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2009-05-22(Fri)

バラを買う

5/22(金)

夕べはニュースを見てから、夜はトム・ハンクス主演の『エアポート』をDVDで見て、やっぱりハートウォーミングな気分になった。顔が微笑みに変わっているのが解る。見終えると11時過ぎで、しばらく民放のニュースを見た後で寝室へ上がる。
しかしそれからが全然寝られず、いったん起きて薬もレンドルミンを2錠飲んだが睡魔は来ず。読んでいなかった雑誌に目を通したりして、結局再び寝室へ上がったのは2時。

今朝は目を覚ますと7時過ぎだった。外は松ヶ崎の山肌が霞がかったように見えるから、今日は雨だろう。うとうとを繰り返し、9時半過ぎにゆっくり起きる。毎朝のことを済ませ、事務的な手続きの書類が届き、郵便局へ書類を出す必要が出た。

書類や封筒を持って、外へ出たのは1時過ぎだったが、やはりポツポツと雨が降っていた。俺は傘をさしながら自転車に乗って歩道を走るという「歩行者に対する危険な暴走行為」がどうしても出来ないので、仕方なく歩いて郵便局へ向かった。
途中、三津子がよくシャンプーやカットに行っていた美容室の横を通った。俺たち夫婦が前を通る時は、いつも目が合うと笑顔で挨拶をしてくれたナイスガイの兄弟が、きっと俺が通るのに気が付くだろう。でもまだ、どうしても中の二人に目を合わせることが出来ない。連れの死はもう連絡はしてあるが、あの二人に笑顔で話をする余裕がまだない。悪いとは思うけれども、うつむいたままで黙って通り過ぎた。
郵便局は空いていて、いつも割合午後は混んでいるのにおかしいな、と思いつつまずポストに封書を投函。それから書類請求のための手数料に使う定額小為替が必要で、局員に「定額小為替は…」と聞くと「奥のゆうちょ銀行です」と言われて奥へ進む。そうか民営化で別会社か。
カウンタ前の女性係員に聞くと用紙をくれたので記入し、カウンタに出す。5、6分ほど待つと呼ばれて定額小為替と控えを受取り、支払いをして出る。
それからATM前で封筒を一枚もらって中に定額小為替を入れ、申請書類や返信用封筒などとクリップで留めて区役所あてのエクスパックに封をした。それをカウンタの大きなポストに入れると、ストンと裏側へ落ちるのが見えた。
郵便局を出るとけっこう雨が強まっていて、「パラパラ」が「さあさあ」くらいになっていた。道路を渡りスーパーへ行き、夕飯と明日の朝食でも買おうと食品売り場へ行く。


ピンクのバラ
カゴを持ってすぐ、生花コーナーが目に入った。
そういえば三津子に花を買って帰ったことなんかほとんどなかったな。でも実は、一人で外へ出たことがあると、花屋を見るたびに「これ綺麗だな」「可愛いな」と思うことがあった。うちに買って帰ろうかな、と思うこともたびたびあった。けれど花は人によって好き好きがあるし、鉢植えのやつは枯れるのを見るのが辛いので(東京時代は何をどう世話しても、皆ことごとく枯れた)買うのは夫婦二人で見た時だけにしていた。
花売り場へ近付くと、仏花の寂しいものが隅にあって、手前の方には綺麗な切り花が並んでいる。専門の花屋に比べればあまりパッとしない売り場だけど、そこにピンク色の綺麗な小さいバラの束を見つけた。
三津子、君に花を買うよ。
花が大好きだった君に、好き好きだの言わないで買ってあげれば良かったね。
花の日や誕生日でもないのに、純粋に花をあげようと買ったのは初めてという、俺はマヌケな男だ。

総菜、うちで切れた必要品などを少し補充して帰宅。
ポストを見ると、また数名の方からお手紙が届いていた。
ありがとうございます。
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コメント

続きです

先程は白取さんの名前を見付けて嬉しくて内容も読まずにコメントしてしまい、後から内容を読んで慌ててまた来ました。
やまだ紫さんは本は買った事はありませんでしたがいつもガロで読んでいたので亡くなられたと聞いて驚いています。名前を聞いてすぐ彼女の優しい絵が頭に浮かんで来ました。
奥様だったんですね。本当にご愁傷様です。作品が不当に扱われてしまってすごく残念です。
ちくま書房にすごく腹が立ちました。

お久し振りです。

お久し振りです。覚えていますか。鯖です。今は結婚して子供が二人います。
お体は大丈夫ですか?
最近突然思い立って4ガロ時代の作品のセルフカバーを中心にして何故かモバゲータウンで公開しています。
大体昔のは消化して最近は新作が増えてます。現在38話まで公開中です。
まれすけっていうニックネームで描いているので、もしモバを見れるようでしたら見に来てくれたら嬉しいです。

少しずつでも癒やしの方へ向かっているようで安心してます。

私の父は普段通りに仕事へ出かけ、その日の昼すぎには遺体となって帰って来た経緯があるので(高血圧が原因の突然死、らしいです。母が司法解剖を拒否したので詳しい死亡原因は判りませんが)その人の“匂い”と言う鮮烈な記憶が消えていく寂しさは判ります。





素敵なお花を買ってあげられたみたいで、きっと喜んでらっしゃいますよ。



京都でも新型インフルエンザが発症したらしいので、お体をおいといくださいませ。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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