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2007-12-14(Fri)

漫画家になりたい人へ ( 番外4の補) メジャーにおけるパクりの構図

痛いニュースノ∀「デスノート」に酷似(?)した漫画がサンデーで連載開始
YellowTearDropsさんより】


うちの向かいの喫茶店にサンデーが揃っているので「LOST BRAIN」読んでみました。
なんかこう…前記事で自分が書いた一連のことが虚しくなりますな。
商業誌というか、ドがつくクラスのメジャーなコミック誌において、人気を得た作品があれば、それに類したものが提供されるということは珍しいことではないと思う。思う、がしかし。露骨なまでの「パクり」というのはやらないのは言うまでもないことながら、柳の下の泥鰌を狙うことならよくあること。しかしなるべくなら読者にそれと気付かせぬようにやるものだ。
これまで読者の指摘などから言われてきたパクリの多くは、「絵」や「構図」が多かったはずだ。しかしモチーフやディテールが若干変わっただけで登場するキャラ(キャラクタではない)が同じだったり、物語の本質・中核が同じだったりする場合、これは何度も言っているように「その作家がその作品を描く必要があるのか?」という素朴な疑問が生じるだろう。
お前たちは、お前たちの頭の中以外のどこから、その物語を引っ張り出したのか? ということだ。
それにしても、常々「真似する側ではなく真似される側になれ」と若い子たちに訴えてきたことがホトホト虚しくなる。
漫画屋ではなく漫画家を目指せ。その結果漫画家と漫画屋の間で揺れ動きどう折り合いをつけていくかに皆、悩んでいく。本当のプロはそこら辺のバランスの取り方を心得ているし、うまい。じゃないと漫画でメシを食う=つまりプロ漫画家としてやっていくことは出来ないのだ。
だが、いくら原稿料と引き換えに編集者=版元から「言うことをきけ」「言う通りに描け」と言われるのが不可避の世界だとはいっても、人の作品を売れたからといって安易にパクるというのでは、そういった漫画家/漫画屋の間で煩悶するウンヌン以前の問題だ。百歩譲ってもそれはアマチュアのやることであり、プロがそれをやる・つまり「パクる」というのはすなわち人のものを「盗む」ということなのだ。
この作品(LOST BRAIN)には漫画屋さん=絵描きさんの他に原作者がついている。そして何より、もちろん担当編集者がいる。
しっかりしろよ。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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