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2008-06-17(Tue)

京都ラーメン

6月17日(火)
朝は9時ころ二人とも起きる。とにかく昨夜は暑くて参った。シマが連れが寝ている足元に置いた毛布を畳んで作ってやった「ベッド」にいつも寝ているのが、夜中に連れが寝返りをうつと布団がバサ! とかぶったりするのが気に障るらしく、毛布から移動して俺の足元に来る。そうして俺の足を枕に丸くなって寝るのだが、いや可愛いんだけど、まるで湯たんぽのように暑い。しかもこの部屋は最上階にあるので、下の階の生活熱がだんだんに上へ来るのか、あるいは違う理由かは知らないけれども、このところずっとクーラーをつけないととても寝られないほどだ。
睡眠不足気味で迎えた朝は連れ合いが下鴨病院のMRIの予約時間が11時だというので、10時過ぎに支度をして半前に出て行った。今日も外は猛暑の感じである。俺は家で書き物をしていた。12時前に「終わった」とメールがあり、続いて電話で「お昼どうする?」というので、こちらも支度をして出ることにした。
外はやはり猛烈な暑さである。「梅雨入りしたと見られる」と気象庁がよくワカラナイ発表をしてから一週間以上経つと思うが、その間の日中まともな雨はほとんど降っていないと思う。そんな中高野の交差点で向こうから歩いてくる連れ合いと合流。連れは途中スーパーで見かけたら食べたくなったと、スイカの4分の1ほどのやつをぶら下げていた。
さて何を食うか、ここは東大路ラーメン街道の入り口だ。連れがいつも行列が出来ている「高安」は昼は意外と空いてるようだというので、向かうことにする。これだけ評判で、夜になるといつも大行列なんだから、ご近所だし一度はあそこでラーメンを食わずばなるまい。…そんなわけで東大路をてくてく歩くだけでもう汗が出てくるほどの暑さだ。交差点から高安に着いたころにはもう暑さですっかりげっそり。それでも幸い2〜3分並んだだけですぐ、店内の円形カウンタに座れた。
俺はチャーシュー麺、連れは中華そば。円形カウンタにはびっしり客が座っていて、周辺のテーブル席も満席。見るとトッピングに唐揚をつけている客や、ご飯ものをオーダーしている客も多い。ていうか京都って、何でラーメンだけじゃ満足せえへんのやろ? そうして5〜6分待たされて出て来たのは、やはりストレート麺のとんこつスープ系、いわゆる「京都ラーメン」であった。ただこってりそうに見えたがスープは意外と、思ったよりはあっさりしていた。油もほとんど浮いていない。メンマ、九条葱、柔らかいチャーシューと具はまあまあだ。麺に関しては俺たち関東から来た人間はどうしても卵麺のちぢれ麺が好きなので、京都で定番であるストレート麺には期待はしていなかったのだが、麺の味そのものはこれまでの京都で食べたストレート麺では一番おいしかった。
ただ、結論から言うと、いつも外から見ていたような行列に並んでまで食うほどのものではない、というところか。ラーメンという食い物は本当に個人の好き・嫌いが別れる食べ物だ。最近のラーメンはざっくりと醤油・味噌・塩と分けるだけではとても語れぬ複雑なものが多いし、ダシも具も麺も何も、話題店になればなるほど千差万別だ。従って味そのものも細分化され、結果それを好む人も細分化されているような気がする。んで、多少幅を持たせて「アレも好きだけどコッチも好き」となるわけだから、ラーメン通だのラーメン評論家だのに指南されるようなものではないのだ。だいたい連中の推薦で当たったことの方が少ないし。
さて食い終わって外へ出て、二人で「並んでまで食うほどのもんじゃないな」という感想で一致。それにしても今にして思えば、東京はその細分化されたありとあらゆるラーメンが食えたという意味ではレベルが高かったなあ、と話しつつ家に戻る。東京ではストレート麺が食いたければそれを出す店に行けばいいし、沖縄のソーキそばから北海道の味噌バター卵ラーメンまで、全国の味が楽しめた。京都では、あのシンプルな「中華そば」を出す店がほとんどない。和風ダシ・醤油・ちぢれ卵麺、具はチャーシューにネギとメンマ、そんな澄んだスープのシンプルなラーメンがこの上なく懐かしい。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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