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2010-03-01(Mon)

ありがとうございます

思潮社さんからやまだ紫特集が掲載された現代詩手帖3月号が発売になり、Amazonに注文していた分が届く。
思潮社さんよりご送付いただいていた分は保存用として書棚に収めたので、近親者に送る分を注文しておいた。
それらをやはり贈呈分としてお送りいただいていた『「樹のうえで猫がみている」』と併せ、彼女のふたりの娘やごく近い身内へ送付する梱包をする。

普通著者(この場合は著者はもういないので、著作権者=俺ということになるが)分以外で送付先がある場合、版元の担当へそれを連絡してお願いをし、その分の書籍代と送料を印税から引くという手段を用いることも多い。
ただ今回もそれをせず、著者分はそのまま保存しておき、献本発送分はこちらで書店にオーダーし、発送手続きも行うことにする。
もちろんささやかながら、売上げに貢献するためだ。ぶっちゃけた話、「売れた」という成績が良くて困ることは何ひとつない。
言っておくが俺は彼女の素晴らしい作品を後世に伝えることを生き甲斐としており、それで稼ぐなどというゲスな考えは微塵も持っていない。
後世に伝えるにあたり、先の三作を復刊いただいた小学館クリエイティブさん、思潮社さんとは「品切れという状態をなるべく作らないで切れたら少部数でも再版して欲しい」、ということをお願いした。
思潮社さんの小田代表からは直筆のお手紙で「長く出版目録に刻みたい」とお返事をいただき、涙が出るほど嬉しかった(復刊打ち合わせと、新たな嬉しいしらせ)。
思潮社の担当・F女史には『樹のうえで猫がみている』の編集や構成ばかりでなく、「現代詩手帖」でのやまだ紫の追悼特集でも多大な尽力をいただいた。
改めて皆さんに感謝申し上げます。

「現代詩手帖」をご覧いただいた方から、早くもメールで感想をいただいた。
それらは全て「白取さんはお体のこともあるので、返信は結構です」という暖かいお気遣いが付記されていた。
自分は今のところこのブログとツイッターくらいでしか宣伝していない。ちなみにツイッターTLでの感想は現時点でゼロ。TLは流れていくもので、宣伝効果はほとんど無いことが解った。というより「なう」で起きていること以外への関心度の低さを理解しただけなわけであるが。それでもたった一通のDMでの反響、わずか数名の「支援つぶやき」があるだけで嬉しいし、有り難く思います。

詩の世界はマーケット的には大きいとは言えない。
比較して漫画は巨大だけど、実はその中は好みやジャンルで細分化されていて、このような作家の扱いは大きいとは口が裂けても言えない状態だ。ツイッターが流行と言われて1年ほど経ち体験もしたが、おしゃべりをリアルタイムで共有したり、「今」を共有することで何かを作っていくなどの「新しい楽しみ」や試みに利用できる部分はあるが、自分にとって「今」ではなくずっとずっと大切なことや思い、時代を超えて訴えたいものを知らしめたいという意味では「流れていく」タイムラインの効果はあまり無いと実体験で解った(というよりツイッターとは本来そういうものなのだし、そもそも自分は自分の生存を知らせるために始めたものだったのだっけ)。
そう、時間はリアルタイムでどうどうとタイムラインの滝のように流れ落ちて消えて行っていくものだというか。

現代詩手帖 2010年 03月号 [雑誌]

思潮社

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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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