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2009-08-17(Mon)

『樹のうえで猫がみている』復刊打ち合わせ

8月17日(月)

今朝は8時半ころに目が醒めた。途中もちろん何度か目が醒めたが、その都度ちゃんとまた眠りに戻れた。眠れずに朦朧と疲れた状態で目覚めるか、ぐっすり寝たなごりで朦朧としているかだと、眠れる方がいいに決まっている。
今日もいい天気だ。

今日は誌画集『樹のうえで猫がみている』の復刊打ち合わせのため、思潮社さんからお二人が来られる予定。なので洗顔などをして、掃除機がけをし、ゴミ袋と畳んだ段ボールを下に出して戻り、次にクイックルワイパーで拭き掃除&ワックス掛け。効率的にてきぱきとこなし、昨日届いていたメールを見ると午後に来られるとのこと。
シャワーを浴びて、一息ついたら11時45分。お昼はおにぎりを2つ、ウーロン茶で食べてしまう。そうしてごろりとしていると、12時45分頃電話があり、担当の編集者Fさんが2時か2時15分頃までにはお伺いできると思います、ということになった。
Fさんは詩の版元さんゆえ「マンガの編集のことは良く知らないので、詳しい人間と一緒に伺います」ということだった。
外はギラつくほどの真夏の青空。昨日より数度高いという。


…5時45分。
約束のほぼ2時15分ちょうどにドアフォンが鳴り、思潮社の女性編集のFさんと、営業のOさんお二人が到着。お二人とも荷物が重そうだったので、まずソファに座って荷物を下ろしていただいて、名刺交換をする。
お土産までいただいて恐縮してしまう。昨日まで出しておいた灯籠がそのままだったので片付け、テーブルの写真と一緒に置いてある花を灯籠を置いていた台に移す。
テーブルを広くして、お二人に冷茶を出し、まず納戸から整理済の『樹のうえで猫がみている』の全原稿を出して、打ち合わせに入る。
これが筑摩版の方、これがCD-ROMで新たに収録したもの、これがその時描き下ろしたもの…と順番に説明していく。
Fさんはメモを取りながら、「原画を見てもいいですか?」と言われ、膝の上に乗せてめくりながら話を進める。

今回、判型はA5上製だと値段も高くなってしまうし、ちょっとでも多くの人に手にとってもらいやすいよう、並製にしましょうということになる。こちらは判型や編集方針には口を挟むつもりはないので、「文庫以外なら」と笑う。
それに思潮社さんの装幀はいつも素晴らしいので、本文レイアウトや装幀などもお任せします、とお伝えした。
また増補するなら、として短歌誌「コスモス」さんの連載があることを、テレビモニタにPC画面を出してリストを見ながら伝えるが、病気の時があって絵が不調な回もあるから、それは見ていただいて判断しましょう、ということにする。
それから世間話ぽく、たまたま昨日本棚から昔のインタビューが載った「広告批評」が出て来たことを告げて見せると、Fさんは一読して「これ、面白いですね、入れましょう!」ということになる。

その「広告批評」1985年3月号は「特集・女はなにを考えているか」という中で、島森路子さんが「聞き手」でインタビュー構成されたもの。見開きで写真がずらりと並ぶ目次を見たら、偶然「やまだ紫」と「井坂洋子」が並んでいたのでびっくり。他には林真理子など錚々たる顔ぶれだ。
「広告批評」自体はもう休刊して久しいので、島森さんご本人に了解が取れれば掲載は可能では、ということになった。
昨日の朝、起きてベッド脇に座ったら目の前の棚にあった「広告批評」。
四半世紀も前の汚れたバックナンバーで、まるで三津子が「これ入れたらどう?」と気付かせてくれたようなタイミングである。

あと、解説や帯などでご希望は、と聞かれたので、やはりここは親友の井坂洋子さんに新たに書いていただけるとありがたい、とお話をする。また、「ガロ」の特集号(93年2/3合併号)を見ていただくと、つげ義春先生のコメントを見て「これをもし載せられたらいいですね」という話にもなる。
その後世間話や業界の話などにもなったが、営業のOさんはキクチヒロノリさんと知り合いというのでビックリした。「読むドラッグ」と言われた単行本『げだつマン』は俺が担当させて貰ったというと、Oさんもビックリ。キクチさんが結婚し、そして離婚したと聞いてこちらがまたビックリ。意外なところで意外なつながりがありますねえ、と笑う。
Fさんは井坂さんが話されていた通り、しっかりした仕事をなさるという印象の方で、Oさんは「ガロ」系にも詳しく、けっこう共通の話題もあって楽しい打ち合わせになった。

4時過ぎ、Oさんはこれから大阪の書店に営業へ行くそうで、Fさんはこのまま帰られるという。お二人とも昨日来られたそうで、思いがけず送り火が見られて良かったです、と言っていた。
こちらは玄関で失礼させて頂き、打ち合わせは一段落。
原画と「広告批評」、「ガロ」の特集号などは併せて発送することにした。

とにかくまた一つ、三津子の仕事が一つ進んだ。
良かった良かった。
あとは大学の研究室の整理だ、まだまだやることが山積しているけど、頑張るよ。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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