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2009-12-24(Thu)

クリスマス・イブ

12月24日(木)

世間はクリスマス・イブ。
こちらは8時ころ起きて、色々と朝のこと、仕事の連絡などをキリキリやる。
どうも食欲がないのでしばらく仕事をするが、昼前に昨日の鍋の残りを雑炊にした。鍋というのはもつ鍋ベースにキャベツやもやし人参などの野菜にキノコ類、最後にニラを入れた味噌味ベースのもの。これの残りに火を入れてご飯と溶き卵、九条ネギを刻んだのを散らして作った。結構な量の雑炊が出来上がり、結局半分近く残すことになってしまう。
昼前に配達で今晩の簡単なオードブルとチキンの照り焼きが届いた。「夫婦」二人分。バカバカしいと思う人がいるかも知れないが、毎日毎晩、陰膳を作り「二人で」食べ、飲む。
午後はテレビを見て小休止をはさみつつ仕事。パソコンに向かい続けるだけの仕事がほとんどなので、時々もの凄く遠くに目の焦点を合わせたくなり、ベランダへ出て山や遠くの京都タワーを見たりするが、寒いのですぐやめる。
年末だが居職の自分にはあまり暦は関係ない。それでも一日で、5時以降はなるべく仕事をしないようにした。彼女が生前、大学は6時で終わり、家では5時で、遅くとも5時半には仕事を終わりにしてメリハリをつけようと言っていたし。
クリスマスイブ
晩はクリスマスイブなのでオードブルとチキンを並べて一杯。まあクリスマスであろうがなかろうが、いつも通り「夫婦で晩酌」タイムだ。
「酒が無ければもっと長生き出来る」という人もいるが、酒もなく、その分多少長生きするのもつまらない。

夜は10時半過ぎにげウさんのなめくじ長屋奇考録 「このマンガがひどい!2010」第四夜(最終回)の更新を見届けてしばらく笑っていた。げウさんはこちらからは何も頼んでいないのに、最後にやまだ紫の本へのリンクをつけてくれていた。ツイッターのダイレクトメッセージで「そちらのサイトのカラーもあるから無理しなくても」と送ったが、「ぜひ貼らせてください」とのことだった。
さんざんエロバカ劇画の対談をやったあとに、対極にあるかのような本が並ぶ。これもまた、俺たちのマンガという表現への愛情というものなので、ありがたくそのまま表示していただくことにする。
マンガに貴賤はないし、またマンガに限らずこうした「振幅」がどれだけ大きいか、それをどれだけ容認できるか、で何となく人の「度量」ってもんが決まるものだと、この年になるとよく解る。自分は少なくとも、マンガに関しての振幅はかなり大きいと思っているし、それはげウさんとて同じことだろう。

そういえば日中チキンが届いた時、三津子の写真に「今晩はクリスマスだし久々にヒレ酒を作ろうかね」と話しかけたことを思い出した。テーブルの上の写真に「ヒレ酒飲む?」と語りかけて何気なく時計を見たら11:11:11だった。語呂ではなく、これは「飲む!」ということだと了解して、真空パックのフグヒレの大きいのを2枚、ガスコンロでじっくり網焼き。
付け根の方に火をゆっくり通すように炙り、ヒレ側は最後の最後。じゃないとヒレはすぐ燃えてしまう。付け根に火が通ってくると、あのたまらなくいい匂いが漂ってくるので、頃合いを見てお酒を燗してアツアツにする。
俺が台所で料理をしたり、こうして火を使ってたりするのを、三津子はいつも嬉しそうに見ていた。知らない間にそっと写真を撮られていたものも、後で彼女の携帯メモリから見つかった。
「自分の酒のつまみくらい、サッと立って作れる男がカッコイイ」と言っていたけど、そんな気持ちで見てたのだろうか。ヒレ酒は俺の担当だったが、今コンロの前からソファを見ても、テレビを見て「あはは」と笑っている彼女の姿はもうない。
ヒレは最後に強火で表面を軽く焦がすように焼いたら、「ジュッ!」と音がするように燗酒に入れ、すぐフタをする。それを持って、陰膳の前に素早く持って行く。
こちらは何せ夕方からだらだら飲んでいると、夜中にはけっこうな量を飲んでいる。これは連れ合いのためのもの。
ヒレ酒
数分待ってフタの上部に指を充てると熱くなっていたら、飲み頃。フタを開けると、黄金色になった燗酒から素晴らしい芳香が立ち上ってくる。思わず「うはぁあーー!」と声が出る。
いつも二人で、外でも家でもこうしてヒレ酒の香りを嗅いでは声を出していたものだ。一口だけもらって、あとはゆっくり飲んでと声をかけ、12時ころには寝室へ。テレビで芸人たちの「美女裁判」をつけているうちに眠くなったので、そのまま寝る。
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コメント

お疲れ様!

3-4夜と後半ブレーキが壊れてからが楽しかったですね!
また長屋のコタツでチビチビやらせて下さい。

つか、そちらが夕べこの対談更新のせいで企画書がアレしてどうかならなかったか心配です。

マンガに貴賤なし!
「劇画ウるふ」創刊の時を待ってますよ。

Unknown

ありがとうございました!!
ラストはやたらロングトークになってしまいましたが、メチャクチャ盛り上がりましたね~

とりあえず今日からまたコツコツいきます。
「バカでも積み重ねると怖い」ってのを、また来年末「普通のマンガ好き」に見せつけてやるために!


あ、念のためもう一度言っておくならば、僕は「美和作品とやまだ紫作品は、同じくらい面白い」と思ってますから!!


では!!

ほんのちょっとだけ年下の友人より。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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