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2009-10-16(Fri)

帯状疱疹

10月16日(金)

このところ調子が悪いなあ、と思っていたが、夕べは1時に寝て、朝方尿意で目が醒めてデジタル時計を見たら4:44。用を足して戻るが、どうにも右側の脇腹から腰のあたりが痛い。脾臓がうずいたり張ったりするのは解るが、これは何だ、押されて膵臓や腎臓あたりに痛みでも出ているのか。
ベッドに戻ってからもいろいろ悪い方向へ考えると目が冴えてくる。それでも傍らにはまた戻ってきたシマがすやすや寝ており、足元の椅子にはひとしきり暴れた後、大人しくユキが丸くなった。そのうち薄く寝られて、変な夢を見たりしたが何とか9時過ぎまで寝られる。

ところが起きてみると、右の脇腹から腰、足の付け根のあたりまでピリピリと痛い。内部からの鈍痛と感じていた痛みに加え、表面にも痛みが出ている。パンツをグイと下げると、そのこすれた程度の接触でも「ひ!」と声が出るほど痛みを感じる。
見てみると、1〜1.5mm程度の赤い斑点が背中側から右の脇腹にかけて2〜3cmの間にバラバラと出来ていて、足の付け根近くにも集団がある。

あ、帯状疱疹だ…。

すぐ解った。三津子が以前、肝臓の数値が悪く医師に「免疫力が落ちている」と言われた後、あれやこれやと働いて無理をしたときに、これが出来た。とても痛がっていたし、見てやると今の自分の疱疹と同じものが確か腰のあたりに出来ていたのを覚えている。
この病気は子どもの頃にかかった水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが、何らかの原因で再活性化することで起きると言われている。俺も水疱瘡ならもちろん子どもの頃にかかったし、治った=抗体が出来た。ただこのウイルスは体が作った抗体によって大人しく抑え込まれただけで、年月が経ち、再び牙をむくのだという。
このウイルスは神経節の奥でじっとしているが、主に老人など体力や免疫力が低下した人や、若い人でも「何らかの原因」つまり過労、疾患による免疫力低下、ストレスなど、あるいはそれらが複合して体の抵抗力が弱まったところで神経をつたって悪さをする。
近年、美智子皇后がこれを発症したのは記憶に新しい。
俺の場合はもちろん基礎疾患=白血病を持ち免疫力は風前の灯火状態だ。その上ここ数日ちょっと仕事で気が付いたらモニタの前に同じ姿勢で8時間、ということもあった。
さらにストレスということでいえば、人生最大のストレスつまり愛する連れあいを失ってまだ半年も経っていない。毎日、彼女を失ったという辛い現実を乗り越える努力を血の滲む思いで続けている。
なるほどウイルスの野郎も、暴れ出す環境充分というわけだったか。

朝のシャワーの時に患部を誤ってサッと触っただけで激痛。というかシャワーの湯があたるだけでも痛い。とにかく帯状疱疹だと自己診断ながら解ってしまえば、あとはとっとと退治するしかない。
髪を乾かし、着替えて11時過ぎに下のI内科へ行く。季節性のインフルエンザワクチンを打ちに来る人が多いらしく、俺の前にはおばちゃんが一人、ワクチン接種用の問診票に記入していた。後から若い男性も一人入って来て、「あのう、インフルエンザのワクチンは打って貰えるんでしょうか」と聞き、やはり問診票を渡されている。
俺は看護婦さんに「白取さんはいつもの続きですか?」と聞かれたので「いえ、帯状疱疹みたいで・・・」と言うと、いったん処置室で身長体重血圧を測ったうえ、疱疹も見てもらう。
それから待合室へ戻るとすぐ呼ばれて、I先生にこないだ京大病院で出た採血の結果をお見せすると、先生は
「ああ、好中球数も・・・もうギリギリですねえ」と深刻な表情。
確かこないだの結果ではWBCはたった1400で、好中球数は600台だ。500を切るようだと普通は何らかの「対処」が必要になると言われている。日常生活をするには本当にギリギリの数値。ウイルスも暴れだそうというものだ。

先生は患部を見て「ああ、出てますねえ・・・とにかく薬を出しますから、飲んでください」とのこと。経口薬で「バルトレックス」という薬剤があるのだが、「これけっこう高い薬なんですよー」と済まなそうにおっしゃるので、思わず「あの・・・いくらぐらいでしょうか?」と聞くと、点数で表示されているので「ええと、一回2錠が3回で一日分やから、一週間やと…2万ちょいですか」とのこと。
それを聞いて思わず「ひえぇ?」と目を丸くして看護婦さんと顔を見合わせたが、先生は「高いんですよ、でその3割ですから7千いくら、にはなりますね」とのこと。
あ、そうか3割負担だった…と自分で苦笑。
先生は「あとね、もし疱疹が破れたりするようだったら塗り薬も出しますから、そういう場合はすぐ電話ください。今けっこう熱のある患者さんも来られたりしてる場合もありますから、何時くらい、というのお伝えできますし、全然気にしなくていいですから」とのこと。
要するに俺の場合は免疫力が低い患者なので、感染リスクの高い待合室で待つより「自宅を待合室に」ということ。いろいろと細かい配慮をしていただいて、本当にありがたいです。というか、自分ちの下に内科医院があるということがこれほど心強いかと思うと、つくづくここで暮らしていて良かったと思う。
処方箋をいただき、御礼を言って診察室を出て、すぐに会計をしてもらう。何だか歩くのもちょっとしんどい、腰から下の右半身全体が鈍く痛い。そしてズボンのベルトがあたる部分に疱疹があるので、そこは鋭く痛い。

会計を終え、軽く右足をひきずるようなかたちで会計を終え、すぐマンションの隣にある調剤薬局へ。処方箋を出して「あの、この薬剤けっこう高いんですよね」と聞くと薬剤師の人が「あ、そうですねえ」と言うので「ちょっとお金おろしてきていいですか」と聞くと笑いながら「どうぞどうぞ」と言われる。
すぐ道路を渡ってコンビニでお金をおろし、ついでに朝用のジューシーハムサンドとコーヒー牛乳も買って戻る。ちょっと待つとすぐ薬の用意が出来ていて、支払い。一週間分で7460円! すごいぞバルトレックス。でも頑張ってウイルス野郎をバスターしてくれ!

薬を受け取ってそのまま部屋へ戻り、マスクを外してうがいをし、手を消毒してからサンドイッチを食べる。そしてすぐ薬を2錠飲んだ。
薬局の薬剤師さんは俺に薬を渡す際、「ヘルペスですか」と言われたので、腰を押さえつつ「はあ…」と言うと「なるべく動かないで、薬を飲んでゆっくり休んで下さいね」と言われた。
なので薬を飲んだあとはソファに転がって、新聞、買って来た週刊誌を読む。
というわけでこんな感じですいません。
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痛いです・・・

今日はじめてPCを立ち上げました。
ずっと横になってほとんど野球を見ていました。痛み止めが効いてるので、かろうじてキーボードが打てます。
とにかく痛くて家の中を歩くのもしんどいです。以上です、すんません。

だ、大丈夫ですか?
痛いんですよね、うちの伯母がなって、その後神経痛で悩まされています。
お大事に!!
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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