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2009-12-11(Fri)

自転車に注意

12月11日(金)

夕べは10時ころレンドルミンを、寝る直前の11時半にベンザリンを飲んだ。万全の準備で寝たので、朝6時までぐっすり寝られた。しかも昨日寝られなかったせいか、寝足りなくて9時近くまでうとうとして、ようやく起きた。
朝のことを済ませるが、気が付いたら10時半ころ。半端な時間だが薬を飲まねばならないので、コーヒーを淹れてバタートーストを食べる。
三津子の花がしおれてきたのが辛い。とにかく体が万全ではないのと、その上インフルエンザ、いや普通の風邪さえ怖い体なので、なるべく外へ行く回数を減らしたい。だけど冷蔵庫もそろそろ空になり、新鮮な野菜も食べたい。
外は雨だけど、意を決し2時ころに買い物へ行くことにする。
襟巻き、手袋、マスク、さらに耳まですっぽりの帽子で完全防備で外へ出た。完全防備のせいなのか、単に気温がそれほど低くないのか、あまり寒くない。

昔、体が健康だった頃、それこそ大酒を飲みタバコを煙突のように吸い、編集というストレスの多い仕事で不規則な生活を続けていた。元々がせっかちなために、外を一人で歩く時は東京の雑踏をスイスイと身を翻しつつ誰よりも早く歩いていた。
その頃、自分の前を若い男がゆっくりゆっくり歩いていた。邪魔だな、追い越そう…と思ったら、夏だというのにマスクをしていた。その時は単におかしな奴だなと思った。場所は池袋の東西をつなぐあの大きな地下道だったので、ひょっとしたら犯罪者や変質者かとさえチラっと思ったものだ。

思えば、あれは未来の俺の姿だったのかも知れない。
免疫力が低下し風邪をこじらせると肺炎など、悪化しやすい体なのかも知れなかった。
あるいは手術の後か、それとも神経痛などで、ゆっくりじゃないと歩けない体だったのかも知れない。
その後で、夫婦二人で歩いている時、自分では一人の時の数分の一にスピードを落として、連れ合いである三津子に配慮をしていた「つもり」でいた。それでも、彼女は「もうちょっとゆっくり歩いて」と言ったことが何度かある。
つくづく、人の痛みというのを他人が理解し、ましてや暖かく配慮するということは難しい。
いや、難しいことではなく簡単なことなのだが、気がそこへ自然に向くのは、身内が病気になったり、ごく近いところにそういう人が居ないとなかなか出来ない。
数年後に自分がそんな体になろうとは思わなかった。

京都の街に限ったことではないだろうが、雨だというのに歩道を傘をさして、自転車に乗りけっこうなスピードで走っている人がたくさんいる。とっさに身をかわす瞬発力、体力のない人にとっては、まさしく走る凶器、いや狂気だ。
そういえば先日、テンレンス・リーが路上を自転車で走っていて、男性と接触したことがきっかけで殴られ、眼窩底骨折という重症を負ったという。彼はサンジャポで「元傭兵」「危機管理アドバイザー」などとして売っていただけに、ネットでは祭となったそうだ。障害事件で男性は逮捕されたのは当然としても、そもそも歩道を自転車で走り、酔っていた男性=つまりとっさに身をかわすことの出来ない人に接触したという時点では明らかに自転車側に非があろう。(そこから先の話はまた別問題)
こんな例を出さずとも、自転車に乗りながら携帯をしていた女子高生が、女性に追突して重度の後遺障害を与えたという事件は記憶に新しい。事件にならない小さな被害は日本中で日常的に起こっていることだ。

自分の場合、もし左側から疾走してきた自転車に追突されたら、最悪の場合は脾臓破裂・出血多量で死ぬことになる。冗談や大げさな話をしているのではない。普通の人でも脾臓は破裂したり損傷した場合は摘出することが多い(縫えないから)。自分は骨盤まで達するほど巨大化したもので、たっぷりと血液を含んでいる。それが損傷を受けたらどうなるか、考えただけでも恐ろしい。
郵便局へ書留を出す用事もあったので、数百mとはいえ徒歩で歩いていると、「暴走傘自転車」とけっこうすれ違う。病人としては、ゆっくり歩きつつも、これじゃあ外を歩くことさえ命がけじゃないか、と苦笑。

郵便局のあと、大型スーパーへ行って買い物。
数日分の野菜や食材、最後に花を買ったらけっこうな金額が飛んだ。そしてけっこうな重さの荷物になった。
肉類は一人分の量をチマチマ買うと高くつくし手間なので、何パックか買うと安くなるのを買って、小分けして冷凍しておくのだ。なので無くなるとそれなりの量を買わねばならない。あと、大根ってけっこう重い(笑)。
それらをレジ袋の大きなの2つ満タン、それに花を持って傘をさすのはなかなかしんどい。しかも行き交う傘差し自転車にも注意しつつ。何度か持ち手を替えつつマンション前に戻ると、息が切れ腕がパンパンだ。情けないが、今の自分の体力、病気ではしょうがないこと。

戻ってきて荷物をしまって花を活け、買って来たブタばら肉の薄切りを数枚、きのこ鍋に投入。鍋の表面にフタのように並べて火を通し、アクを取ってからよそる。
う、うますぎる。
味噌仕立てのキノコ鍋は3日目で、ほどよく煮詰まりキノコの味がしっかり出た汁は絶品。イノシン酸のうま味がそこに加わると最強の味だ。思わずお代わりまでした。残りは今晩、雑炊にしておしまい。冬は鍋。一人でも鍋、いや夫婦で鍋。
仕事をしてブログで入院日記を更新(入院5日目)したあと、晩は今日買って来たカツオたたき、厚揚げ、しらすおろしで晩酌。
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コメント

たっちゃん・・・

>出版文化は書店そのものが破壊している
それ言っちゃおしまいですよ…。
いま全国にある書店さんで、
「昔の作品でも、うちはこれを今の読者に読ませたいんだ」
なーんて気概持ってる書店さんがどれくらいあるでしょうか?いいや、ありますまい。
皆無でしょう。
俺んちの近くに一乗寺駅から近い曼殊院道(まんしゅいんみち、と読む)にかの有名な恵文社一乗寺店があります。
ガロ時代に営業に来たこともある、芸術系の学生にも人気のあるいい書店です。
そこですら、やまだ紫の復刊の扱いは…。

あと大学漫研の不勉強さにも呆れました。
お前らそこら辺のガキと同じもん読んでて何がクリエイター志望だアホか、と。
バクマンの作者でさえ永島先生の「漫画家残酷物語」を読んでいる。
なのにオマエらが読まんでどうする?じゃ何か?永島先生の作品は旧くて、バクマンが新しいから優れてるのか?殺すぞ。
と、俺は思うのであります。

このマンガがすごい!2010

白取さんがTwitterで言われていた「このマンガがスゴイ!2010」ですが、某巨大掲示板ではもはやタイトルのあとに(笑)がつけられるレベルですね。いやものすごいディスられようですw。
もともと主観的なものなので、高所から「スゴイ」とか「読め」って言われたくないっていうのがありますし。

でその2ちゃん情報ですが、誰かが「すでに売れてる作品取り上げてどうする」「埋もれた名作を紹介しろ」的なことを発言していて、正論だと感心しました。
宝島社とはいえ(失礼)、もっと漫画を文化としてとらえ、「後世に伝える」「のこす」という意味でのオールタイムベストを、もっと重要視するべきですよね。毎年動かなくたって、いいんですし。
あと書店員のベストとか意味ないと思いました、売れ筋だからオリコンと同じです。
自分は昔の作品でも「コレを今の読者にぜひ読ませたい」って棚なり平台をつくるのが、書店員の気概ですよね。
出版文化は書店そのものが破壊していると思います。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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