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2009-09-19(Sat)

孤独の日々?

9月19日(土)

夕べは12時過ぎまでニュースを見て、12時半頃寝る。
薬のせいで最近は寝付きは凄くいい。灯りを消してしばらくすればもう眠りに堕ちる。今朝は目が醒めたら5時だった。それでも頑張って寝よう寝ようと意識的に試みると、薄くではあるが、途切れ途切れに何とか8時過ぎまでは寝られた。
不眠というのは本当に体に悪い、新たな病気の発端にもなりかねない。「薬を貰ってでも寝る」ということはやはり正しいと思う。

起きて朝のことを済ませ…と思ったら、シマがいきなりゲロを吐いた。猫エサの色じゃなく白っぽい胃液みたいなもの。お腹が空いたのかと思って見たら、明青の渡辺さんが持って来て下さった、三津子の種から育った水引の先っぽが混ざっていた。どうやら夜の間にかじったらしい。
始末をしてから朝のいつものことを済ませて、9時半過ぎに着替えて自転車に乗り、郵便局へ簡易書留を出しに行く。
途中のコンビニでガス代を払ったりして、帰りがけスーパーへ寄ろうとしたらまだ10時前、つまり開店前。
三津子に花を買いたかったのでしばらく立ってお年寄りなどに混ざって開店待ちをする。最近は病院以外は近所の買い物くらいしか外出しないので、腕時計も携帯も忘れて出ることが多い。従って時間も解らない。「あと何分」というのが解らないと、もの凄く長く感じるし開きそうな気配もないので、そのまま自転車で引き返し、コンビニで朝ご飯のおにぎりと弁当を買って帰宅。

その後はBSでMLBをつけつつ、仕事部屋で仕事。
今日は穏やかな秋晴れ。3時ころベランダに出ると、けっこう陽射しが強い。けれども渇いていて、肌に日があたるのが心地よく、暑いのだが体にいい感じさえした。北海道の短い夏の暑さ…湿度がほとんどなく、カラッとして肌に心地良い、あの暑さを思い出した。

バケツと2リットルペットボトルにたっぷり水を汲んで、苔玉をジャボッとバケツに泡が出なくなるまで漬けて、引き上げて吊してやる。ゆっくりくるくる廻りながら、下へタタターッと水がしたたり、それが物干し竿にあたって跳ね返るしぶきを見て、「マイナスイオン」という単語が浮かんだ。
他の緑にも水をやり、しばらくベランダの手すりに体を預け、太陽の陽射しを浴びる。ユキがいつの間にか出て来て、日溜まりで目を細めてじっとしている。
北大路通りは地図を手にした観光客らしい二人連れが立ち止まり、西・東と交互に頭を向けてきょろきょろしている。どうやら母親と娘という感じ。その横を叡電側からTシャツ一枚の外人カップルが通り過ぎ、反対の東からは買い物を終えた地元民の自転車が何台もすれ違う。
「散歩には一番いい季節になったねえ。」と声に出す。振り返るとソファで彼女が手鏡を出して、化粧をしていそうな気がする。「ねえ、あそこ行ってみない?」と言いながら。
ユキはそのまま日向ぼっこをさせておき、2階へ上がって窓を全開にして網戸にし、空気を入れ換える。シマは折り畳み椅子の上に敷いたクッションの上に座って外を見ていた。
ベランダに出て、もう枯れてしまった植木の鉢に水をやる。真夏にうっかり数日水を忘れていたら、水引がすっかり枯れてしまった。三津子が大事に育ててきた水引なのに…。種をとって、明青のおかあさんにあげたらあんなに元気に育ってくれたのに、その元を俺が枯らしてしまった。「ごめんな」と言いながらこぼれ種でもないかと、わずかな望みに水をやる。
いつの間にかユキが2階に上がってきており、じっと俺を見ていた。何だか責められているような気がした。

その後、夕方一休みで音楽を聴いていると、明青のおかあさんから電話があった。22日からの精華大の講師・院生展はどうしはるんですか、というので「何日とは決めてませんが、行くつもりです」と答える。
というのは、俺がそういう「場」へ行くのを躊躇しているのではと察してくれて、もし行くのであれば一緒にと思ったということだった。初日の22日はちょうどお店も休みだし、じゃあ一緒に行きましょうということにする。
いろいろ気を使ってというか、考えていただいて本当に有り難い。俺がグジグジと一人で行けずにいるかも知れないと考えてくれたのだろう。俺はこっそりというわけではないが、誰であるということ無しに、そっと見てそっと帰ってくるつもりだった。
でも明青の渡辺さんご夫妻と一緒なら、展覧会のあとご飯でも食べて、いい気晴らしになる。何せそういうことでもないと、買い物と家の往復だけで、当然一人で「個食」するのみだから。

その後は6時過ぎから弁当を食べてちょっとビールを飲み、夜はDVDでまた大戦ものを見る。こないだから「アンネの日記」「トラ!トラ!トラ!」「ドキュメント・硫黄島」とかそんなんばかり。戦争ものやSFなどある意味「浮世離れ」したものを観ていると、辛い一人の夜がいつの間にか過ぎていく。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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