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2010-07-20(Tue)

副作用との戦い

7月20日(火) 入院37日目・手術15日目

昨日調子が悪かったので、10時にバクトラミンとレンドルミンを飲んで消灯。日中けっこう小刻みに寝た割にすうっと寝られた。
朝は5時に目が覚める。
案の定、起き抜けは胸のあたりがムカムカ、トイレから戻って歯磨きの時に嘔吐。何も出ないがその行為そのものがしんどい。ふらふらになった。
喀痰検査用の容器を貰っていたが、何度か出そうとするが血痰が出ない。それでも容器に出してフタを閉め、ベッドに戻ってしばらくしたら喉がごろごろ。ティッシュに吐くと血痰が出た。いわゆる「フレッシュな」血痰を提出したいが容器はもう無し。これで検査になるか不安(案の定、後に再度出すように言われた)。

6時、バクトラミン4錠服用。看護士が来て確認するが、その際「吐き気と倦怠感がある」と訴えて吐き気止めを出して貰って飲んだ。

その後は8時の朝食までただゴロリとベッドに横たわり何も出来ないで居る。

昨日の朝からの、突然の吐き気と倦怠感。変わったところはバクトラミンを飲み始めたという一点のみ。副作用で間違いないだろう。怠いのは肝機能障害かも知れないが、採血してみないと解らない。いずれにせよこれはキツい。昨日から何も出来ないし、する気も起きない。食事だけは多少は食べておかないと体力が落ちるので、吐き気止めを飲んででも、少量であっても無理に食べるようにしている。

8時の朝食のお粥は何とか7割くらい食べられた。他のおかずはほぼ手をつけられず、キウイ2切れのみ。
その後研修医のKさんが来たので様子を話し、吐き気止めを定時で出して貰えるようお願いした。しばらくして再びKさんが来て、上のI先生に聞いてみたところ、それは恐らく副作用で間違いないとのこと。なのでいったん服用をやめて、その後吐き気が無くなり回復すれば他のことが原因ではないと確定できる。というわけで看護婦さんがバクトラミンを引き上げていった。
「バクトラミンが使えなくてもこの肺炎の治療は出来ますから」と言ってくれたが、この薬の連続投与が一番効くというのはネットで調べてあるので、がっくり。

10時前にレントゲンに呼ばれたので1階へ。レントゲン撮影の台にあごを乗せたら気持ち悪くなって少しオエっとなる。その後売店でお茶とティッシュを買って戻るが、立ち歩くと気持ちが悪い。そういえば売店で買い物したら合計金額が777円だった。どうでもいいけど。
その後は横になってじっとしていたら、看護婦のOさんが「やっぱり採血をすることになりました」と言って試験管4本。午前の検査に間に合うように急いで持ってって貰う。
11時に吐き気止めを飲んで、12時までぐったりしていると昼食を持って来てくれる。「食べられそうですか?」というので「吐き気止めを飲んだので、頑張ってみます」と答える。「今日はハンバーグですよ」というので「あ、いくら何でもそりゃ無理だわ」と思ったのに、いざ食べようとしてみるとドミグラスソースが意外とおいしく、ハンバーグと付け合わせのいんげん、じゃがいもを全部食べてしまった。吐き気止めのおかげか。あとはひじきなどでおかゆを8分くらい食べて、ちょっと元気が出た。

その後もベッドで転がっていると、12時半ころ「明青」の渡辺さんご夫妻が来てくださった。郵便物だけでなく「買い物も大変やろうから」と、家に買い置きしてあったペットボトルのコーヒー飲料や紅茶まで持って来ていただいた。入院前に頼んでおいた郵便物の不在通知があったりして、もう本当に助かります、ありがとうございます、としか言えない。

お二人はこちらの状況というか容態をご存知なので(このブログは容態を気にかけてくれている身内への報告の意味も兼ねている)、「一番辛いのは本人なんやからねえ」「もうしゃあないやん、じたばたするなよ〜♪や」と言って元気づけて下さる。立って見送りにと思ったらお二人とも「いやいや、そのまま寝といて! じゃあまた」と言って制してお帰りになるのを頭を下げて見送った。

午後はどうにも調子が悪く、吐き気はないもののもやーっとした不快感でただベッドに転がっていた。時折ネットを見たりするが長続きしない。半身起こしてるのも怠い。
4時過ぎに軽くうとうとしていると、N先生が研修医のKさんを伴って抜糸に来た。ドレーン挿管部を縫合してあるのは3針。この縫い目を引っ張り上げて、チョキンと切って糸を引き抜く。Kさんは初めてのようで、N先生が見本を示して残りを無事抜糸。念のため消毒してシートを貼って完了。
その後はベッドで大人しく寝ていた。

6時夕食時は吐き気もなく、吐き気止めを飲まずとも食欲が復活した。やはり吐き気はバクトラミンの副作用だということが解った。
おかゆとサバの味噌煮を食べていると、N先生が来て、検査の方と連絡を取ったところ、完全に確定はできないものの、ほぼ100%ニューモシスチスで間違いないという見解だったそうだ。と、いうことは…。
「副作用はちょっと大変ですが、やはりこれはちゃんと治療をした方がいいと思うんですよ。なので…」
「薬、復活ですか」
「そうですね…」
しかしもう敵ははっきりしたし多少の副作用は覚悟してやっつけるしかあるまい。今晩からまたバクトラミンの服用再開となった。ただし時間は食前だと吐き気で食事が摂れなくなる場合を考慮して、食後にずらし、厳密に8時間おきというのを遵守せずとも、1日に規定量を飲むという方を優先したいと。

正直副作用はしんどい。あのもやもやとした嘔吐感が常にある、何もやる気がおきない状態。明日からまた副作用で食べられるか解らないので、夕飯は頑張ってほぼ完食。
直後看護婦さんが一度引き上げたバクトラミンの袋を持って来たので、きっちり8時間おきでなくても、食事が摂れることを優先させるスパンを熟考。
結果朝8時朝食後、18時夕食後、24時就寝時という変則的なスパンに決めた。
朝、空っぽの胃にデカい錠剤4つ(とその他の常用薬)放り込めば、たいがい吐き気を催すだろうなということで食前に吐き気止め、食事、食後にバクトラミンという方法で副作用に対処しよう。
そんなわけで6時過ぎの夕食後だったのですぐに服用再開。もちろん吐き気止めも同時に飲む。たくさん夕飯を食べたあとだったのでどうかな、と思ったが幸い吐き気止めが効いてくれているようだ。

ところで今朝の採血の結果を午後にプリントして貰ったところによれば、肝機能は全く問題ないレベル。つまり薬による肝機能障害は出ていない。倦怠感は気のせいか、違う原因か。手術前には6.0まで上がっていたCRP(炎症反応)も術後は順調に0.9まで下がってきている。肺炎の薬が効いてきてるのか。
少し気になるのは、血小板数がここしばらく10万を常に超えるレベルに増えているのと、白血球がこれまでずっと1200〜1700くらいだったのに、このところ常時2000を超えているということ。
これが「正常値」を超えてどんどん増えていくようだと、いよいよ白血病の進行ということになる。癌に冒された造血幹細胞がハンパな血球を量産し出すのだ。ちゃんと働いてくれる血を作ってくれれば白血球数や血小板数が若干増えるのはむしろありがたいわけだが、この病気はそううまくはいかない。
まずは肺炎治療が最優先。
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シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

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