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2005-05-09(Mon)

雑記20050509 「特殊漫画大統領」とか

■ゴールデンウィークとやらももう明けたようで。自分はその間仕事仕事仕事、その合間に日本映画専門チャンネルで成瀬巳喜男監督作品三昧。50枚スピンドルのDVD−Rがどんどん無くなっていく。高峰秀子は本当に素晴らしい、今さらながら。

■JR西、ボロボロと不祥事というか不手際というか不細工な体質が連日報道されてますが、こないだTV(ブロードキャスター)で記者が非難するような口調で「被害者宅に紅白の水引でお見舞金を持っていった、非常識だ」みたいなコメントを言っていて、自分も思わず「そうだそうだ」と思ってしまったが、その後番組の最後で訂正があったそうだ。ああいう場合はむしろ不祝儀では失礼に当たるということで、考えてみればそりゃそうか。そんな常識を忘れるくらい、JR西は今何が出てきても「そりゃひでえ!」と思わせてくれる。

■いつもお世話になっているYellowTearDropsさんのヘッドラインで、根本敬さんが山田五郎のSTUDIO'58に出演したという記事を見た。[山田五郎のSTUDIO'58]-根本敬さん
根本さんは「ガロ」時代に本誌連載「タケオの世界」開始の頃から担当させていただいた、「特殊漫画大統領」。知る人ぞ知ると言うと自分的には違和感があるくらい、よく知っている漫画家さん。単行本も青林堂では「怪人無礼講ララバイ」「豚小屋発犬小屋往き」「定本ディープ・コリア」、限定版「お岩」などを担当させていただいたし、本誌での特集も何度も担当した。一緒に色々なところへ取材も行ったなあ。写真を拝見すると、やはり少しお疲れのご様子? 根本作品は「ガロ」時代の読者アンケートではいつも人気・不人気がはっきりと別れていて、「根本作品が載っているから買わない」「根本作品が載っているから買う」という、真っ二つに好き嫌いが別れていた。実はそういう作品こそが最も「面白い」。数百万単位の人が面白い! と同じく感動するものもいいだろうが、激しく憎悪される対極の感情・評価が同時に存在するって、素晴らしく面白いことだと思う。
絵の「好き嫌い」で言うと、担当時代からどちらかというと好きな絵柄ではなかった、正直に言うと。けれど毎月根本さんと連載について、あるいは根本さんの出会った特殊な人たちの逸話、根本「哲学」に触れることは楽しくて仕方がなかった。生み出される作品も、今の若い人は知らないだろうが昔の汲み取り便器の糞壷に首を突っ込んだようなもの、生ゴミをぶちまけて一つ一つの腐ったゴミを鼻先につまんで確認させられるようなもの、もっと言えば普段スカして隠したり気取ったりしている自分の醜い姿の隠し撮りを見せられるようなもの…などなど、単なる露悪趣味などではなく、ある種痛快に読ませてくれたのだった。もちろん単なる露悪趣味、汚らしいものや醜いものを面白がって見せるだけのものもあったのだけど、世の中こういうところもあるんだよ、こういうものもあるんだよ、目を逸らすな、見えないフリをするな、といわれているようだった。
ちなみに世間一般では不細工、醜いと片付けられるおっさんやオバハンたちの造作や油断顔などを「イイ顔」と定義し愛し(笑)、光をあてたのは根本さんだ。この「イイ顔」を理解できないと根本作品も理解できないと思う。この概念で言うとヨン様だのタッキーだのは最もつまらない顔の代表格となる(笑)。
根本作品を積極的に出版してゆけるのは、もう青林工藝舎くらいだろう。根本作品がかつての青林堂時代の部数で一定に売れ続けて評価され続けて行ってくれれば、世の中も捨てたもんじゃないだろうなあ。

■母の日だというので連れ合いの娘夫婦が孫娘(俺は義理のジジィということになるのだよ!!)を連れて、花とプレゼントを持ってきてくれた。車で近くへ出て、中華料理を回転テーブルで食べる。連れは先月末に退院してから食欲も旺盛で、ここ数日はずっと前に通販で買った室内ウォーキングマシーンを引っ張り出してキィキィ漕いだりしている。考えてみりゃ自分も血圧だの血糖値だのコレステロール値だのが気になる年齢ではある。月並みながら人間とにかく健康が一番です。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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