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2008-11-11(Tue)

元気です

最近また更新が滞って申し訳ないです。
友人知人からは「大丈夫なのか」「元気なら元気であるということぐらい記せ」と指摘されて反省しきりの明け暮れです。
先日京大病院の診察へ行ってきたところ、一年ほど経過を見てきて、病気=癌の進行は極めて緩いということで、とうとう二ヶ月に一度でいい(ただしその間に異変があった場合はすぐ来い)ということになった。なので「次回は年明けの…」と言われてちょっと驚いた。そうか、また年を越せそうだな、と。
実はちょっと前から左手の小指に軽い痺れがあり、麻痺というほどではないのでほっといたのだが、気になると言ったら前回整形外科の受診を勧められた。整形では恐らく肘の、尺骨のあたりの神経をリンパ節が癌で腫れたために圧迫したのだろう、そのせいで軽く麻痺があるのだと言われた。
結果神経の発達を促す薬=要するにビタミン剤を処方され様子を見る、もし悪化するようなら手術で取るなりしましょうということになった。あれから二ヶ月ほど経ったが、指の痺れは相変わらず悪化もしていないし、だからといって治ってもいない。
人間の適応能力って凄いと思う。
脾臓が巨大化して左腹部全体を覆うようになり、内臓全般を圧迫しても、日常「慣れ」てしまう。今回の小指の痺れも、最初の頃はキーボードを打つ際に左手小指で打つキー…aとかをよく脱落させてアレレとなっていたが、最近はちゃんと力加減が解るようになった。コップを持つ際も、無意識で庇ってちゃんと落とさないようにしたりしている。
ただ「慣れた」からといって「治った」のではないことが辛いところだが。

そんなわけで「癌と生きる」ことも、自分には日常になってしまった。自分が白血病を患っている、というとだいたいの人はギョッとした顔をし、その後「お気の毒に」的な態度になる。いや実際間違いなく死が迫っているわけだからお気の毒だと自分でも思うのだが、お気の毒な状態も慢性化するとやはり慣れる。だからお気の毒が日常であり、お気の毒と思い続けていたらストレスで別の癌が出来るだろう。なので、なるべく忘れて平気でいるようにしている。
平気でいるようにしていると、平気なような気になってくる。しかし現実に自分の白血球数はたった1000〜1500程度しかなく、好中球数はその半分程度と考えると、物理的に免疫力が超高齢の爺さん程度だろうか。これから風邪の季節なので、慣れたとはいえ油断は禁物だと気を引き締めよう。
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コメント

大変遅くなって失礼しました

コメントが連続したもので、先のこちらへのお返事を失念しておりました、大変失礼いたしました。
>たきろん様
もう20年ですか、もちろん覚えております。クニャクニャしつつもタッチに勢いのある絵で、いいネタをかましてくれてましたよ。春菊さんのところの話はよく覚えてませんが(笑)。。。
>さむり様
自分が癌であると確定診断されて、よくドラマや何かだと自暴自棄になって暴れたり犯罪犯したり自殺したりって極端な反応をする人が描かれてますが、実際は淡々と粛々と「受け止める」しかないんだと思います。そして、その日まで「生き続ける」しかないんだと。
俺も、死ぬまで生き続けようと思っています。

病気と付き合うのって

お久しぶりです。

確かに、慣れとかそういうのがあるの、ありますね…。

まあ私の病気(C型肝炎)はまだ治せる余地があるので、白取さんの大変さを思えばどうってことないのでしょうけど…。

でもどんなに健康な人だろうがなんだろうが、生まれたからには全て死に向かっているのは確かなわけで…例えが悪いかも知れませんけど。

何はともあれ、どうぞご自愛ください。

お久しぶりです

白取さん、本当にお久しぶりですが覚えていらっしゃるでしょうか?

私は20年程前、内田春菊さんの事務所でお仕事とアシスタントをさせていただいていました。そして、ガロのなかで白取さんの担当されていた「4コマ」に第1回~4回まで投稿していたたきろんです。

当時は自分の信念もあまりなく、なんとなく東京に来てしまってその結果あっという間に実家に帰ってしまいました。そんな私でしたが、結婚を機に東京にまた来ているというのも不思議な話です。

久しぶりに、ふと思い出して白取さんのお名前をネットで検索してみたらこちらに来た次第です。今は京都にお住まいなのですね。20年たち、PC社会になり、こういう機会でメールさせていただけるのはとても嬉しく思います。

私の近況ですが、去年自宅で女児を出産し、専業主婦で家族3人で暮らしております。

白取さんのブログとは関係のないコメントですが、お許しください。毎日PCに向かう時間があまりないのですが、少しずつ過去の記事を読ませてただいています。

春菊さんのところでお仕事させていただいたことは、本当に短い間でしたが、私の人生の中では本当に出発点になり、いろんなことを考え、周りにとても迷惑をかけてしまいましたが今となっては感謝することばかりです。

白取さんにもあたたかい言葉をかけていただいたのですが、
世間知らずで未熟なあの時はついていけずただ帰るだけでした。でも、そのことがあったからこそ分かったことが沢山ありました。そのときは本当にお世話になり、ありがとうございました。

突然のメールで大変失礼かと思いますが、お許し下さい。
投稿ではないので読んでいただくだけで結構です。
寒い季節になりましたのでご自愛下さいませ。


たきろん
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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