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2009-08-30(Sun)

衆議院議員選挙

8月30日(日)

夕べはBS朝日で「男たちのYAMATO」をやっていたのを見てから寝るが、何とまあCMでここまで細切れにする事かと思った。民放で映画を見るのは今さらながらアカンわな、と思いつつ途中で寝る。
この映画、DVDで見た時に思ったが、戦艦大和の、この映画のために作ったという船首部分の実寸大セットはもの凄い迫力だ。その分(?)CG合成が下手なのが目立ったのと、重要なところの配役ミスが残念だ。物静かで「教養ある大尉」というのに長嶋一茂はないだろう。とても「演技」と呼べるものではない一本調子のセリフ廻しでズッこけたのを思い出した。
ただ、やはりマツケンこと松山ケンイチの演技は素晴らしいの一語。あの若さでこれだけ多彩な役柄を、それぞれの映画やドラマでキチンと演じ分けられるという才能は、近年希に見る逸材だと思う。
最近の邦画やテレビドラマは配役を見てほとんど失笑して見ないが、彼だけは別だ。他にも演技派と呼ばれる若手俳優はけっこういるそうだが、彼だけ他次元にいるほど、群を抜いていると思う。
それだけに、戦後生き残った彼=仲代達矢の回想と交互に展開していく最後の散骨シーンでフラッシュバックする、復員してからの戦友の母への息子の死の報告と謝罪、原爆の被害に逢っていた彼女との再会と「別れ」…というところをもっと丁寧に描いた方が良かったのではないか、と思う。
大和の巨大モデルを使っての戦闘シーンはさすがに迫力満点で、確かに日本の「戦争映画」では出色の出来ではあったと思うので、未見の人はレンタルなどで見てもいいだろう。
米軍の戦闘機の「いかにも」CG丸出し、精神的に水兵たちの支柱となるべき重要な役だった一茂の一本調子などが足を引っ張っていたのが残念ながら、マツケンの演技は見る価値がある。

ところで大和の生き残りの水兵さんの証言というのを、もうずいぶん前にドキュメンタリ映像で見たことがあるが、最後、大和がゆっくりと沈んで行く際は、これはタイタニックでも何でもそうだが、人々を一緒に海の底へ巻き込もうとする巨大な渦が起こり、そこから脱出するだけで間一髪、実際にそれで溺死した人もたくさん居たという。そういうクライマックスの「大和、轟沈す」部分ももっともっとそれこそタイタニックばりに丁寧に描いても良かったと思う。雑感。

寝たのは12時半ころ。明日はいよいよ投票だね、と三津子に話しかけ、次に目が醒めたら朝の7時前だった。
また、三津子の夢を見た。このところよく出てくれる。

夢の中で、まさしく寝室の自分が寝ているベッドの脇へ、起きようと思ってごろりと降りると、そこに、つまり俺のベッドの下に三津子が寝ていた。こちらに足を向けるようにちょっとだけ斜めになっていた。
俺は「うわあ、三津子!」と言って、思わずベッドの下から引き寄せて抱きしめて、髪をなでながらわあわあ泣いた。三津子は目をつむってじっとしていた。
俺は「こうやって、ちょっとずつ、俺が心配だから様子を見に来てくれてるんだね、ありがとうね」と言って泣きながら抱きしめ、そして髪をなでた。
いつも、毎朝手を合わせている時、写真の彼女の髪をそうするように髪をなでながらずっと抱いていた。

そして目が醒めたが、俺はもちろんベッドの上で普通に寝ていた。
しばらくそのまま、たった今見た夢について考えていた。
夢の中の自分はあれだけわんわん泣いていたのに、実際は少し涙がにじんでいる程度で、冷静だったのが不思議な感覚だった。
これは俺の願望、つまり「夢でもいいから逢いたい、抱きしめて髪を撫でたい」と寝る前にいつも思っている、その「脳」の記憶が見せたものか。夢とは科学的にはそういうことになるんだろう。でも、それでもいい。夢でいいから逢いたい、つまり「夢を見たい」と願ってそれが叶うのなら、結果的にはそれでいい。
それから少しして、8時過ぎに起きる。

外は晴れていて、それほど気温は高くないようだ、絶好の投票日和だ。
起きて朝のこと…トイレ洗顔、陰膳の片付け、食器やフライパンを洗い、猫に水とご飯、シマが来たのでソフトエサをあげ、三津子に水と氷入りのお茶を出して線香を立てて、いつものように話しかける。今日は「夢に出てきてくれてありがとう」と礼も言った。写真で微笑む彼女の髪を最後に指でそっと撫でる。
それからベランダに出て、バケツを取り水を汲んで苔玉や緑に水をやる。部屋に戻ると猫のトイレにウンコがいっぱいあったので、それも取る。
最近はコツを覚えたというか、猫トイレの一番上はメッシュになっていて、そこに消臭&吸尿の玉を敷き詰めてある。尿は直径2〜3mmの吸水玉に吸い取られるか、通過した場合はその下の引き出しに敷いてある吸水シートに吸われる。糞は通過せずメッシュの上に残るので、シャベルですくって、汚れた周辺の玉も少し取れば、下の吸水シートはけっこう厚めのものと薄手を2枚ずつ敷いているので、交換は4〜5日不要。ユキがトイレの手前に飛ばす尿が少なければ、一週間とは言わぬがけっこう長持ちすることが解った。

今日はこれから10時前に投票へ行き、買い物する予定。

9時半過ぎ、自転車で投票所のある中学校へ行く。中学校の隣にある公園ではリトルリーグか何かの試合をやっていて、親たちも多く観戦しているが、隣が投票所だからきっと投票は済ませたのだろう。
それを横目に西側の門から入り、投票所のある東側の入口に自転車を停め、ハガキを持って中に入る。
この段階ですでに続々と有権者が集まってきており、自転車やバイクもけっこうな数だ。車で来る人はいないようだが、天気もそう暑くはなくちょうどいいせいもあって、人の出は凄くいい。というより、こういう光景は初めてだ。
投票所の受付カウンタで、うちの町内はの番号が下がっているところへ並ぶ。俺の前にはおっちゃんが一人いるだけだったが、7、8人くらい並んでいる受付もある。ハガキを渡して名前と生年月日を確認し、奥へ進む。
まず小選挙区の投票用紙を受け取るが、何と投票する台が足りない。空き待ちで5、6人待ちの列。選挙権を得てからずっと、地方・国政全ての選挙に投票している(一度だけ棄権があったっけ?)が、こんなことは本当に初めてだ。
すぐに空いたので投票を済ませ、比例代表と最高裁判事の信任。最高裁判事ではバツをつけたい判決を出したのが数人いたのを覚えていたが、それをメモしてくるのを忘れたので、仕方なく無記入で投入。といってもどうせ確実に全員信任されるのは解っているが。

投票所を出て、自転車でスーパーで買い物をして戻る。
テレビは8時になるまでは、出口調査の結果などは民意を変えるおそれがあるため、発表できない。なのでどうでもいいような番組しかない。
しょうがないのでリビングのモニタにPC画面を出して、ネットを斜め読みして、本を読む。
そして6時頃から三津子にウーロン茶と酒、俺はビールを開け、ほうぼうの刺身と味噌、九条ネギ、しょうがなどで「なめろう」を作り、マグロブツでユッケ風、大根サラダで晩酌していると8時。
NHKがいきなり「民主300議席超える勢い」と発表。民放も次々と同様に自民の大敗、大物議員の落選の様子を伝えていった。
三津子に「見た? この結果、凄いねえ!」と話しかける。
それにしてもまあ色々と面白い一夜だった。12時半ころまで開票速報を堪能してから寝た。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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