--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-07-25(Sun)

日にち薬

7月25日(日) 入院42日目★手術20日目

ゆうべはメンチカツの油で気持ち悪くなるという情けないことになったが、8時前になってようやく少し楽になったので、この記録を元にブログを更新(…といっても整形するだけで、気持ちが悪いのが少し治ってから追加)した。
実はその間にまた気持ち悪くなった。
入院中に使用しているのはUMPCで、A5サイズのもの。非力だけどネットとメールが出来て、エクセルやワードなどを入れて作業が出来れば最低限仕事に穴があかないようにしてあるもの。これの画面が細かい。気持ちの悪い時に見ると目眩に似た感覚に陥る。
更新したらさっさとスタンバイにして、またぐったり。

その後小一時間ほどでようやく落ち着いてきたが、まったく何もしなかった。ただじっと仰向けにベッド上に居るだけ。最近は10時半〜11時くらいに導眠剤を飲み、いざ消灯して寝ようとすると色々な考え、思いがぐるぐると頭の中を行き交ってしばらく悶々としてしまう。
寝られたのは12時前後だったか。

朝は4時ころクーラーが寒くて目が覚めた。リモコンを持って1℃設定温度を上げて、再び寝る。それから1時間ほどしてまた寒くて目が覚めた。よくよく見ると1℃下がっていたので、慌てて2℃上げる。この病室にもすっかり慣れているはずなのに、リモコンのボタン配置までは憶えていなかった。

その後少しだけ寝ようとしたがもう目が覚めてしまったので、起きて洗顔など済ませる。今朝も薬のおかげで胃酸過多はないようだ。したがって吐き気も小さい。げええと毎朝やらずに済む=食事が摂れるのは、今の自分にはとても有り難い。
ベッドに戻ってからしばらくすると血痰。少し赤も混じっていたがほとんどが茶色の古い血が出てきたもの。寝ている間に溜まったものが起きたら上がって来るのか、痰は朝の寝起きが一番多い。「体を動かすと出ますよ」と外科でも内科でもよく言われるけど、本当だ。もっと自由に動いたり歩ければいいんだけど。

外は綺麗な青空、そして朝から蝉時雨。
テレビをつけてごろりとして眺める。夕べ更新時にPCの画面を見ていて気持ち悪くなったことを思い出し、この朝のゾーンは念のため見ないでおこうと思った次第。
MBS「カラダのキモチ」は「膵臓」。

膵臓は連れ合いのさまざまな病気に苦しむことになったきっかけの臓器で、胃の裏側に細長くあり、炎症を起こすと体を折り曲げて激しく痛がる。連れ合いもそうだったように、胃痛や胃炎と誤診されることもある。この上膵炎なんかになったら地獄だなーと思いつつ見る。

番組ではごはん=炭水化物、牛肉=タンパク質、脂身=脂質で「消化液対決」。三大栄養素の消化酵素を含む膵液の圧倒的勝利であった。
膵液の自己消化は恐ろしく、番組でも紹介していたが膵炎になるとそれはそれはひどい激痛を伴うというが、連れも最後はモルヒネすら効かなかったのを思い出す。思えばあの誤診が全ての始まりだったな、と思い出した。

その後は「がっちりマンデー」「サンデーモーニング」をだらだらと眺める。
その間8時前の朝食はパックの牛乳以外ほぼ完食。牛乳は単に毎朝飲んでいると飽きてきただけで、代わりに(?)買ってあったグレープ100%のジュースを飲んだ。
昨日油モノで気持ちが悪くなったこともあり、ひょっとしたら来るかな…と思っていたが普通にご飯が食べられて、ホッとする。こんなことでホッとするとは。

その後シャワーを浴びる。風呂の鏡で改めて見ると、半年ほど前に比べるとかなり肉が落ちた。贅肉が落ちたことで引き締まったと前向きに考えよう…。ただ筋肉も衰えているのでリハビリが必要だが。

昼はチンジャオロースー。ちょっと味見をして醤油を少し足してしまいましたすんません! チンジャオは時々自分で作るほど好きだったので、完食。何しろご飯を食べないと点滴されてしまうので(そう言われている)、吐き気さえ無くなれば無問題。
食後は少し膨満感があり、テレビ画面をぼーっと眺める。せっかく食べたものも身になってくれないと…と思っているうちにウトウトしてしまい、ハッとしたところで「気胸の先輩」看護士が食後の薬チェックに来て、慌てて飲んだ。

その後は本当に寝てしまった。日曜は検査もないし人も少なく、定時のバイタルや薬チェックくらい。しかも昨日の一瞬の雷雨が無かったかのような青空に白い雲。テレビも消して眺めていると眠くなる。

今日はツイッターで急性骨髄性白血病で入院治療中の方に励まされた。絶対に家に戻る! という自転車好きの方で、非常にポジティブなポストが多い。なるほどなあ、マイナス思考は一番いけない。前向きに、前向きに。お互い頑張りましょう。

2時くらいまで寝たり醒めたりで、夜寝られなくなると思いPCで音楽を聴きながら目を閉じているとノックの音。コンッ、コンッ。という強めの「これぞノック」という几帳面な音。いつもメモ帳に患者の言ったことをメモしながら問診をする研修医Kさんの几帳面さが出ている。変わったことはないかということと、呼吸音、ドレーン痕のチェック。

朝もそうだが、ベッドに長く寝ていた後の寝起きには血痰が上がってくる。半身を起こしたらとたんに喉がごろごろ言い出したのには参った。1回ではたいてい治まらず7〜8回は咳き込み痰を切るので、その都度右肺がズキンと痛み、消耗。この「ワンクール」が今日は4時頃から長く続き、廊下を通った看護婦さんが「大丈夫ですか?」と入ってきたほど。
汚い表現だけど本当は「ガァー〜ッ、ペッ!!」と勢い良く出したいが、肺に穴が開きそうで怖い。何度も咳き込む要領でちょっとずつ出す感じ。何で肺に穴が開くことをこれほど恐れなけりゃならんかね。

夜担当の看護婦さんが様子を見に来た時にはほぼ治まっていた。40分くらいの間ずっとそんな感じだったので体力を消耗。それでもお茶がないのでエレベータで1階へ下りて自販機で何本かペットボトルを買って戻った。あまり立ち歩かないから足が萎えないか気になる。ベッドの上で縁を使って屈伸したり、痛くない範囲で気をつけよう。

昨日の昼から便通がないので、下腹が張って苦しい。夕飯は6割ほどでもう一杯。
その後薬チェックに来た看護婦さんと「吐き気が治まったら便秘で苦しいとか、なかなかうまく行きませんねえ」と話す。本当に調子がいいのは一瞬だった。このまま夜まで出ないようなら、腸の音を聞いた上で下剤を出して貰うことにした。
これも原因は脾臓が腫れて臓器を圧迫しているから…もあるが、やはり歩かないからということも大きいと思う。ベッドから降りて立ってあちこち歩き回ればいいのは解っているんだけど、病棟の短い廊下をうろうろするのも何だし、外は猛暑だ。そもそも立ち歩くと咳と痰が出るので難しい。結局寝てるしかないという状況に変わりなし。

実際投薬治療されているけど、日にち薬で薄皮を剥ぐように少〜しずつ快方へは向かっていると思う。いや向かっている。

8時過ぎ、若干楽になった感じがしたので日記を一気に更新。今日もこんな感じで申し訳ないです。「明青」さんはじめ皆さんに感謝。
普通に息が出来る、深呼吸もくしゃみも思い切り躊躇なく出来るとか、吐き気もなく食事が摂れるとか、食べたら普通に出るモノが出るとか、両手をいっぱいに広げて伸びをするとか、要するに「普通のこと」が出来なくなったり、重なると常にモヤモヤした感じ。
基礎疾患の白血病は気力で進行を抑えこんどいて、まずこの状態を何とかしたい。治りたい。治る。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

広告
アフィリエイト・SEO対策
検索フォーム
プロフィール

シラトリチカオ

Author:シラトリチカオ
白取千夏雄/編集者。1965年函館市宝来町生まれ。元青林堂「ガロ」副編集長、97年よりフリー編集者・ライター・Web構築・管理他なんでも屋と、専門学校・大学講師など。
2005年夏、白血病告知・余命宣告を受けるが「慢性リンパ性白血病」に近いタイプと判明、無治療・対処療法、2014年より抗癌剤治療、巨脾へ放射線など治療開始。2015年夏左上眼瞼にメルケル細胞癌発症、眼瞼切除、再建手術、16年にかけて放射線も耳下腺に転移、郭清術、放射線治療中に再発、左眼球ごと摘出・皮膚移植。転移再発治療中ながらまだ生涯一編集者として生息中。
二十余年の東京在住ののち、07年から京都在住。09年5月、愛妻=漫画家・やまだ紫を脳出血で失った。
やまだ紫クロニクル

シンプルアーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。