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2008-05-10(Sat)

癌宣告から1000日

5月10日(土)
朝から雨。けっこう強く降っている。ここのところずっと夏のような陽気が続いていて、本当の夏はどうなるのかと恐れ慄いていたが、ここ数日は気温が下がり平年よりむしろ寒いくらいだ。この日も雨のせいもあって、肌寒いほど。朝はご飯を炊いてもらい、ピーマン炒めと目玉焼き、インスタント味噌汁に漬物類でモリモリ食べる。

実は今日で、癌告知と余命宣告を受けてから1000日が経過した。

無治療で普通にこうして生活をしていると、脾臓が限界まで腫脹していることを除けば、日常生活上もほとんど自分が癌を患っているという感覚がないほど、“慣れ”てしまっている。胆嚢摘出手術をしてからは、胆石発作を恐れて避けていた食べ物も遠慮なく食べられるようになったから、心配の種も一つ減った。だが決して消えないのが、やはり「自分は癌である」という事実だ。
日常、ガクンと病気が進行した初期の頃のように、息が切れたり目眩がするということも余りなくなった。たぶん、急激に体のいろいろな「力」が落ちていった時期は、その変化についていけなかったのだと思う。今では昔のようにスタスタと早足で街を歩き回ることもなくなった。連れ合いはその頃から「もうちょっとゆっくり歩いて」と文句を言っていたが、病気を得て今、ようやく連れの速度にあわせてそろそろとゆっくり街を歩いている。
病を得て、学んだことはたくさんあった、と実感している。

夜はタクシーで連れと北白川の「茶又」へ。スキヤキが食べたいというので、一人前だけにして、あとは馬刺し、てっぱいなどを頼んで飲む。スキヤキは関東と違い、まず肉を焼き、そこに割り下を入れて野菜を煮るという感じ。女将さんにやってもらうが、割り下はあっさりした味で、やっぱり関東風の砂糖醤油の甘い割り下が懐かしいね…と話す。スキヤキは一人前にしたのだが、サービスなのか、野菜が凄い量で、俺は腹いっぱいになってしまった。生ビールたった3杯でもう飲めず。…って3杯飲みゃ充分だろ! というツッコミが聞こえてきそうではあるが、連れ合いも俺がそんななので、冷酒1ヒレ酒2でやめて帰宅。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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