がって地上に出た。2kmくらい歩いただろうか。都会のアスファルトの上と違い、土の上をゆっくり歩くと意外と疲れないものだ。




★ちなみに11月、同じ場所を確認したところ、骨は綺麗に流れてなくなっておりました。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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