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2009-08-16(Sun)

Gary Moore Live at Monsters of Rock DVD、神。

夕方、送り火まで時間があるのでAmazonから届いていたゲイリー・ムーアのモンシターズ・オブ・ロックでのライブDVDを見る。

ライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック [DVD]

ビクターエンタテインメント

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送り火の日には全くふさわしくないサウンドだが、四半世紀の思い入れのあるギタリストだから許して欲しい…。
高校生の時に最初に聞いた「CORRIDORS OF POWER」でブッ飛ばされたのを思い出す。あれは1982年だから17歳、バンドをやっていた頃で、LPを貸してくれたのはギターのSだったっけ。
1曲目の「Don't take me for a loser」から3曲目の「Wishing well」に至る間に、もう完全に打ちのめされた。
何だこのギタリスト! と卒倒しそうになった、マジで。
そこからThin Lizzyへ遡ったり、もちろんその後のブルースへの傾倒を見せた「STILL GOT THE BLUES」まで全部聴いた。

余談ながらゲイリーの親友、Thin Lizzyのフィルといえば俺たちの世代は「フィル・リノット」と発音していたし、そう記載されていた記憶があるが、それがいつの間にかあちこちで「ライノット」と表記されるようになって、もの凄い違和感を持ちつつ今に至っている。英語発音だから、しょせんカタカナでどう書こうが「間違っている」のは解るが、恐らく「ライノット」の方が元の発音に正しいのだろう…と勝手に納得していた、違和感のまま。
そうしたら、このDVDの特典映像でゲイリーは「リノット」とはっきり発音していた。何だ、アイルランド訛りでは「リノット」でいいんじゃないか、と何故だか安心した。

しかしもうとにかく、このDVDは「素晴らしい」の一語に尽きる。

90年代ゲイリーはブルースへどっぷりと浸かって行き、80年代の素晴らしい、メロディアスかつ超絶なギターサウンドのハードロック路線を大転換させた。彼のブルースは嫌いではないが(というより大好きだが)、何より「80年代のゲイリー・ムーア」に打ちのめされた体験がいまだに生々しく、ブルースを演るゲイリーをそれほど愛せずに今に至っていた。
何たって今でも「CORRIDORS OF POWER」を聴くとあの頃を思い出してゾクゾクするし、やっぱり「Out in the fields」や「Empty room」「Parisienne walkways」などの定番は何度聞いてもしびれるほど格好いい。
このDVDは2002年にゲイリーが結成したトリオ、「SCARS」のメンバーが翌年の「モンスターズ・オブ・ロック」UKツアーに参加したときのライブ映像。
その曲目が凄い。「Shapes of things」「 Wishing well」から始まって、何と懐かしいあの「ギター・イントロ」(当時聞いた人なら誰でもすぐ、「うわあ!」と言うだろう)からSCARS当時の新曲も入ったあと、「Don't believe a word」「Out in the fields」で締めるという涙ものの選曲だ。
そしてアンコールに出て来たゲイリーが弾いた曲は、何と「Parisienne walkways」!!!!。
チューニングというかサウンドチェックしている時のコードでもう「来るぞ」と思いつつ、あの名曲のイントロが始まった時は涙が出そうになった。
特典映像のインタビューでは「本当は『Empty room』もやりたかったけど、キーボードがいなかったからね」と言っていたが、見たかった! 何より、あの会場に居たら失禁していたかも知れん。

というわけでゲイリーの久しぶりの「ロック」する、もの凄いギタープレイの映像がてんこ盛り。「あの」ギターを「歌いながら」演奏するという信じられない光景。少し前に「ストラトキャスター・ライブ」での彼の映像も見たが、このDVDのように80年代の名曲を演ったわけではない。
はっきり言ってブ男で、声も美声ではない。中年になったら太ってしまって、まるで秋田犬かブルドッグのようなツラがまえだ。
それが、むちゃくちゃ格好いい。ルックスなんか関係ねえ、適当にギター弾いてんじゃねえぞコラ! というオッサンの圧倒的な技巧と歌心と魂のサウンドだ。
メインアクトがWhitesnakeだったせいか、子どもみたいな客も多かった中、そのオヤジ世代たちのノリノリの熱狂ぶりも見ていて面白い。だからもうちょっとライヴらしく、そういった客の歓声も入れ込んでも良かったんじゃないかと思ったくらいだが、とにかくこのDVD、音も素晴らしくいい。
実を言うと新品は5000円を超す値段で、いくら何でもちょっと高いよ…とずーーーーっと躊躇していたが、レンタルでは出ないし、中古で出たのを思い切って買って良かった。
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エメラルドアイルス

ゲイリーとストラトで検索してたらこちらが目に留まりました。80年代にゲイリーがアイルランドに凱旋したライヴがDVDにて再販されています「エメラルドアイルス」と言うタイトルです…CDとして音源になっていますがすごいライヴです。もしご存知でなかったら見てください!
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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