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2009-08-12(Wed)

百か日

8月12日(水)

夜は良く寝られた。
今朝は7時頃から目が醒めていたが、起きたのは8時過ぎ。
スカッと晴れたいい天気で、比叡山の山頂まで良く見えた。合掌。
下に降りると猫のゲロ跡が2カ所。トイレ・洗顔の後まずそれらの掃除。

その後は洗い物を軽くゆすいで食洗機にかけ、花の水を替えて活け直したりして、三津子に氷入りウーロン茶と冷たい水をおちょこに入れて、線香3本でお祈りをする。三津子に毎朝毎朝手を合わせ、写真を見ながら語りかける。涙が少し出る日もある。


もう、今日で百か日なのだ。

花を一通りしおれたのをとって活け換えて、今日は百か日だからあとで花を買って来よう…と思っていると、ドアフォンが鳴る。出ると
「お花の配達です」とのこと。
三津子、いや「やまだ紫」のアシスタントをしていただいたこともある、Nさんご夫妻からだった。
三津子に見せて「君は花が絶えないね、人徳たね…」と話しかける。「初盆に心ばかりですが」とカードが添えられてあった。ありがとうございます。

それから少しすると、今度は郵便局がポストに入らないからと、冊子小包を持って来てくれた。
先日ネットの古書店で青林堂版「しんきらり」の正と続があったので、注文しておいたもの。いわゆる「正」の方は綺麗ではないが、一応十数冊保存してある。けれど、「続」の方が実はたった一冊しかない。なので、2冊揃いで2000円+送料という価格は良心的だとも思い、発注したのだ。
さすがに二冊とも天地、小口(本文が露出している三カ所)は日焼けしているが、「続」の方はカバーがとても良い状態だった。うちで保存してあるものよりも遥かに綺麗だったので、そのままビニールに入れたままにしておく。
「正」は背の上部にテープの貼り跡のような茶色い汚れがあったが、カバーの汚れは基本的にPPがあればアルコール綿などで丁寧に拭き取ったりして、かなり改善されることを知っている。「続」の綺麗な状態のものが揃って、良かった。

それから11時過ぎに自転車で買い物に出かけた。
川端の大きなSCの方へ…と思ったが、この時点で陽射しがけっこう出て来たので、結局いつもの近いスーパーに裏から入る。
まず4階で洗剤の詰め替えなどを買って、食品売り場で今日明日のものを買う。
最後にピンクと黄色の「すかしユリ」を一本ずつ買って自転車にまたがるが、前籠に食品と花、ハンドルに洗剤類で、駐輪場に着く頃には汗だく。ほんの数分だというのに、いやはや京都は今日も暑い。
ポストから新聞を取り、部屋に戻って冷蔵庫に買って来たものを入れて、ユリを花瓶に活けた。本当はひまわりを買ってきてあげたかったのだけど、売っていなかった。
それから昼を食べて、すぐに仕事をする。

迎え火の灯籠
昼過ぎ、こないだネットからお盆用に注文してあった灯籠が届いたので、さっそく梱包をほどいてつけてみた。
ちょうちん型のはよくあるが、三角形で中に電球が入っているタイプにした。ほんのりと明るく優しい光。明日の迎え火までに間に合うか気をもんだが、ちゃんと発送してもらえて良かった。
それに今日は百か日だから、夜はこれを灯そう。

その後1時半ころだったか、隣のUさんが来週引越しされるというので、ご挨拶に来られた。三津子に花と、俺には缶ビールをいただいてしまった。玄関先で「寂しくなりますねえ」と少し立ち話。そのうちユキちゃんが出て来てお愛想をしたり、15分ほどお話をさせていただいた。
この部屋に入ると決めた一昨年の夏、決めてになったのは「2階」つまりメゾネットに上がって北側のベランダから見えた景色だった。真正面に送り火の一つ「法」の字が見えるという素晴らしい立地に、当初予定より少し予算オーバーだったのだが、決めることにした。
それ以前に見ていた部屋は紹介店が違っても結局重複していたり、あるいはもの凄く古かったり辺鄙なところだったりで、「ペット可」物件が賃貸ではいかに少ないかを思い知っていた。そこへこの部屋だったので…というような話をしたら、Uさんのところも全く同じだったという。
Uさんのご主人はお寺さんなので、これからはお寺の近くにあるマンションへ引っ越しされるそうだが、これでこの階は一番端の若夫婦一家と俺だけになってしまった。
俺たちが一昨年引越て来た時に、川端の大きなSCで夫婦で選んだタオルのつめあわせを持って「ご近所」にご挨拶をしたのは、両隣と真下の部屋の人たちだ。真下のご一家はアメリカへ転勤が決まって出られたし、もう一軒のお隣さんは何だか急に挨拶もないまま引っ越された。
これでUさんが引っ越されると、俺たちが引っ越してきた時の「ご近所さん」が全戸居なくなるということになる。こんなことってあるのだろうか。
真正面に見える妙法の「法」とは、人智の及ばぬ決まり。
俺もここをいずれ去るだろうが、その時は…。

ビールを冷蔵庫へ入れ、いただいた花をさっそく花瓶に活けた。
本当に花が絶えないひとだと思い、改めて写真に合掌する。
百か日
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コメント

もう、、、

京都もお盆ですね。
やまだ先生が亡くなられて百日ですか…。
うちは子供がいません。今妻が居なくなったらと考えたら、恐ろしいほど悲しくなります。
歳を経ても助け合い支え合う夫婦でいたいと思いました。
お二人のように。

京都の夏はいかがですか、迎え火の灯ろうも綺麗ですね。先生と共にゆっくり過ごされますように…。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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