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2009-06-03(Wed)

ひまわり

6月3日(水)

なので今朝は何と5時過ぎに目が醒めた。
外は曇りで、カラスが「ギャー、ギャー!」と鳴いている。いつものうるさい奴で、どうやら近くに巣があるらしい。カラスだって子があり生きている。
トイレへ行くので下に降りて、トイレから出てそのまま新聞を取りにマンションの1階まで降りて、戻る。もうそのまま起きようかとも思ったが、新聞を置いてまた二階へ上がり、部屋の中より外の方が涼しいだろうと、思い切って北側のベランダを全開にして網戸にした。猫二匹がすぐに飛んで来て、網戸の下で仲良く外をじっと見ている。本当はベランダに出してやりたいが、そこここが筒抜けになっているので、どこへ出歩くか解らない。なので網戸にして我慢させる。
そのままベッド脇の小さなテレビをつけてごろりとする。窓からは思ったより涼しい空気が入って来ず、送風機をつけたままにした。もう一度寝ようかとも思ったが、送風機を消して、6時半頃に下に降りて洗い物をしたり。

ブログにコメントがいくつかと、あと会ったことはないが知っている人からからメールが入っていた。
毎日、必ず誰かしら「元気ですか」「食べてますか」「寝られてますか」「ご自愛を」と心配していただくメールが入る。

身内からではなく、何年も会っていない知り合いや、顔も知らない人の方が多い。
本当に有り難いと思う。


朝は8時前に冷凍のご飯を温めて、中華丼の元をかけて食べた。するとまた猛烈に眠くなり、8時過ぎからソファで寝てしまった。途中何度も夢を見て、テレビの音は聞こえているのに目は閉じていて夢を見ているという、おかしな状態が続いた。昨日と同じだ。間違って飲んだあの薬のせいだとしたら、ずいぶん長く続くんだな、怖いなと思った。
結局そのまま10時過ぎまでソファの上で寝ていた。覚えている夢がいくつかある。
一つは大きな部屋がいくつもある家に住んでいて、兄貴が別の部屋に居る。しかし俺らはなるべく顔を合わせないように暮らしているようだ。こちらではテレビを見ていると星野監督の珍映像をやっていて、画面側を向きながら誰かと喋って歩いていたら車にぶつかって二人ともコケたところで爆笑。兄貴の方からも同じものを見ているらしく爆笑がシンクロする。
次のシーンはやはり星野がタクシーか何かに荷物を積もうと数人でタクシーの横で何かをしているが、タクシーがまだ星野が載っていないのに動き出してしまい、閉じたドアからはみ出たバッグの持ち手を握り慌ててタクシーの動きに合わせて動くが、結局無様にコケるという映像。これも思わず爆笑すると、別の部屋に居るらしい兄貴の方からも爆笑が聞こえる…みたいな夢。
別な夢には三津子が出て来た。といっても、普通にあの黄土色のオーバーオールを来て、いつものように俺に「じゃ、行ってくるからね」と普通に声をかけて学校へ行くという風情だった。俺はいつもそうだったように起き上がって玄関まで見送ろうとする…というところで醒めた。
他にもたくさん夢を見たが、よく覚えていないものの方が多い。何か示唆的なものでもなく、ただ朦朧とした間のレム睡眠の間に、脳の引き出しの中にあるシーンをあれこれくっつけて作った映像を見せられただけという感じだった。

その後は午後から仕事。夕方には終えたので、いろいろと面倒な手続きのための勉強をする。
それにしてもこれらの「やらなければいけないこと」が多すぎて、頭が混乱してくる。一つ一つ、それこそ悲しみと混乱のまっただ中にいる、その「当事者」である自分が、しかもたった一人で動かねばならないことが多すぎて嫌になる。長年連れ添った伴侶を失った人が、本当に後を追うという心境が良く理解できる。
かといって、後を追ってはいけないことも理解しているが。

司法書士や弁護士に相談のメールもした。けれどだいたいが「ここから先は有料で」になる。
とかく世の中は金、金、らしい。

その後、昼ご飯を食べ損ねたこともあって5時過ぎから晩飯の支度をはじめた。
といっても家にあるもので済ませようと、三津子には「先にやっててね」と声をかけ、ぐいのみに『花の舞』の新しいのを冷蔵庫から取り出して注ぐ。それからいつも温泉玉子ばかりだったので、今日は玉子豆腐にした。似たようなもので申し訳ないが、一品でも彼女が好きだったものをあげたい。でもさすがに飽きたかな…とも思う。でも俺の気持ちの問題だろうとも思う。
写真の両側に立てている花がちょっとしおれてきた。明日、スーパーへ行って買ってこよう。

それから夜は何もテレビ番組で見るものがないので、DVDの録画アルバムをめくり、いっそのことバカバカしい映画とかアクションもののがいいかと思い『レッド・ブル』を取り出した。プレイヤに入れてみると、読み込みはするものの、再生してすぐエラーでブロックノイズが出て止まる。まだDVDが何たるか良く理解していない頃に買ったディスクに録画したもので、○○製の安いディスクを使って録画したメディアだった。しょうがないのでそのままゴミ箱行きにした。

結局、夜も長いので国産ディスクに録画してあった『日本のいちばん長い日』を見始めた。三船俊郎(阿南陸相役)を始めとする役者陣の重厚な演技力、とりわけ若き日の黒沢年男の三白眼の狂気じみた熱演が、一件退屈そうな「ポツダム宣言受諾」にまつわる一日を追うというドキュメンタリ的な手法に迫力を与えている。これらの俳優をこの時代に揃えて撮ったという奇跡に感心すると共に、今の日本映画界ではもう絶対に制作できないだろうし、そもそも役者が揃わないな、と思った。
寝たのは11時前。
三津子にはひまわりが似合うな、と思った。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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