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2010-06-17(Thu)

造影CT検査

夕べは11時過ぎに就寝、朝がた何度か目が覚めたものの、6時前まで寝られた。その後もうとうとしていて、6時過ぎに看護婦に起こされるまで寝ていた。すぐに洗顔などに行って戻る。ヒゲがぼーぼーに伸びていたので、剃ろうと思ってカミソリを探したらカラの袋だった。入院の用意など慣れたものだと思ってたら箱ティッシュは入れ忘れたし、カミソリも無くなっいたとは不覚。

テレビを見ていたらすぐに8時の朝食時間。今日は造影剤を入れてのCT撮影なので、昼食抜き。しかもCTはたぶん2時3時という話なので、かみしめて完食する。あったかいプレーンオムレツとブロッコリーにトマトケチャップ、パンにマーマレード、牛乳。ケチャップやジャム、ドレッシングは小袋で出るのだが、これらの「普通の濃さ」の味が実に有り難い。
その後日勤の看護婦が来て、ドレーンの様子を先輩看護婦さんと一緒に俺のチェストを見て勉強したり。先輩看護婦さんの様子だと、もう穴から空気が漏れてるという感じではなくなってきたというので、ちょっと安心。肺はちゃんと膨らんでるのはレントゲンで確かなわけだし、膨らんで形が保たれていれば穴は自然に塞がってはいくものだが、俺の場合は身体の再生能力が低いみたいだから時間がかからなければいいが。

その後体拭きのタオルを持って来てくれるというので、その前に下の売店へ行き、カミソリとご飯用の小分けふりかけパックを買って戻る。それから背中を拭いて貰ったあとは自分でその他を入念に拭いて、下着とパジャマを換える。感激したのは、何と大きなバケツにお湯を入れて持って来てくれたこと。こんなの初めてだ。少し熱めのお湯にはあせもを防ぐ薬が入っているとかいうことで、足湯のようにつけていると気持ちいいですよ、と言って置いてってくれた。さっそく両足をつけて座っていると、熱い湯が気持ち良い。しばらくほーっと放心したあと、買って来たカミソリで伸び放題だったヒゲを剃る。

足湯も終えてあちこちさっぱりして気持ちがいいわいと思っていたら、隣に入った男性患者のところへ家族がまた見舞いに来た。入ってきた日と昨日あたりまではおとなしかったものの、元気になってきたのか、この男性自体がコッテコテの関西弁(京都弁には聞こえないがどこかは解らない)で地声がバカデカいことが判明した。
そしてさらに輪をかけて嫁はんの声のデカいこと。声のデカいこと山のごとし。類は友を呼ぶわけで似たもの夫婦というか難聴同志なのか知らんが、これじゃあこの家族のご近所はさぞかし大変だろうと余計な心配をしてしまう。
とにかく二人ともひっきりなしに喋るので、思わず苦笑が出るほどの騒々しさだ。話す内容は当然筒抜けどころか丸聞こえではあるが、その内容の無さたるや…。従って単にうるさくて仕方がないだけなので、こちらのテレビの音を上げてみる。
が、この手のデカ声の「気がつかない人たち」というのはなぜか腹腔に響くような銅鑼声というか「音質が違う」ので、シャカシャカ系のテレビの音は全くの無力。ていうかテレビの音すら聞こえないし(笑)。だからといってデカ声夫婦の声をかき消すくらいにテレビの音を上げると、それはそれでうるさいという無間地獄。
来週には「本物の」個室が開くと昨日婦長さんが言ってきたので、それまで我慢するしかないだろうと思い、テレビを消し、粛々とヘッドフォンをPCに接続して音楽を聴く。

その後夕方3時5分のシャトルバスに乗るので車椅子・酸素付きで下へ降ろしてもらい、玄関脇で待つ。患者の搬送に立ち会う看護婦さんがすでに一人待っていて、受付の事務の人としきりに「暑い暑い」と愚痴を言い合っていた。今日は33度超えとか言う話で、確かに玄関の自動ドアが開閉するたびに、そういう気配のある外気が入ってくる。

シャトルバスが来て患者、車椅子を降ろすのと交替に車椅子ごと乗せて貰い、外来の正面玄関で降ろしてもらう。看護婦さんにCT受付から待合まで連れて行って貰い、待つように言われた。用紙を見ると俺の予約時間は3時45分となっており、時計を見ると3時20分。5〜6人の患者も待っていて、テレビを見ながらゆっくり待つ。

20分ほど経って、検査技師の看護婦さんに検査室へ車椅子を押してって貰い、検査台へ移動。胸腔から伸びるチューブと箱を倒さないようにしつつ、検査台に寝るのが厄介。箱=チェストを立てたまま両足に挟み、その体勢で撮影ということになる。左腕には静注用のルートが開けられ、一回位置確認の撮影テストの後、ルートから造影剤を入れて胸部CTの撮影。造影剤が入ると間もなく、あの「カーッ」と全身に酒がまわるような熱い感覚が走る。だいたいいつも一番熱いのは喉の奥と、なぜか金玉と肛門のあたりなのが不思議だ。

撮影はすぐに終わり、再び先ほどの待合室のテレビ前に戻り、また先ほどのテレビの前に安置されてしばらく待つ。次のシャトルバスは4時25分と聞いていたが、その時点で4時ちょっとだった。
15分ほどして助手さんが正面ではなく西側の出口へ連れてってくれ、間もなく到着したシャトルバスで病棟に戻った。この時玄関から出て車の脇でリフトの上下を待っている間、暑さが凄かったのを実感した。南西病棟に到着すると、一緒に乗ってきたおばあちゃんが運転手に、「帰りはどうしたらいいのか」ということをしきりに尋ねていた。
その間こちらはマイクロバス後部に車椅子を固定されたまま待っているわけだが、それとなく見ると、カートを押している80過ぎと思しき高齢のおばあちゃんで、入院中の息子に荷物を届けに来たという。間違って中央棟へ行き、バスに乗せてこちらへ送ってもらったらしいが、今日のシャトルバスはこれが再び折り返して向こうへ戻って終わりなので、後は自分で歩いて近くの路線バスに乗りに行くか、タクシーを呼ぶしかないだろう。この暑さの中、ご老体には気の毒だ、可哀想だなと思うが、今の俺にはどうしようも出来ない。

病棟の入口へ入ると4時40分だった。ちょうど5階の看護婦さんで俺の顔を覚えていた人がいたので、車椅子をエレベータに乗せ、5階まで連れてってもらう。
いったん病室まで押してってもらい、車椅子を降り、ゴロゴロの酸素ボンベにドレーンチェストをぶら下げ、すぐにそのまま今度は徒歩で1階の売店へ行く。造影剤の後は水分をよく取り排出させるようにと言われたので、水や茶の補給と、何しろ腹が減って仕方がないので何か食べるもの…と思ったがおにぎりやサンドイッチは全て売り切れており、しょうがないので「パイの実」を買った。
病室に戻ってこんなの食うの何年ぶりだよと思いつつ「パイの実」を2つ3つ食べるが、このままだと全部食ってしまうな、あと1時間ちょっとで夕飯だしと思い、食べるのをやめて茶を飲んだ。看護婦さんが様子を見に来て、ホッと一息ついたらちょうど5時だった。夕飯までは長い。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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