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2010-01-15(Fri)

忙しく、寒い。

1月15日(金)

このところぐっと冷える。朝7時ころ、ユキがベッドに上がってきて起こされた。何しろ耳が聞こえないので、ベッド上に来た気配で目を醒まし薄目をあけると「ニャーン!」と活字のような綺麗な「猫の鳴き声のお手本」みたいな大声を出すのではっきり目が醒める。
布団に入れろと言っているようなので、布団を上げてやると入って来てゴロゴロ言いながら丸くなった。こちらは眠りから醒めてしまったので、しばらく呆然としていたが、そうっと起こさないように体を横にスライドさせて、布団を抜け出す。何で猫に気を遣ってるのか自分。人に気を遣ってばかりいた、そうしてずっと生きて来たような気がする。職業病でもあるのか。持って生まれたもんか。いい加減、自分が病気になってもうやめたい。世の中で声高に「自分を見ろ」「もっと自分を評価しろ」と叫んでいる人達ほどとは言わないが、もうちょっと自己主張すべきか。
朝の些細なことをきっかけに、いつものルーティンの間自問自答をする。それほど大げさな問題じゃないのは解っているが、「そんな大層なことかよ(笑)」と突っ込んでくれた連れ合いがもういないので、堂々巡りになる。いつものことだ。

朝は食欲がなく、ヨーグルトだけ。仕事の続きにすぐにとりかかる。時々ネットで知り合った人がメールなどで「どういった仕事をされてるんですか」と聞いてくることがあるけど、「禁則事項です」(笑)。というかサイト構築から運営、つまり更新など、それに伴うデータベースや画像の更新その他もろもろ色々あるが、クライアントさんへの守秘義務があるので詳しく書けるはずもないのです。
このところ、とにかくそういったシノギ関連の仕事・作業が詰まっていてしんどい。連れ合いの復刊や特集に関するお手伝いならもちろんノーギャラでいくらでもやるし、そのことが生きるモチベーションでもあるのだけど、クライアント様には悪いが糊口を凌ぐための仕事は文字通りシノギでしかなく、しかもファイル変換や転送などの単純作業も多いので、精神的にはきつい、ここだけの話。

昼前にさすがに腹が減ったので、一昨日新型インフルワクチン接種の後に寄ったスーパーで買っておいたうどん玉を茹でて、レトルトのカレーうどんの元を暖めて食べる。カレーつゆそのものは悪くないが、入っている肉が缶詰に入ってるような食感で、これならいっそ無い方がいいと思う。
その後別件でどうしても簡易書留を出さねばならない用件が発生し、仕方なく郵便局へ出かける支度。着替えてゴミ袋を持ってエッチラと外へ出るが、天気はいいもののやはり寒い。もちろん手袋マフラー帽子マスクの完全防備。俺が警官なら間違いなく職質するであろうスタイルだ。

郵便局まで向かう道すがら、マスクから登る鼻息でメガネが曇る。信号が変わらないので無視して渡ろうとしたら自転車に衝突しそうになった。学生らしい若い子が急ブレーキをかけ、明らかに不機嫌そうな顔をして俺を見る、しかし俺は左右を確認して出たはず。なんとその子は対面からナナメ横断の上、車道を猛スピードで「逆走」してきたのであった。瞬時にそれが解ったので、「オマエなめとんのか」と目を向けると何も言わずに走り去った。
コンビニで「固定資産税」を払い込み、それから郵便局で何通かの郵便物と書留を出し、帰りはコンビニで週刊文春を買って戻る。
文春は…というかこのところ新聞も含めた活字メディアに元気がないな、という印象。速報性でネットにはもう全く太刀打ちできない旧来型の雑誌メディアは、じっくり腰を据えた取材ものやスクープに活路を見出すしかないだろうし、連載コラムや小説もその一つだろうが、今出ている週刊誌のコラムなど連載類の締め切りは12月だろう。ネットで毎日ニュースやそれこそ「実況」を見ている層にとっては、12月などもはや「昔」に過ぎない。話題も何となくとぼけた感じになっている。
その「感覚」はもう日刊の新聞にも感じるようになって久しい。紙面のほとんどの「ニュース」が、すでにネットで見たもので、ネタによってはさんざん意見も交わされたものである。さらに今この瞬間、最新の情報がもたらされる。ここらへん、「紙媒体」の存在意義というものを既存メディアはもっと真剣に考えて対処すべきだと思うが。
ネットのニュースにしても取材は既存メディアの新聞社や通信社が行って「配信」しているものがほとんどだ。カネや購読に結びつかないからといって、じゃあネットでの配信をやめるような偏狭な姿勢を取れば、それはメディアとしての存在価値を忘れられるだけの話で、長い目で見れば「自殺行為」となる。苦しいだろうと思うけれども、この流れは止まらないし、止まるわけもない。

誰かがもはやメディアは「マスメディア」からのトップダウンではなく、巷に溢れる個人も含めた「ボトムアップ」時代になったと言っていた。そんなん15年前に予測していた人はしていたし(俺もだ)、偉そうに高説を垂れたところで市井の一ブロガーに論破されることも当たり前になった。
マスメディアでの論説も、ネット上における一ユーザーの論説も、もはや「等価」であることに、他ならぬ「マスメディア」側にいるトップやその周辺のお歴々が、もし気付いていないのなら、そのマスメディアは死んで行くだろうし、死んでいい。
「週刊文春」で言うとホリケンさんの「ホリイのずんずん調査」や浅田次郎の荒唐無稽かも知れないが読まされてしまう小説「一刀斎夢録」など、ネットでは読めない独自のものがどれだけ多いか、で買われるのか拾い読みで済まされるのかが決まるのだろうな。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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